2009年 11月 13日
写真が伊勢エビに化ける?!
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「エロカメラマンですか??
明日な、有楽町におるけん、こんかい?」

突然、徳島の漁村・伊座利のおっちゃんから電話。
町のPRのため青空市場イベントに参加するため、
東京に来るという。

東京で漁村のおっちゃんに会えるとは!と思い、
日曜日、ハイパーレスキュー隊の撮影を終えた後、有楽町に向かった。

東京に来ても変わらぬおっちゃんたち。
おっちゃん二人とおばちゃん一人。
相も変わらず、おもしろくぶっとんでる!

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おばちゃんは道行く人にパンティを売る。
持ってきた海草のアラメが完売してしまったので、
「パンティいかがですか~」
と伊座利特製パンティの客引きに早変わり。
さすがに東京の人たち、ひく(笑)

売るものがそんなになくても、
店頭には生きた伊勢エビを持参。
これにはあちこちの人が足をとめる。

私のことをエロカメラマンと呼ぶぐらいだから、
伊座利の人たちのエロ度も半端ではない(笑)
おっちゃんの一人、草野さんは、
若い女の子がくるとすかさず声をかける。

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隣に出店している、
静岡県のお茶の若い女性スタッフに声をかけ、
伊勢エビを持ってもらって、ちゃっかり伊座利のPRを。
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青空市場のスタッフにも同様に声をかけ、
伊座利の横断幕バックに、PR用の写真を1枚!

東京でも変わることのない、
伊座利のおっちゃんおばちゃんのパワーを、
微笑ましく思っていると、
帰り際に、草野さんから声がかかる。

「写真のお礼に伊勢エビもってきや~」
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私は10月に伊座利を訪れ、祭や運動会を撮影した。
村人の集合写真をA3大に延ばした写真1枚と、
その時撮った写真のなかから、
500枚ぐらいを選んでL判でプリントアウトし、
アルバムにして送っていた。

そのお礼にということで、なんと生きた伊勢エビ3匹もくれた。

徳島で会い、また東京で会う。
私は写真を撮り、彼らは伊勢エビを獲る。
そして物々交換、情報交換する。
これがきっと本当の都市と地方の交流なのかな。
生きた交流というか。
税金使って姉妹都市とか称して、
役人が税金でどっかに遊びにいくのを、
交流とか言っているようでは、
本当の交流なんかできないんじゃないか。

自分とはまったく違う世界に住む人と縁ができる。
その関係がこうして続く。
それはとってもうれしいこと。

“同人種”ばかりと付き合うのではなく、
“異人種”と交流できれば、自分の世界が広がる。
そういう出会いっていうのは、
大切にしていきたい。
普段、出会えることのない人たちからの方が、
いろんな刺激が受けられるから。

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そんなわけでもらった伊勢エビは家で鍋で煮たのだが、
都会育ちのよわっちろい私は、
生きた伊勢エビをうまく捕らえることができず、
鍋に入れるまで補足するのに数十分格闘した(苦笑)

そんな情けない思いをしないためには、
子供の頃に伊座利のような漁村に、
1年か2年住んでみるというのもいいかもしれない。

伊座利では、毎年子供と家族の短期漁村留学生を募集していて、
結構、応募があるようだ。
もちろん誰彼も受け入れてくれるわけではなく、
たとえ1年、2年の短期であっても、
おっちゃんたちが田舎暮らしの覚悟を問いただす、
面接もあるんだけど、
その辺が他の田舎とは違った、
伊座利ならではのユニークなところなのかなと。

伊座利のおっちゃんがいった。
「社会は都会だけでは成り立たないし、
地方だけでも成り立たない。
お互いの役割があって相互に支え合うからこそ社会が豊かになる」

私(都会)ができること(=写真)。
彼ら(地方)ができること(=伊勢エビ)。
互いが補い合い交換する。
そんないい交流を今後もしていきたい。

ちなみに12月にも伊座利の人たちが、
PRに来るようなので、
イベントの日時がわかったらお知らせいたします~。

伊座利レポート
http://www.kasako.com/izaritop.html


by kasakoblog | 2009-11-13 00:48


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