かさこ内閣演説(2)
2001年 03月 02日
現状の破綻した制度を続けることは不可能であり、国民の自立を促すためにも、自由経済の活発化においても、
保険や年金は自分で人生設計を考えて、自分に合った保険会社なり積み立てなり貯金なりをすれば良いと考えています。
これにより現在低迷している金融業界への景気対策にもなります。
記者3:経済・景気・金融の話が出ましたが、その辺はいかがでしょうか。
かさこ:自由自立経済の実現を目標にし、銀行や証券会社がつぶれようが、デパートが潰れようが、国家は一切の血税投入をいたしません。
それから経済成長率の目標はわが国においては撤廃します。
金もうけをしたかしないかで、国民の幸福は計れません。
それどころか現状のニッポンは、国民の幸福を犠牲にして景気のためや企業のためや経済成長のために働いている。
こんなバカな話は聞いたことはない。
かさこ:逆に国民の幸福のための経済政策として、週休3日制を導入します。
それによって国民は楽しいことにお金を使える時間を手に入れることができ、
また休みの増加によって、作業効率の悪い現状の労働条件を改善します。
記者4:選挙制度についてはどうでしょうか?
かさこ:いくら総理や知事が代わっても、圧倒的大多数の議員が既成政党の政治家では政治はよくならない。
現在の政治の最も悪いところは、国の立場に立って広い視野と長い目で国策を決めなければならない政治家が、
自分の地元の利益のために権力を使っているということです。
そんなことは国会議員がやるべきことではなく、それぞれの市議会議員や県議会議員がやるべきこと。
国民からぶんどった税金をいかに自分の地元に予算を取って、お金をばらまくかという政治ではどうしようもない。
そこで選挙制度を抜本的に改革します。
記者4:というと?
かさこ:小選挙区制度も中選挙区制度も比例代表制度もすべて廃止。
一律、全国大選挙制度に改革します。
これで国の予算を特定の地方に使う現在の政治はなくなる。
またずっと違憲状態の続いている一票の格差問題も解決する。
さらに幅広い層の意見を取り入れるために、世代選挙制とします。
国民の人口比率に合わせて議席数を決め、子供から老人まですべての世代が政治に参加できる制度にします。
いや、一度やってみたらおもしろいんじゃない?