2008年 02月 09日
謝罪会見を活かせないフジテレビのバカさ加減とニッポン放送の怠慢
倖田來未の謝罪会見(というか謝罪録画が正しい)が行われたが、
政治家や官僚の暴言ではなく、
単なる一タレントの謝罪が不十分だとか反省しているだとか、
そんなどうでもいいことをいっても意味がないので、
ちょっと違った観点からこの事件を考えてみたい。

倖田來未の暴言後の謝罪会見が、
フジテレビのFNNスーパーニュースの単独インタビューで行われるとあって、
倖田來未を好きな人、嫌いな人、興味がなかった人も、
とんでもない発言をした彼女の謝罪会見を見てみたいと、
多くの人が思ったに違いない。

しかしオンタイムで見れる人間は時間的に少ないだろうし、
わざわざ録画して見たいというものでもない。
じゃあみんな何で見るかっていったら、
Youtubeとかミクシィの日記にアップされている動画とかで見るだろう。

しかし、もしかしたら、
これだけ注目され「視聴率」が見込める放送なんだから、
Youtubeとかでアップされて見られてしまうよりも、
フジテレビの番組公式サイトでひょっとしたらアップされているんじゃないかと思った。
そこで「FNNスーパーニュース」の公式ホームページを見たが、愕然とした。
なんじゃこのホームページ?

何年も前の個人ホームページのようなダサくて見にくいホームページ。
しかも載せている情報は、ほんとくだらないものばかり。
「特報」をクリックすると、2/8に放送された
「なんちゃって料理」のレシピが書かれている。

ほんと愚かですよ、フジテレビは。
だからホリエモンに買収を仕掛けられ、
なんとか防いだものの買戻しのために大損こいて、
「ネットと放送の融合」もできないバカなんですよ。
そしてみな多くの人は、違法だろうが何だろうが、
Youtubeやミクシィなどで謝罪会見を見てしまう。

もし公式ホームページで謝罪会見をアップしたら、
ものすごいアクセス数が稼げるわけです。
アクセス数が稼げる=ネット視聴率がとれる、
すなわちそこにビジネスになるチャンスがある。
広告出したっていいし番組宣伝したっていい。
もちろん多くは会見動画だけ見て立ち去っていくわけだけど、
何百人に一人でも他の番組宣伝とか広告とかに興味を持ってもらえれば、
自社に利益になるわけです。

そういうことをせず、たった一度、ニュース番組でしか放送しないから、
みんな動画サイトなどで閲覧されてしまう。
削除要請したところで一度見てしまえばそれで十分なわけで、
そんな対応じゃ間に合わないわけです。
利益機会損出もいいところ。
もしホリエモンがフジテレビの経営に加わっていたら、
きっとこの謝罪会見をネットで流したんじゃないかな。

「いやしかし、どうせフジテレビはFNNスーパーニュースだけでなく、
他の番組でも使うからいいんじゃない?」と思いきや、
なんと今回の会見は自局の他番組にも使わせないというのだ。
翌朝の「とくだね」でこれについて司会の小倉さんは、
「それはおかしいんじゃない」とコメントする始末。
せっかく独占会見して視聴率とれるチャンスなんだから、
バンバン使えばいいのにそれさえもしない愚かしさ。

結局テレビ局ってネットが何たるかをまったく理解していないんでしょう。
だから「ネットでバッシングされすぎた」みたいなおかしな発言が出る。
ネットとはそういうような場所で、
もうそういうことが起こるのが日常になっているわけで、
それを「おまえらはバカだ」みたいにいったところで手遅れなんです。
しかも謝罪動画はどんどんネットで流されていってしまう。
だったらせめて自分のホームページで流せばいいものを、
時代の流れを読めないからそんなことしようとも思わない。
そこで利益を逃す。

それにしても倖田來未なんかよりも謝罪会見すべきは、
これを放送したニッポン放送にあるわけです。
生の番組ではなく収録番組だったんですよ、この発言は。
にもかかわらず発言を不適切と感じず流してしまったのは、
倖田來未なんかよりもはるかに責任が重いわけです。
何のためにおまえらいるんだと。
存在意義ないじゃん。

それにしても今回の騒動、
羊水発言を堂々と放送したのはニッポン放送で
謝罪会見をビジネスに活かせないフジテレビ。
ニッポン放送とフジテレビといえば・・・
そう、ホリエモンに狙われた前近代的メディアの代表でしたね。

倖田來未暴言でわかったことは、
ニッポン放送とフジテレビは相変わらず、
リスナーや視聴者のことを考えず、株主利益も考えず、
愚かな経営をやっているなということだった。


by kasakoblog | 2008-02-09 09:18 | 一般


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