2009年 09月 02日
iPodと自民党の類似性
iPodの販売台数シェアがソニーのウォークマンに逆転されたという。
これまで圧倒的シェアを誇ってきたiPodの“凋落”は、
選挙で大敗した自民党と通ずるものがある。

iPodがソニーに抜かれたのはいろいろな要因があるんだろうけど、
最近、アップル社製品の爆発事故の“隠蔽”ニュースが相次いだ。

イギリスでiPodの爆発に苦情を訴えた購入者に対し、
アップル社は法的責任を否定したうえで、
返金に応じる代わりに、
和解したこととこの内容を公開しないことを
誓約させようとしたらしい。

同じくアップル社のiPhoneが、
米国や欧州で“爆発”する事故が相次いでいるが、
「事故は外的要因により引き起こされたものであり、
バッテリがオーバーヒートしたために発火したのではない」と、
自社の不備を全面否定しているという。

さらに購入者が爆発した苦情を顧客サービス窓口に申し出たが、
対応をしてもらえなかったことも起きている。

爆発事故の原因がアップル社にあるのかはわからない。
ただ買ってもらった顧客の苦情を、
頭からないがしろにする姿勢はありありとうかがえる。
世界的に圧倒的なトップシェアを誇っているのだから、
数人から苦情があろうが、
そんなもん、無視しておけばいい。
そういう奢りがアップル社にあったのではないか。

自民党もしかり。
国民は自民党以外の選択肢がなかった。
選挙中、自分の選挙区にろくに顔を出さなくても、
選挙に圧勝していた。
だから国民の“苦情”を聞かなくなった。
別にそんな苦情に対応しなくたって当選できるのだから。
そうした長年の奢りが、
今回の大敗を招いた原因のひとつでもある。

私は2002年からiPodを愛用し、
何台か買い替えてはいるが、
今のところまったく不満はないし、
他社に乗り換える予定はまったくない。

ただいい加減な苦情処理の仕方をしていて、
そうした件数が多くなり、
日本でも大きくニュースで取り上げられるような事態になれば、
いつまでもiPodが1位であり続けられるとは限らない。

まあもともとアップル社というのは、
アフターケアが悪い会社なんだと思うんだけど、
あまりにひどいと、下手をすると自民党のように、
消費者から一斉にそっぽを向かれてしまうかもしれない。

個人的にはソニーがいいとは思えないし、
そもそも「シェア抜かれる」という、
統計自体が本当なのかという疑問もあるが、
アップル社にはトップシェアに奢らず、
製品の開発や顧客対応をしっかりしてほしいなと思う。


by kasakoblog | 2009-09-02 23:13 | 一般


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