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35歳になります&毎日更新11年目突入!

明日(28日)で35歳になります。
ホームページで毎日更新日記をはじめたのが、
ちょうど今から10年前の誕生日から。
前人未到の毎日更新10年を続け、
いよいよ明日から11年目に突入します!

人生には節目がある。
節目となりやすいのは、
20歳、25歳、30歳、35歳、40歳・・・など5年置きの節目。

みなさんもぜひ誕生日を契機に、
今までの人生を簡単な年表にして、ざっと振り返りながら、
今後どうしていきたいかを考えるとよいと思う。
私の場合、やはり5年置きに大きな出来事が起きている。

<20歳>
・親が離婚し一人暮らし開始
・大学のテニスサークルで会長
・マクドナルドでマネージャー(2店かけもち)

20歳になってやっと子供から、
大人の第一歩を踏み出した感じ。

<25歳>
・希望の編集業界に転職
・ホームページ立ち上げ

20歳からずっとやりたいことがなく、
さまよい続けてきた私が1つの結論に到達し、
編集・ライター業界にもぐりこむことができた、
記念すべき人生のスタートライン。
今の様々な活動を支える基礎となった、
ホームページ立ち上げも25歳。

<30歳>
・はじめて本を出版(「サラ金トップセールスマン物語」)
・金融に強い編プロに転職

ずっと自分の本を出したいと思い続けてきた。
それがやっと実現したのが30歳。
ホームページを5年間続けてきたのも大きかったし、
編集業界で5年間、編集・ライター修行をしたのも大きかった。

そして今後、私の人生において、
大きく活きてくるであろう、
トラベルライターから金融ライターへの転身。
金融・経済について今まで以上に勉強する機会を得ることができている。

<35歳>
25歳で自分の職をライター業に定めて10年が経った。
ホームページの更新とともに、
10年続けてこれたおかげで
これまで出した著書は11冊。今年も3冊出版予定。

自分がやりたいと思ったことはほとんど実現した。
それは安定を捨て、会社をやめて、
旅に出て、好きな業界に転身する行動をとれたから。
そのおかげでトラベルライターにもなれた。
本も出せた。写真集も出せた。テレビにも出た。

この10年の経験と実績をバネに、
さらなる飛躍を遂げるのがこの先の10年。
それが35歳から始まるんだと思う。

35歳から10年って仕事盛りだと思う。
ちょうど脂がのっている時。
これからの10年で、
自分の書く力、撮る力を生かして、
何が社会にできるか。

私の心にずっとある気持ちは、社会を良くしたいということ。
その一助となるものをこの10年でどれだけ出せるか。
別に書籍という形だけにこだわっているわけでもなく、
ネットでもいいし講演という形でもいいと思っている。

10年毎日書き続けられる力と、
アホみたいにいろんなところに行って、
写真を撮ってこれる力は、
他の誰にもマネできないと思う。
その力をどううまく編集し、プロデュースし、マーケティングして、
社会に貢献できる形に変えていけるか。
それが問われている10年だと思い、
今年はのっけからいつも以上に飛ばして活動をしている。

たった1度しかない人生。
自分のやりたいことをして、
それが誰かに喜ばれるのであれば、
こんな幸せな人生はない。
ならばその道を追い求めていきたい。
そんな風に思っている。

年金不安とかいうけれど、
私は若い時に老後のために我慢して、
つまらない人生を送るぐらいなら、
今、思う存分、楽しく過ごして、
60歳になって金がないなら自殺すればいいぐらいの気持ちでいる。

35歳から10年がたち、さらなる飛躍を遂げて45歳になった時、
もしかしたら宣言通り、政治家になるかもしれない。
それはまだわからないし、
その時に政治家という選択肢がよいのかわからないけど、
政治家になるかならないか、
自分で選べるぐらいの存在になっていることが、
この10年の目標でもある。

売れたいとか金儲けしたいとか、
そういうのはあんまりない。
自分のやりたいことをして、
それが誰かの喜びになり、
それで食っていけるだけの対価を得られれば十分だと思う。

