2002年 06月 02日
雑誌を斬る(4)
ESSE(エッセ)6月号・扶桑社・500円


まず感じるのは重い。
こんな重い本、持ち歩きたくない。
まして女性誌なのだから、手軽さと携帯性は必須事項だろう。

料理とか家計とか美容とか、いろいろやってるんだけど、非常にみにくい。
テーマタイトルが目立たないせいか。
また特集部分と広告部分が交じりあって見え、どれが特集でどれが広告だかはっきりしない。

雑誌なんてぱらぱらめくって、目に飛びこんできたところを見るわけで、
その意味ではこの雑誌ほど、最初から最後まで際立ったページがないのは珍しい。
これではどこもすっとばしてしまい、誰も買わないのではないか。

あとこの雑誌で気になるのは、内容の薄さを著名人でカバーしようという傾向だ。
インタビュー・表紙に榊原郁恵を使い、料理には浜ちゃんの奥さん小川菜摘を使い、
収納には近藤典子さんを起用する。
まあよくいえば金をかけているのかもしれないが、著名人のブランドで冊子価値を上げようとして、
内容とか見やすさに気が配られていない感じがする。
悪くいえば「著名人使えば読者は買うだろう」みたいな雑さが感じられる。

内容うんぬんもあるが、まずこの犯罪的な重さをどうにかしなきゃな。
こんな重さでは電車の中でも読めないし、持ち歩いて喫茶店とかでも読めない。
まず軽くすることから考えた方がいいだろう。


by kasakoblog | 2002-06-02 00:18 | 書評・映画評


<< 「パッサジオ」辻仁成著      雑誌を斬る(3) >>