2001年 02月 07日
都会の隙間(2)
朝9時。高円寺駅、総武線のホームで電車を待っていると、向かいのホームに中央線が到着した。
中央線の混みようは半端ではない。
あんな電車になんか乗りたくないなと眺めていると、最後尾の扉から乗ろうとした女の人に異変が起きた。

女の人の片方のサンダルが、混んだ電車に乗ろうとした瞬間、ホームと電車の間に見事に脱げ落ちたのである。
最後尾にいる車掌はそれに気づいたが、このくそ忙しいラッシュ時にそんなことで電車を止めていられないと、
見て見ぬふりをして、電車を発車させた。
女の人はその車掌に助けを求めようとしたが、
この電車が行かない限り、線路に落ちたサンダルが取れないことに気づいたのか、声を掛けるのをやめた。

電車が発車するとその女性は駅員を探したが、ホームを見渡す限りどこにも見あたらず、
片足裸足のままで、ホーム中央へと情けない姿で歩いていった。
電車は一向に間隔を空ける様子はなく、次から次へとホームに入ってくる。
まして電車は通勤客で超満員。たかがサンダル一つのために電車を止めるだろうか・・・?

新大久保駅での人身事故が起きて以来、まるで駅員の管理体制が悪いがごとき報道がされている。
しかしこんな光景を見てしまうと、駅員に同情したくなる。
そもそもこんなくそ寒い冬にサンダルなど履いている、TPOをわきまえない女が悪いのである。
このサンダルを落としたために、もし電車が止められるなら、
どれだけ他の乗客に迷惑がかかるか考えたことはあるのだろうか。
悪いのは駅の管理体制などではないのだ。

カップ酒を飲んで酔った客のように、自業自得で自分が死ぬならともかく、
他の乗客に迷惑をかけるのはやめてもらいたい。

そういえば大雪の日に異様にヒールの高い靴や、厚底サンダルを履いておっかなびっくり歩いている女性を何人も見かけた。
ファッションが大事なことはわかるが、
雪の日にすべりやすい安定性の悪い靴を履くようなアホな女がいくら綺麗でお洒落だとしても、
誰も見向きはしないだろう。
自分が痛い思いをするだけならいいが、頼むから、他人の迷惑になることはやめてほしい。


by kasakoblog | 2001-02-07 01:02 | 一般


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