2010年 07月 11日
踊る大捜査線3感想
映画「踊る大捜査線3」を見てきました!
そこそこおもしろいけど正直レンタルで十分かな、
というやや物足りない内容でした。

絶対に外さないおもしろさとして、
多くの人が期待しているであろう映画「踊る大捜査線」。
第一作映画は1998年公開。第二作映画は2003年ということで、
実に7年ぶりの新作になる。
(青島刑事が出ない作品は2005年にあったが)

そうした飢餓感もあって、
かなり期待を抱いた見たせいもあるだろうか、
正直、ちょっと物足りなかった・・・。

・・・ここからネタバレ注意・・・



いや~、レンタルで十分。
レンタルでも期待して見ると、
やや不満さを覚えるかも。

もったいないな。あれだけのキャストをそろえ、
人気シリーズの最新作を撮影しているというのに。


何が物足りないか。
一言で言うなら、刑事映画なのにまったく緊迫感がない。
事件が起き、それを捜査する。
踊るならではのユーモアはあっていいと思うが、
本作にはまったくといっていいほど事件の緊迫感がない。

犯人がすぐわかっちゃって、
犯人とコンタクトが取れちゃうあっさり感。
交渉を続けるんだけど、その駆け引きもほとんど見所がない。

拳銃3丁とられて無差別テロを予告されているから、
重罪犯罪者を解放しちゃというのもまったく意味がわからない。
湾岸署に毒ガスが仕掛けられたというんだけど、
「どうせ絶対みんな助かるんだよな」って感じで、
悲壮感も緊迫感もない。

犯人の設定や犯行動機も微妙。
犯罪マニアが犯罪者を崇拝して、
脱獄計画を練ったというのなら、
もっと大仰にそれをテーマとして描けばいいのに、
そんな雰囲気はなく、
むしろ警察の失態をネットで嘲笑う愉快犯的要素が強い。
だから小泉今日子がケイイチを操って、
脱獄計画を練らせたといわれれも、
なんかこうしっくりこない。
変質的なキャラも感じられないし。

さらに青島刑事が病気の誤診もよく意味がわからない。
あの設定はいるのだろうか?
どうせだったら本当に病気にして、
生死をかけた青島刑事の捜査魂みたいな形で、
描ききった方がいいんじゃないか。

ユーモアが魅力の踊るだが、
今回のユーモアは不発が多い。

真下さんが新署長になるというのも、
途中で気づく人はあっさりわかっちゃうし。
最後に驚きという感じはなかったし。

もちろん踊るシリーズだから、
つまらなくはないしそこそこは十分におもしろいけど、
それにしても今回はあまりにお粗末な脚本。
期待を寄せて映画館でわざわざ見るほどの価値は、
残念ながらないかなという気がした。

人気シリーズゆえ続編はどんどん期待度が高くなる。
前作を超えるおもしろさがないと、
つまらなく思えてしまうバイアスがかかっているにしても、
正直、物足りなかったな。

それより7/17公開のスタジオジブリ作品、
「借りぐらしのアリエッティ」の方が断然おもしろい!
http://kasakoblog.exblog.jp/12962884/


by kasakoblog | 2010-07-11 19:36 | 書評・映画評


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