かさこ語録
2001年 02月 08日
封印と解放を繰り返してる。今は旅の封印の時期なんです。
今までの旅を何らかの形で吐き出したい。その一貫に「Weakly eye」があるんです。
毎日更新、毎週連載・・・
キツクなんかありません。僕が唯一、表現できる場ですから。
何かを話したい。何かを伝えたい。
その想いが少しでも届けばと願っています。
まだ時代は世紀末。
迷走する時代に必要なのは、強い意志力ではないでしょうか。
自分がしたいことと正面から向き合うのは難しい。
でもそれができなければ、生きてる意味なんてないじゃないですか。
常に自問自答の毎日。
問い続けることによってしか答えは生まれないと思います。
忘れかけていた子供心を取り戻す。
それが大人になってしまった僕の、唯一のテ-マです。
30歳が一つの目標地点。4年後の自分自身がどうなっているか?
そんなこと僕にもわからない。
だから楽しみなんです。
いろんなことをト-タルに考えていかないと。
現代社会に「絶対」なものなんてありません。
毎日更新のこの「かさこワ-ルド」でさえも。
僕は一介の営業マンだった。今はライタ-と名乗っても嘘ではない。
しかし僕のめざしているものは、
もっとその先の向こうにあるんです。
年を追うごとに焦る気持ちがないといえば嘘になるけど、
今は目の前のことを一歩ずつ進んでいくしかないと思ってます。
トラベルライタ-である前に、一介の旅行者でいたい。
書くことを目的に旅してるんじゃなくて、楽しむための旅をしている。
それが結果として書くという副産物を生み出すだけであって。
でもそれって「甘い」考えなのかもしれません。
旅は辛くそして苦しいこと。
でもそれを乗り越えてまでしたいと思う素晴らしいものに出会えるからこそ、旅を続けているんです。
人生とは平均台の上を渡ること。
最も大切なことは、バランス感覚です。
今、僕はシ-ソ-の片側にいっぱい物を載せているところ。
いつかその反動として、ぽ-んと何もない側に飛び移りますよ。
人を驚かせたいという悪趣味的性格を持ってるので、
「かさこさんは次は何するのだろう?」って期待していただければ幸いです。