好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

kasakoblog.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2001年 04月 13日

聖地破壊

つい先日、イスラム原理主義勢力ターリバンによって、
アフガニスタン・バーミアンの大仏が破壊されたことは記憶に新しいことかと思う。
貴重な文化遺産を無意味に破壊するイスラム原理主義勢力の行動に、世界的な非難が集まった。

しかしちょっと待った!と言いたい。今日の朝刊にこんなニュースがあった。
ハワイ島で高級ゴルフリゾート施設の建設工事をしている日本航空に、
先住民遺跡や埋葬骨を破壊するトラブルが発生。現地の裁判所は工事の一部中止命令を出したそうだ。
日本航空ではそれについては謝罪をしたが、中止命令が出た部分以外は工事を続行するという。

計画地はハワイ先住民の聖地とされ、先住民の子孫らは工事の全面中止を求めているが、
日航側では、「中止命令が出た部分は工事をやめているが、
7年間かけて地元の理解を得て工事に着手しているので、それ以外の部分についての計画の変更はできない。
地域との共存共栄をめざして工事に取り組んでいる」と言っている。

我々はイスラム原理主義勢力の蛮行を非難することができる立場にいるのだろうか?
地元先住民の聖地を踏みにじりながら、平然と「共存共栄をめざしている」とぬかす金に目がくらんだ日本企業。
高級ゴルフリゾート施設を作ることが、地域の共存共栄になるとは到底思えない。

バーミアンの大仏破壊を正義ずらして批判している格好良いこと言っている人々もまた、多くの聖地を未だに汚しているのだ。
日本の恥、日本航空の蛮行。
地元の墓を荒らして作り上げたリゾート地に一体どんな魅力があるというのだろうか?
よ~く頭を冷やして考えて欲しい。


by kasakoblog | 2001-04-13 02:29 | 一般


<< 変人?!      面接での整合性 >>