2つより3つがベスト
2009年 09月 09日
はっきりいってあまりいい条件じゃない。
自民か民主か、
という二大政党などはその典型的な例だろう。
プレゼンなどでもA案かB案の2案というのは、
あまりよくない。
2つしか選択肢がないと、なぜダメなのか。
・両極端だから非常に選びにくい。
(その中間が欲しいとかになりかねない)
・どっちかがダメだと、必然的に、
残りを選ぶしかない。
かといって選択肢が多いと、
選ぶのに困ってしまうし、
多すぎたところで変わり映えしない、
という弊害も出てくる。
そこで一番よいのが3択だ。
たとえばケータイ。
ドコモかauかソフトバンクか。
たとえば銀行。
三菱東京UFJかみずほか三井住友か。
3択になるとわりと三者三様になるし、
消去法ではなく、いいと思ったところを、
選びやすくなる。
○か×かではなく△も選べるようになる。
3択だとわりと何事もちょうどよいのだ。
以前、デザイナーの人からこんなことを言われたことがある。
「デザイン案を出せといわれたら、2案はダメ。
できれば3案がベスト。
2案だとその中間がいいという話になるし、
4案、5案も出すと、収拾がつかなくなる。
3案が一番いい」
なるほどなと思ったんだけど、
つい先日、衆議院選挙があったので、
その話を思い出した。
民主党は今のところ非常に良さそうだが、
民主がダメな時、
首相指名すらろくな決め方ではない、
腐れ自民なんかには入れたくないとしても、
二大政党しかないと、
消去法で選ぶしかなくなってしまう。
そのような意味ではぜひ三大政党制が、
一番いいんじゃないかと思う。
第三極としての候補は2つ。
1つは渡辺善美率いるみんなの党。
もう1つは、大阪府知事・橋下氏と、
横浜市長を辞めた中田氏がつくる新党のようなもの。
三大政党制になると、非常に選択肢も増える。
連立する場合も、3パターンあるわけだし、
かなり国民の選択肢が広くなる。
政党に限らず、どんなことでもそうだけど、
3つから選べると非常によいと思う。
2つしかないというわかりやすさより、
3つという選択の幅の広さがあると、
何事もよいと思うんだけど。