2001年 01月 22日

ラーメン太陽(高円寺)

高円寺北口からすぐ近く。
高円寺に引越てきた当初から、駅から家まで歩く道程でずっと気になっていた店があった。
「麺ロード」という喜多方ラーメン屋の隣りにある、「太陽」というラーメン屋。
店は古そうだが、そのくせ店頭に電光掲示板をおいて「雑誌・テレビで紹介された店」などと、
四六時中流しているので「なんだこの店は?」といつも気になっていた。

今時雑誌テレビに紹介されたことを自慢する店なんてそうそうない。
だいたいうまい店は口コミでしっかり伝わるから、「雑誌に紹介された」などと宣伝しなくても人は入るのである。
そんなこともあって、気になってはいたが、避けていた店でもあった。

今日、夕食にラーメンを食べたくなって、22時を過ぎていたので味噌一まで歩くのは面倒だし、
前からチェックしていた高円寺の駅前にあるラーメン屋に行こうとしたら、定休日で閉まっていた。
仕方なくその代わりにこの「太陽」に入ったのだ。

当店自慢のごまみそらーめん730円を注文。出てきたらーめんは、オレンジ色に近いスープをしていた。
はじめに食べる一口に緊張がよぎる。おそるおそるスープを飲むと「これはいける。変わった味がしているけど」と思った。
スープは「工夫して作ってあるな」と感じさせる、味に深みと奥行きがあった。
それでいてしつこくないこってりさがあって、今までに飲んだことのないスープだった。

今度は麺と具をすすってみると、ここでもまた驚かされた。
スープがこってりみそなのに、具も麺もしょうゆらーめんを連想させるのである。
このミスマッチングが、なんともいえない味を醸し出している。

きざみのりがかかって、その風味がラーメン中に充満している。
具はメンマと少々のネギで、みそには大概入っているもやしが入っていないことが、しょうゆを連想させるのかもしれない。
若干、麺だけがスープとの調和にかける点はあったが、のりの風味漂い、しょうゆを連想させる具と麺でありながら、
スープは特徴のあるコクのあるみそという不協和が、何とも言えないおいしさを醸し出している。

これがいいのか悪いのかはわからない。
もしかしたらみそに合う具と麺にすればもっとおいしくなるのかもしれないが、
これはこれですごく変わっていて特徴があっていいなと感じた。

久々に「また行ってもいいかな」というラーメン屋に出会えた。
まあそれでも到底Sランクには届かない。結構いい線いってるけど。
もうちょっと具が豊富であることと、麺のレベルアップをすれば言うことはない。


by kasakoblog | 2001-01-22 00:45 | グルメ・ラーメン


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