2010年 06月 11日
ネットリテラシーを身につけたい
今の時代に必要な3大リテラシーは、
ネットリテラシー、メディアリテラシー、金融リテラシーだと思っている。

リテラシーとは、与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。
単に理解しているとか知っているだけでなく、
それをいかに活用して自分の生活に役立てていくかが、
重要になっている。

今回はネットリテラシーの話。
ネットが今や当たり前になり、
程度の差こそあれ、多くの人がネットを活用していると思う。
でもだからこそ大事なのは、
ネットを使ってないことではなく、
ネットの使い方を間違わないこと。

最近、「ネットの使い方、おかしいんじゃない?」
って人に出くわすことがあり、
ネットリテラシーって重要だなと思った。

まず1人は、私のチベット写真を勝手にブログに盗用し、
自分がさも旅行し写真も撮影したかのように、
旅行記を書いていた人のこと。

読者から「かさこさんの写真を盗用しているサイトありますよ」
とメールで教えていただき、気づいた次第。
すでに盗用されてから1年が過ぎていた。

そのサイトは自称作家を名乗る60歳代の男性による、
旅行記サイトだったんだけど、ちょっと見て驚いた。
それは単に私の写真が盗用されていてムカつくとかいう以前に、
なんともネットリテラシーのない人なのだ。

ブログはまめに更新されており、
写真もふんだんに使った旅行記サイト。
ところが見ると、どの写真もほとんど盗用っぽいのだ。

なぜそんなことがわかるかというと、
写真のクオリティがあまりにもバラバラなこと。
うまいへたとかではなく、サイズもばらばら、
画質もばらばら、明らかに、
いろんな人の写真を勝手に取ってきて、
張り合わせていますよという感じなのだ。

それでも別に構わないは構わない。
写真をどこから拝借してきたか、
引用元を明記していれば、それはそれで構わないと思う。

ところがひどいのは写真の説明がむちゃくちゃなのだ。
私から引用した写真の説明文が、
場所もむちゃくちゃ、説明もいい加減。
さらにその次にぜんぜん違う他人の写真を載せて、
さも同時に撮影したような説明文を書き加えている。

写真を見れば天候が違うわけで、
これどう考えても同じ場所じゃないだろう!
っていうのがわかるのに、
そんな感じで旅行記を作成しているのだ。

盗用元の情報を見れば説明文は間違わないはず。
ところが写真だけ拝借して、
いい加減な説明を勝手につけているのだ。

それを見てなんだか私はかわいそうな気持ちになってきた。
この人は一体、何をしたいんだろう。
なぜこんな愚かなことをしてるんだろう。
見る人が見ればすぐわかるイカサマをどうしてしているのだろう。
誰かこれまで教えてあげなかったのだろうと。

私の写真盗用自体はクレームをつけたら、
すぐその記事は削除されたので、もう別にいい。
ただこの人は、ネットの「マナー」とか、
ブログを書く上での「常識」を知らず、
わざわざ恥をさらすサイトをまめに更新している、
そのあやまった方向でのがんばりというものが、
なんとも虚しい。

もはやネットはリアルの大きな一部であり、
ネットはルールなき無法地帯ではない。
こうしたことを続けていくことが、
どんどん自分の存在価値をおとしめていることに気づかない、
そのネットリテラシーのなさを見て、
ちゃんとネットを使いこなさなければいけないよなと思った。

もう1つ。これはたいした問題ではない。
ツイッターでフォローしている人から、
こんなメッセージがきた。

「同じ時間帯に何度も長文でツイートするのは
twitterの本来の目的ではないように感じます。
つぶやきでなく主張、広告です。
画面がkasakoさんだけになるので
フォロー外させていただきます。」

わかるにはわかる。
フォローが少ない人は、
タイムラインが活発じゃないから、
発言数が多い人のつぶやきで、
画面が埋め尽くされる。
それをイヤだと思うのは当然で、
私も初期の頃、そういう人は、
フォローを外したこともある。

ただ何だろう。
ツイッターってもっと軽い関係で、
イヤだったらイヤで勝手にフォロー外せばいいだけの話で、
わざわざご丁寧にフォローを外す旨、
メッセージで送ってこなくてもいい。

きっと律儀だと思っているのか、
ツイッターを使い慣れてないのか、
わざわざフォロー外しましたと、
メッセージで送ってくる方がむしろうざいし、
「twitterの本来の目的ではない」
とつっこみをいれたいぐらい。

「何度も長文でツイートするのは」
といっているけど、ツイートは140字以内であり、
私だけが特別ルールで140字以上をつぶやいているわけでもない。
そもそもツイッターをどう使うかは自由であり、
ツイッターの本来の目的もくそもあるわけではない。
利用者がいればその数だけ使い方があり、
これが正解というのはない。

自分はこう思うという意見は素晴らしいが、
それをツイッターの本来の目的でないと、
大上段に構えて一般論にして、
あなたの使い方は間違っているといった途端、
このメッセージこそが「本来の目的」ではなくなる。

ツイッターを使い慣れていない人だと、
過剰に反応したり、受け流すことができなかったりして、
「えっ」と思うようなことをしてくるのだなと思った。
まあそれはお互い様といえばお互い様なのかもしれないが。

こんな出来事があったので、
最近あらためてネットリテラシーって大切だなと思った。
ネットリテラシー=ネットサイトを賢く活用する能力の分類をすると、
①ネットを使って物を買うことで、時間やお金を短縮する
②ネットを使って必要な情報を的確に入手する
という2つが主だと思う。

しかしもう1つ重要なのが、
③ネットで情報発信をして自分をアピールすること。
ネットでの情報発信によって、
同じ趣味仲間を見つけたり、
リアルな人間関係をより強固なものにしたりといった、
プライベートな人間関係の充実効果というのもあるが、
情報発信することで仕事(ビジネス)につながる場合もある。

①②のように情報を受けるだけでなく、
情報発信することで新たな価値を生み出せることも、
ネットリテラシーに欠かせない重要な要素。
今後はますます個々人が、
ブログやミクシィ、ツイッターなどで、
自ら情報発信することで、
ネットを活用する能力が求められるのではないかと思う。

ただネットで物を買うにせよ、情報を入手するにせよ、
情報を発信するにせよ、
テレビと違って受け身ではいられないというのがポイント。
つまりネットが使いこなせるかどうかは、
ネットに詳しいかどうかということより、
自分が何をしたいのか、何を欲しいのか、
目的意識をはっきり持っているかが何より重要だ。

ネット化社会が進めば進むほど、
しっかりとした目的意識が必要になる。
目的意識を持てるかどうかが、
ネットリテラシーを身につけられるかどうかの、
重要なポイントになるだろう。

自分がしたいことをいかに具体的にイメージできるか。
その答えはネットにある。
情報の渦の中から宝を発見するには、
漠然とした生き方ではダメなんだと思う。

かさこツイッター
http://twitter.com/kasakoworld


by kasakoblog | 2010-06-11 23:29 | ネット


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