ただ社会を良くしていくには、
今ぐらいの存在ではダメだとは思う。
私の発言が今の政権の政策を変えるぐらいの影響力を持ちたい。
「何を大それた」と思うかもしれないけど、
大それたことでも何でもない。
これまでやってきた10年に、
プラス10年やり続ける情熱があれば、
多分そのぐらいにはなっていると思う。

1つの理想の姿としては、かつての藤原新也。
写真、文章ともすさまじい力があり、
読者をわしづかみにして意識の変容を迫るぐらい、
強烈なインパクトがあった。

旅が好きということからいろいろな旅行記を読むなかで、
藤原新也作品に出会い、
単なる旅行記を超えた、
社会評論や写真の力に魅せられていった。
藤原新也作品ぐらいのものを書いていきたい。

もちろん今はかつての藤原新也が生きた時代とは違うので、
その辺は今の時代に合わせたものを、
かつ私ならではの個性が出せるものを、
世に訴えていきたいと思っている。
もちろん毎日書いている日記も1つの作品であり、
読者に気づきを与えるようなものを、
今後も書き続けていきたい。

「生きていることの中心(コア)がなくなって、
ふわふわと綿菓子のよう」な社会。
「ニセモノの生死がいっぱい」あふれたあべこべ社会。
「つかみどころのない懈慢な日々を送っているひと」たちに、
意識の変容を迫るような、
ホンモノの生死が見えるような、
そんな作品を書いていきたい。

藤原新也の著作「メメント・モリ」のあとがきに、
「墓につばをかけるのか、それとも花を盛るのか」
という言葉がある。
私はいつも文章を書く際、写真を撮る際、
この言葉がいつも胸によぎる。

今のメディアは、そして今の情報の受け手は、
一方的にバッシングする(つばをかける)か、
無批判に絶賛する(花を盛る)か、
そのどちらかしかないような気がする。

無批判にトヨタを絶賛していたかと思うと、
急転してトヨタを叩き出す。
無批判にホリエモンを絶賛していたかと思うと、
急転してホリエモンをぶっ潰す。
それはメディアの問題でもあり、
両極を好む情報の受け手の問題でもある。
それが視聴者・読者のニーズだからこそ、
メディアはそのような報道をするわけだ。

毒にも薬にもならないものを書くつもりはない。
でもどこまでつばをかけ、どこまで花を盛るのか。
その按配、そのバランス感覚。
それをいつも気にして文章を書いている。

世の中の動きを見て、
あまりにつばが多ければ、花を盛って擁護し、
あまりに絶賛が多ければ、
それにつばをはきかけ疑問を投げかける。

私の意見を押し付けたいのではなく、
私の意見を鵜呑みにして絶賛する人を増やしたいのではなく、
かといってやみくもに批判する人を増やすのではなく、
私が投げた石(文章や写真)によって、
受け手がいろいろな想像や可能性や選択肢を感じられるような、
そんな作品を書いていくことが理想だと思っている。

10年前の日記にしても、5年前の日記にしても、
まだまだ若気の至りで恥ずかしいものもいっぱいある。
でも恥をかく=失敗することで学べることがあり、
それを教訓に、作品をブラシュアップしていける。
この10年の蓄積をさらに飛躍させて、
いい意味で世間に大きな“波紋”を投げかけるような、
そんな作品を書いていきたいと思っています。

なんだか随分と大風呂敷を広げた感じではありますが(笑)、
そのぐらいの意気込みを持って、
毎日1つ1つの日記を書きながら、
毎週、写真を撮りながら、
その膨大なストックを作品に変えていく努力を、
引き続きしていきたいと思います。

今後ともかさこワールドをどうぞよろしくお願いいたします。
http://www.kasako.com/

あとツイッターも(笑)
http://twitter.com/kasakoworld

by kasakoblog | 2010-02-27 22:38 | 生き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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