2010年 11月 22日
メリログワンマンライブレポート!
<スケールアップしたワンマンライブ!>
すごかった!楽しかった!大満足だった!
2010.11.19に六本木で行われたメリディアンローグのワンマンライブ。
約1年ぶりとなる待ちに待ちこがれたワンマンですが、
やっぱりワンマンは最高!

そして何より今回のワンマンは、
今まで以上にスケールアップを感じました!

まず1枚アルバムが加わったことによる、
セットリストのスケールアップ。
11.10に発売されたニューアルバム「ゼロの天秤」の曲が、
ライブに加わったことで、
セットリストがよりドラマティックになりました!

そしてもう1つのスケールアップは、
ライブパフォーマンス。
ワンマンは1年ぶりとはいえ、
今年はほぼ1カ月に1回ライブを行い、
関東ツアーも行うなど、
例年にもましてライブが多かった年。
そのせいか今まで以上に、
パフォーマンス面がすごかったです!

<そんなわけで大満足のセットリスト>
・オープニングSE
・透明な羽根(アカペラでサビのみ)
1:ライカ
2:フラッシュバック

3:パノラマ
4:一千年の時間旅行
5:ポケットの中の毒薬
6:イカロス
7:ワールドスケープ
8:フェイクワード


9:N(アコースティック)
10:透明な羽根(アコースティック)

11:エレメント
12:悲鳴
13:Bottom of the sea
14:ドラムソロ
15:遺伝子の箱舟たち

16:ディストピア
17:ジャンクション
18:スターフライト
19:アンバランス
20:翠星コンパス

アンコール
21:未完成の地上絵

ではではいよいよ詳細レポート。
当日これなかった人はレポートを読んで、
ライブに行った気になっていただければ。
また当日、幸運にもライブに行けた方は、
レポートを読んであの感動を再び、
思い起こしていただければと思います。

<ライブ詳細レポート>
●1
19時10分過ぎ。
今までの定番オープニングSEが変わったことで、
新しいアルバムを引っさげた、
ワンマンライブが始まるのだという、
ワクワク感が最高潮に。

メンバーが1人1人ゆっくりと登場。
そして何と第一声は驚きのあの曲。
「透明な羽根」。

ボーカル涼さんのアカペラによる、
サビのみの歌声ながら、
もうこの声を聴いただけで、
鳥肌が立つほどの感動。

最近のライブでは、トリに持ってきて、
アカペラ出だしが定番になりつつある、
この「透明な羽根」から始めるって、
なんて贅沢なライブ。
そんなことができるのも、
ニューアルバム「ゼロの天秤」の曲群が加わったからだろう。

さあいよいよ始まったライブの1曲目は「ライカ」。
「ゼロの天秤」には加わらなかったものの、
シングル「アンバランス」の両面シングル的位置づけの、
メリログらしい世界観と力強いパンチのある曲で、
ライブの出だしにはふさわしい勢いがみなぎっていた。

2曲目は勢い続くまま「フラッシュバック」!
ライブで盛り上がるために作られた曲だけあって、
観客とステージとが一体となって、
ノリノリになる感じがたまらない!
「フラッシュバック」という覚えやすいサビが、
何度も頭のなかに呼応して聴こえてくる感じがまた心地よい。

そして3曲目にして早くも「パノラマ」登場!
こんなセットリストにできるのも、
やはり「ゼロの天秤」が加わったから。
すっかり最近のライブではお馴染みになった、
出だしアカペラバージョンもまたすごくいい。

ミドルテンポで明るい曲調のせいか、
「パノラマ」を聴くと、すごく安心感があって、
「メリログのライブを聴きにきたんだな~」
という気持ちにもさせてくれる。

やはりライブには欠かせない、
メリログの代表曲には間違いのないことを感じさせる、
存在感のある曲だとしみじみ思う。

何度となく聴いていながら、
やっぱりいい曲だなと思う「パノラマ」の余韻に浸りながら、
でもそろそろライブ初披露となる、
ニューアルバム曲も聴きたいなと思ったところで、
「一千年の時間旅行」!

