2010年 01月 14日
これぞ映画!おすすめ「おくりびと」
今さらながら映画「おくりびと」をレンタルで見ましたが、
素晴らしい映画でした!
いや~、これぞまさしく映画!
ほんといい映画です。
ぜひみなさん、見てみてください。

話題になっていて評判になっているのは知っていたが、
「そんなにおもしろくないのでは」との懸念があり、
積極的に見たいとは思わなかった。
その理由は、
・納棺士という物珍しい職業を取り上げているから、
話題になっているのではないか
・映画を見る前から、この映画はきっと、
「死」をテーマにすることで、
観客を泣かせて喜ばせる、昨今の安易な映画じゃないか
と思っていたからだ。

しかし上記2点はまったくの杞憂だった。
いや、ほんと素晴らしい!
素晴らしい映画ってもう素晴らしいとしかいいようがない。

単に物珍しい職業だけをフォーカスした映画じゃないし、
単に死がどうのとかいう映画でもない。
なんというか、いろんな感情を持った人たちが生きていて、
そこに感情のすれ違いや合致があったりしながら、
毎日が流れていく日常があるという、
当たり前のことの尊さというか、
人と人とが関わりあう人生のあやというか、
そういうものを淡々と描くことで見事に表しているというか。

何の変哲もない絵なんだけど、
その絵に思わず立ち止まって凝視してしまうような、
そんな実に奥深い映画。

見終わった後も「すごくいい映画観たな~」という余韻だけが残り、
またすっと自分の日常に戻っていける。

馬鹿みたいに制作費に金をかけているわけでもない。
派手なアクションがあるわけでもなく、
劇的なストーリーがあるわけでもないのに、
すっと心に染み込んでくる。

1つ1つの何気ないシーンがほんとよくできていて、
押し付けがましい派手な演出はせず、
それがまた実に素晴らしい映画に仕上げていると思う。

こういうのを「いい映画というんだな」という、
お手本のような映画だった。

ぜひまだ見てない方は見るとよいと思います。

※ちなみに出演している広末涼子が素晴らしい!
デビューして人気絶頂だった広末涼子には、
なんの魅力も感じなかったし、
2003年頃、早稲田大学を中退し、
できちゃった婚をした頃は、
もう完全に女優として終わったなという感じだったけど、
あやしげな夫と離婚してから、
見違えるように魅力ある女性に変身していて驚いたんだけど、
この映画の広末涼子もほんといいです。

映画「おくりびと」


by kasakoblog | 2010-01-14 21:57 | 書評・映画評


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