好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

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2010年 03月 14日

人は誰でも1冊は本を出せる!

いつか自分の本を出したい。
そう思っている人も結構多いのではないか。
でもきっとそんなの無理と決めるにはまだ早い。
私が思うに人は一生涯に1冊ぐらいなら、
本を書けるだけの「ネタ」があるのではないかと思う。

本を出すには特異な経験が必要と考える人もいる。
でも考えてみれば、
みなさんが毎日働いて仕事をしている日常って、
自分では当たり前でおもしろくないことと思っていても、
他業界の人から見れば、
「えっ、そんなことしてたの?」
「そんな風に仕事が行われていたの?」
って驚くこととか多いと思う。

それは別に特異な職業とは限らない。
普通の職業でもその実情って、
意外と入ってみないとわからない部分もある。

仕事でなくても人が何十年も生きれいれば、
いろんな出来事が起きる。
時には思いもしなかったこととか経験する人もいる。
そんな貴重な経験は本になる可能性は高い。

いや、自分にはどう考えても、
そんなにおもしろいネタはないというなら、
周囲におもしろいネタを持っている人を取材すればいい。
おじいちゃんでもおばあちゃんでもいい。
親戚でも友人でもいい。
おもしろいネタを持っている人に話を聞き、
それをもとに文章を書けば、
立派な1冊の本になる。

いや自分には文才がないという人もいると思うが、
詩や文学を書くのでなければ、文才なんてあまり関係ない。
日本人の大人ならたいていの人は、
日本語で文章は書けるだろう。
文章のうまい下手はそれほどたいした問題ではなく、
重要なのは内容がおもしろいかどうかの方だ。

下手な文章であっても、
私のようなプロのライターが編集者がいっぱいいるわけで、
いくらでも手直しできる。
文章もうまい下手はそんなに本質的な問題ではないのだ。

もしいつか本を出したいと思うなら、
下手でもいいから、
ブログでもmixiでも書いていけばいい。
ネットで公開するのが嫌なら、
ワードで原稿をちょっとずつ書いておけばいい。

はじめから完成度の高い完璧なものを書こうとすれば、
誰もが書けなくなってしまう。
しかしメモ程度のつもりで気軽に書いていけば、
意外とペンは進むものだ。

今は昔と違って原稿用紙に書くわけじゃないから、
書くという作業はむちゃくちゃラクだ。
文章の順番を後から変えるのとかカンタンだし。

しかし原稿は書いても出版社とのコネがない、
と嘆く人も多いだろう。
ただ数年後にはアマゾン・キンドルやアップル・iPadなどの電子書籍で、
誰もが簡単にゼロコストで出版できる可能性も高い。
しかも売れれば印税が入ってくる。

いや電子書籍では出した気がしないので、
リアルな書籍で出したいというなら、
出版社に企画書持って営業すればいい。
大手や高飛車な出版社は門前払いするところも多いが、
中小の出版社ならいきなり電話しても、
話を聞いてくれる可能性は高い。

ここで注意したいのはいきなり数百枚の原稿を送りつけても、
たいがいダメだということだ。
当たり前の話だけど、忙しい出版社の編集者が、
どこぞのものとも知れぬ人の原稿を、
いきなり全部読んでくれる可能性は極めて低い。
だからA4で1枚かせいぜい2枚ぐらいで企画書を送ればいい。
それぐらいならさらっと見てくれる。

企画書に何を書くかはいろいろなパターンがあるけど、
1:出版したい本の内容
2:著者のプロフィール
3:この本にどんなニーズがあるか
の3つぐらいを端的に書いておけばいい。

特に重要なのが著者のプロフィールだ。
たとえば不動産業界に何年も勤めた人が、
不動産の裏事情や安く買えるテクニックなどの内容の本を出したいなら、
説得力があるし、買いたいと思う人はいる。
つまり自分の経験・経歴を活かした内容であれば、
出版の可能性がぐんと広がるのである。

ただ企画書は企画書として作成するにしても、
その時点で原稿もあればなおいい。
だから原稿をいきなり見せないにしても、
ブログで書きためた原稿がすでにありますということなら、
より出版の実現性が高まる。

私のところにはよく旅行が好きで、
それで本を出したいという人がいるが、
そのような人には何でもいいから、
ワンテーマで追い続けるといいとアドバイスしている。

つい先日、一般のサラリーマンが、
「世界でもっとも阿呆な旅」という旅行本を出版したことが、
話題になっていた。
会社の休みを利用して「エロマンガ島」「おかしない」など、
変な地名を100箇所以上旅した記録が書かれているという。

一般会社員。文才があるわけではない。
ただ変な地名を旅した。
それで何年も続けて100箇所もたまれば、
本になるのである。

何か何でもいいからこだわって旅でもいいし、
仕事でもいいしプライベートなこともでいいし、
ずっとやり続ければ、人は1冊ぐらいは本を出せるのである。
プロのライターやカメラマンでなくても。

そんなわけでもしいつか自分の本を出したい!
という人がいたら上記のようなことを参考にして、
毎日、毎週日記で書き続けて、
10年ぐらいすれば、まずだいたい本は出せると思います。

もちろん今の時代、本という形態にこだわらず、
ネットで発表できる時代だし、
電子書籍でもいいので、
本というメディアに合っている内容なのか、
という点はおもしろいつまらないにかかわらず、
あるとは思いますが。

もし本を出したいという相談があれば、
遠慮なくお聞きください。
私がアドバイスできることは限られてますが、
多少参考になることはお話できるかと思いますので。


by kasakoblog | 2010-03-14 22:37 | 書評・映画評


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