この曲、ほんとたまらなくいいんです。
なんかこうエピローグ的でありながら、
プロローグ的な曲というか、
スケール観が壮大でかつ“人生の旅”を、
感じさせるような曲調がたまらない。
アルバム最後の「未完成の地上絵」も壮大なバラードだけど、
「一千年の時間旅行」もそれと双璧をなす、
ドラマティックな曲で、
聴いていていろんなことが走馬灯のように、
思い浮かんでくる名曲です。
こんな曲をライブで聴けるのもまたうれしい。

●2
オープニング4曲、多様な曲で楽しませてくれた後は、
少しテンションを落ち着かせるために、
落ち着いた曲が何曲か織り交ざる。

その第一弾が「ポケットの中の毒薬」。
赤のライトが似合う現代社会の狂おしい感じ。
淡々と単調なリズムが頭を心地よく、
くらくらさせる感じ。
派手さはないのに中毒性のある、
やみつきになってしまう不思議な魅力を持った曲。

6曲目は久々、懐かしの「イカロス」。
「この曲が生まれて、
はじめて音楽をやっている意味を感じ、
はじめて僕たちの音楽を好きになってくれたファンがついた」
というメリログ原点の曲ともいうべき「イカロス」。

何だろう。ライブで歌う度に、
曲の味わいが増している感じがする。
ライブ後のファンには「イカロスが最高によかった!」
という声も聞き、
歌詞をかみしめながらじっくり聴ける名曲です。

ちょっと暗めの曲が続いたなか、
スローテンポながら明るい曲調の「ワールドスケープ」へ。
ライブ会場の空気が一変して明るくなる、
目の前に草原と青い空が広がる感じの、
とってもさわやかなこの曲はいい感じ。
音の心地よさに落ち着いて酔いしれます。

前半部分最後にちょっとテンションを上げる感じで、
「フェイクワード」。
ノリノリの曲というより、
ちょっと狂おしい感じがまたたまらない。
なんといってもラップ部分が心地よく、
またベースソロ、ギターソロ、ドラムソロと見せ場も多く、
これで一度、前半部分を締める感じで一段落。

●3
そして久々、アコースティックバージョン!
ワンマンの大きな楽しみの1つはこれ。
アコースティックバージョンがまたいいんです。

最近ではギターを持つ姿が多いボーカル涼さんが、
キーボードを弾きながら歌い、
楽屋で「何でアコギがあるんだろう?」と不思議に思っていたら、
「そっか、アコースティックをやるからだ!」
と思ったほど、アコギのイメージがない長田さんが、
アコギを持ち、
そして一見すると理科室の椅子に見える、
カホーンに座るドラム海保さんの3人編成。
とってもアットホームな感じなんです。

アコースティックバージョン1曲目は、
実に懐かしい「N」。
これがまたすごくいい!
神話的神秘的な感じで
ファンタジーのゲーム世界に迷い込んだかのよう。
この「N」とか昔の名曲のアコースティックバージョンを、
配信で売ってくれたらすぐ買っちゃいそう!なぐらい、
異世界へと誘ってくれる聴き心地がよい曲です。

アコースティックバージョン2曲目は、
出だしにサビのみやった「透明な羽根」。
1つ1つ歌詞をかみしめる感じのこの曲を聴くと、
自分の夢とか人生を考え合わせて、
涙が出てくるほどの感動。
一緒に夢を追い求めてがんばっていくぞと、
思わせてくれる、背中を押してくれる、
ファンのための応援歌的な曲に、
毎回しびれてしまう。

●4
中盤ゆったりとしたペースが続いたなかで、
ここから再びテンションを上げていく後半へ。

その1曲目は「エレメント」。
「パノラマ」と同様、ミドルテンポの明るい曲調って、
メリログにすごく合っていて聴いていて、
すごく気持ちがいい。
前作アルバム「アースボール」の代表曲ともいうべき、
「エレメント」は毎回ライブで聴きたいぐらいの名曲。

その「アースボール」のコンセプトの流れのなかで、
次は「悲鳴」。
ライブで聴く「悲鳴」はほんとすごい。
鬼気迫るものすごい迫力というか。
「悲鳴」で一挙にメンバーと観客の火がつく感じ。
細かい音なんか関係ない。
衝動を、感情を音にしたような、
すさまずい迫力はいつもながらに圧倒される!

「悲鳴」の勢いが続くまま、
これまたワンマンの楽しみの1つであるギターソロ。
今回は「ゼロの天秤」に収録された「Bottom of the sea」。

毎回ながらギター長田さんのギターソロのすごさに、
圧倒されるわけだけど、
今回はアルバムで何度も音源化された、
「Bottom of the sea」を聴いているだけに、
「すごい!CDと同じのを生で弾いている!」
という感じがしてたまらない。

続いてもワンマンならではの楽しみ、ドラムソロ。
ギターソロという概念はあっても、
ドラムソロという概念はなかった私は、
はじめてメリログのライブでドラムソロを見て、
そのすごさに驚いたわけだけど、
何度聴いても海保さんのドラムソロがまたすごい!

