好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

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2009年 07月 08日

駄作映画ポニョ

昨年興行収入1位で大いに話題になった映画「崖の上のポニョ」だが、
映画館で見なくてよかった。
レンタルが始まり、早速見たが、実につまらなかった。
完全幼児向け映画。
小学生以上にはちょっとイタすぎる映画じゃないか。

宮崎駿映画の素晴らしさ。それは、
・ファンタジー性
・冒険度
・ストーリー性
・テーマ性
・ユニークなキャラたち
ではないかと思う。

ポニョにファンタジーはほとんどない。
冒険度もない。
ストーリーもない。
テーマもない。
唯一、ポニョがかわいいだけ。
それだけの映画だ。

幼児が見れば楽しめるかもしれないが、
でも幼児向けとは思えない、
難しい言葉を使ったセリフとかも出てくる。
だから別に幼児向けで作っているわけではないのだろう。
しかし小学生以上、ましてや大人が見て、
この映画、楽しめるか?

ダメな点をあげればキリがないが、
一点だけどうしても気になるのは、
5歳の主人公が母親を「りさ!」と呼び捨てしている点。
この映画の視聴者の多くは、
小さな子供とその両親だろう。

この映画は子供が母親を呼び捨てで呼ぶことを、
推奨しているのだろうか?
クレヨンしんちゃんのような悪ガキ主人公ならともかくも、
ここに出てくる5歳の子は、
とっても礼儀正しいキャラとして描かれている。
そんな子が母親を呼び捨てしているのは、私はどうかと思う。
モラルの問題とかではなく、
根本的にキャラに合っていない。
「ママ」でいいじゃないか。

なんとなく嫌な予感がしたので、
いつもは宮崎駿映画が公開されたら、
1人でも真っ先に見に行くけど、
今回は見送ってよかった。

ポニョというキャラはかわいい。
大ヒットした歌はいい。
以上。5分で十分。

ファンタジーも冒険もテーマもない、
ただキャラのかわいさだけで無理やり押し通した映画。
どうしたんだろう、宮崎駿。
よっぽど制作時間がなかったのか。
ほとんど見所のないつまらない映画だった。

テーマがないならそれで別にいいけど、
説明不足なのに無理やり唐突なテーマらしきものを、
つけ加えようとしているから、余計、変に思える。
試練?は?

とっても残念。
「平成狸合戦ぽんぽこ」よりはマシだけど、
ポニョは宮崎駿映画の中ではワースト3には間違いなく入る。

ああ、ほんと映画館で見なくてよかった。
宮崎駿最新作と楽しみに映画館に行って、
これ見せられたらがっかりしただろうな。

口直しに、ナウシカ、ラピュタ、魔女の宅急便、
耳をすませば、紅の豚、千と千尋の神隠しでも見ようか。
過去の宮崎駿映画は何度見ても楽しい。

ポニョをこれからレンタルで見ようと思っている方。
過度な期待をすると痛い目にあうと思います。

正直こんなつまらない映画を見るために貴重な時間を使うなら、
過去の素晴らしい宮崎駿名作映画を、
何度も見た方がはるかにいいと思います。

※上記はあくまで私の主観的感想です。
ただアマゾンのレビューでは、
つまらないというのは結構多かった。
もちろん、おもしろいと感じた人もいたが、
到底、興行収入1位、DVD50万枚売れるという、
“宣伝”文句にふさわしい映画とは思えない稚拙な内容です。

※ちなみに50万枚もDVDが売れているが、
販売トラブルが発生している。
楽天ブックスで予約注文した人たちの一部に、
予約特典が同封されておらず、
購入者からクレームが続発しているという。

特典は4/6までに予約した人限定らしいが、
その告知がきちんとなされていなかったために、
大きなトラブルに発展しているようだ。

こんな映画でも、
おもしろいと思っている人がいて、
特典を楽しみにしている人がいる。
DVDをわざわざ購入してくれる、
せっかくのファンの方の期待を、裏切る格好となっている。

50万枚売れました。すごいですね。
というニュースの裏には、 こんな事態も起きている。


by kasakoblog | 2009-07-08 21:29 | 書評・映画評


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