好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

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2002年 06月 01日

雑誌を斬る(3)

「サンキュ」5月号。390円。ベネッセ。


色使いすぎでどこ見たらいいのかわからない。
あちこち色を使ってしまうことで散漫になり、どこも目立たなくなってしまう。
最初の10ペ-ジほどの見開きは、片ページ広告で片ページが読み物で非常にみにくい。
この方が広告料を取れるのだろうが、見にくくて仕方がない。

というかいい内容を作って読者に買ってもらおうというより、
広告スペース増やして、それで採算取ろうっていう、
読者のための雑誌じゃなくて、広告のための雑誌って感じがするな。
国民のために行動しない政治家みたいなもので、存在意義が本末転倒してるんだな。

そして今回の特集「お金を貯めるどんぶり家計術」。
ほんと見にくいの一言。
色を使いすぎのところに、うるさいイラストが入り、さらに写真も小さく入ってる。
いろんな色があってあちこちポイントになってるから、
いったいどこでどう節約してるのかが、ひとめみてわからない。
さらにそのまわりを取り囲む文章もまた読みにくい。
縦書き・横書きが並存していることもあるし、1ページでいろんな書体を使いすぎているからだろう。
賑やかなんだけど何が書いてあるかようわからん。

さらに次の特集は「100円グッズでキッチン収納」なんだけど、写真が多すぎ。
しかも素人写真がいっぱいあって、ほんと見にくい。
プロのカメラマン使って、メインとなる写真を1ページの半分ぐらい、
ぼーんともってくればすごくわかりやすいんだけど、
素人が撮った意味のない写真ばかりで埋め尽くされてるから、ほんとどうしようもないページになっている。

非常に安上がりで作ってるんだろうな。
どのページも非常に散漫で、特集特集ごと、きっと別々の担当者がやってるせいか、
一つの雑誌としての統一性もなく、どうしようもない状態なんだけど、
唯一見やすかったページが、大庭英子さんの夕ごはんどうする?のコーナーだ。
ところがせっかくここはきれいで見やすいのに、先頭ページと同じく、片ページ広告になっている。
料理の写真のとなりに保険会社の宣伝とか美容の宣伝とか、読む気をなくさせるような誌面構成。
ほんとどうしようもないの一言。

散漫で何が言いたいんだかよくわからないこの冊子は、
表紙の賑やかさ(というかめちゃくちゃさ)を見ればすぐにわかる。
もっとシンプルにいくできではないか。


by kasakoblog | 2002-06-01 00:19 | 書評・映画評


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