ギターソロ、ドラムソロと続いて、
ラストの猛ダッシュセットリスト前に、
一度落ち着いて締める感じで、
アルバムから「遺伝子の箱舟たち」。
アルバムっぽい曲なんだけどライブで聴くとその魅力が倍加する。
メリログらしい神話的な世界観が見事に表現されていて、
こういう曲をライブで聴けるのが、
ワンマンでの楽しみ。
ライブで聴くと、CDでまたじっくり聴き直したくなる、
そんな隠れた名曲だ。

●5
そして最後のラストスパート!
この最後の猛ダッシュがすさまじい!
盛り上がれる曲を集めた怒涛の5曲。
ニューアルバムの曲はテンポが速いものが多いので、
その曲とこれまでのアップテンポな曲が加わり、
セットリストを見ただけでもよだれがたれてきそうな感じ。

完全に振り切った感じのある、
リズミカルなギターの奏でる音がたまらない「ディストピア」。
「ゼロの天秤」の代表曲でもある、
シングルにしても申し分のない、
切迫感、緊張感のある「ジャンクション」。
ライブのために作ったハイテンポな盛り上がり曲の、
欠かすことができない定番「スターフライト」。
さらにそこに輪をかけるように、
たたたみかけるような感じの、
エッジが効いたテンポのよい「アンバランス」

ハイテンションな曲が4曲続いたところで、
最後の締めに持ってきたのが「翠星コンパス」!
この曲もまたテンポが速くてノリがいいながら、
ポップで明るい曲調だけに、
すごく爽快感があって気持ちがいい!
「パノラマ」で締めなくても、
「ゼロの天秤」があれば「翠星コンパス」で締められる。
約2時間20曲はまったく時間を感じさせず、
あっという間に心地よい余韻を残して終わっていった。

●6
そして最後にアンコール。
ここで重大発表が。
サポートメンバーのベース・タクトさんが、
このワンマンライブでサポート最後になることに!
本業でやっているCGの腕を磨くために、
来年にアメリカに行くためだ。

タクトさんがはじめてマイクを握ったけれど、
涙があふれでてきて話せない。
そのシーンは思わずもらい泣きしてしまうぐらい、
じんときた。

「メリログのサポートをしたことで
スタッフの方や多くのファンの方と出会えたことが、
何より幸せ」という最後の言葉は何より印象的だった。

メンバー1人1人が話す中、
最後に登場した涼さんが、
アルバムタイトル「ゼロの天秤」に込めた説明。
「音楽なんでやっているんだろうというぐらい、
ゼロに戻っていろいろ考えた」
というなんとも意味深な言葉。
「いや、解散とかじゃないよ!」と涼さんが、
すかさずフォローの言葉があったが、
ファンにはわからないいろいろな葛藤や悩みがありながら、
多くの人と同じように、もがき苦しみながらも、
自分の道、音楽の道を模索している姿もまた、
感動的であった。

そんな感動的なMCの後、
それにふさわしい最後のフィナーレが、
アルバムから「未完成の地上絵」。
エピローグにふさわしい、
最後を飾るにはふさわしい、
壮大なバラード曲が、
MCの流れと相まってさらなる感動的な曲に聴こえてきた。

これぞワンマンライブの楽しみ。醍醐味。
生の息吹を吹き込まれた曲をライブで聴くと、
家に帰ってあらためてメリログのCDを聴き直したくなる。
ライブで聴いた後にCDを聴くと、
これまでとはまた違った曲の魅力を再発見できる。

音楽ってほんと素晴らしい。
日常で聴くCDの音楽も、
非日常のライブ空間で聴く音楽も、
毎日の生活に彩りを添えてくれ、
勇気づけられたり、励まされたり、
いろんなことを考えさせられたりする。

私は毎日のようにミスチルのCDを聴いているけど、
それに加えてメリディアンローグの音楽も毎日のように聴いている。

音楽も一期一会。
メリディアンローグの音楽に出会えた偶然を、
幸せに思いながら、
ライブの余韻に浸りつつ、
メリログの「ゼロの天秤」を聴いています。

そんな素晴らしいライブでした。
今後の活動にもさらに注目してきたいです!

※ライブ写真はただいま整理中です。
1000枚以上撮影したなかでピックアップして、
メンバーと事務所に確認後にアップしますので、
しばしお待ちください。

メリディアンローグ公式ページ
http://meridianrogue.com/


by kasakoblog | 2010-11-22 19:03 | 音楽


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