2009年 04月 11日
大麻を吸うのは悪いのか?
現役大学生が大麻所持で捕まるニュースが相次いでいる。
これだけ報道がされるなか、
大麻汚染に歯止めがかからない大きな理由は、

「タバコや酒が合法なのに、なぜ大麻が違法なのか?」
「心身にたいした影響はないんじゃないのか」

ということが根底にあるからではないか。

大麻の危険は何か。
いろいろ調べたところ、下記の4つが主なものと思われる。
1:依存中毒性
2:精神不安増大、パニック、恐怖、幻覚妄想など
3:心拍数増加、喉頭炎、慢性気管支炎、免疫力低下など
4:覚せい剤など他の薬物へのきっかけになる

さてここで不思議に思うのは、
1の依存・中毒性である。
タバコや酒だってかなりの依存性・中毒性がある。
場合によっては大麻の比ではなく、
たとえばアルコール依存症になれば、
精神・肉体ともに重大な悪影響があるはず。

タバコの肉体への危険性は言うに及ばず、
ましてや吸った本人だけでなく、
周囲の健康にも悪影響を及ぼす。
なのになぜタバコや酒が良くて、大麻はダメなのか?

この質問に科学的根拠や実際の心身への影響など、
客観的なデータをもとに説得力のある反論できるものがないから、
大麻だっていいじゃんってことで、
広がっているのではないかと思う。

例えば覚せい剤なら、
タバコや酒よりも悪いというのはわかるし、その危険性もわかる。

しかし大麻の危険性を見ると、
もちろん吸いすぎたら悪いに決まっているけど、
それはタバコだって酒だって同じでしょ、
大麻だってタバコや酒のように、
ちょっとだけ吸う分にはいいんじゃない?
と言われると、確かにそうかもとも思ってしまうのだ。

だから逆に大麻の危険性を説くサイトは、
大麻そのものの危険性よりも、
大麻より危険な薬物への入口(ゲートウェイ)になることを、
ことさらに強調し、だから大麻は悪いという論理を展開している。

ただ大麻を吸うことが他の薬物への入口に本当になるのかは、
客観的データがない。
また逆に、大麻程度のソフトドラックで満足すれば、
覚せい剤などの薬物に手を出さなくなるんじゃないかという、
逆の捉え方もできなくもないのだ。

いや、私はタバコや酒が合法のスタンダードにして、
それと同程度の薬物ならなんでもかんでも合法化してしまえ、
というつもりはない。

私が言いたいのは、
国民にとって何が健康なのかを基準に、
国が薬物などを禁止しているわけではない、
ということを言いたいのだ。

大麻が危ないというなら、
タバコや酒だって法律で禁止すべきじゃないか。
大麻汚染を危険だとテレビで大騒ぎしながら、
酒のCMは堂々と流しているわけでしょう。

「常識」では、大麻は聞き慣れないからあぶなそうで、
タバコや酒はみんな吸っているから大丈夫、
って論理がまかり通っている。
でもよくよく考えてみたら、今ある常識がおかしいのではないか。

大学での大麻汚染事件をきっかけに、
大麻に限らず、タバコ、酒、カフェイン、その他薬物などを、
総合的にもう一度見直すべきではないか。
単に大麻を吸った大学生が悪いというだけでは、
何の進歩もないんじゃないかと思う。

もちろん、タバコ、酒、大麻、麻薬などに、
依存しないで生きていくのが望ましい。
ただその反面、人間は弱い動物だから、
多少の「息抜き」があっても仕方がないと思う。

ただ利用する場合には、心身への影響を正しく理解した上で、
他人に迷惑をかけず、依存症にならない程度の少量を、
うまくコントロールして利用することが必要だと思う。

そのためには義務教育で、
タバコや酒や大麻や薬物の授業を設けて、
ほんのささいなきっかけで触れてしまう前に、
正しい知識を教えていくことが必要だと思う。

<参考サイト>
薬物乱用防止の基礎知識(財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター)
http://www.dapc.or.jp/data/index.htm

えらい詳しい大麻について(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%BA%BB


by kasakoblog | 2009-04-11 23:02 | 一般


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