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民営化郵政バッシングの謎

民営化した郵政バッシングのニュースが、
昨年からなぜか異様に増えている。
配送ミスだとか年賀状絡みとかで、
「いや別に民営化以前にも同様のミスはあったでしょ」
というようなことまで異常に批判するニュースを目にする。

「民営化したから郵政が悪くなった」、
と言いたいだけの一方的なニュースを、
ことさら取り上げる姿勢は、
圧倒的多数の国民が郵政民営化を
自民党大勝という形で示した民意に反し、
根強い郵政民営化反対論者の巻き返しなのか、
それとも民営化したばかりで混乱必死の郵政を、
批判することで注目を浴びたいだけなのか、
その真意はよくわからない。

民営化したことで年賀状離れに危機感を持った郵政が、
莫大な金をかけて広告し、
1月を過ぎても未だに年賀状を販売していることを、
批判するニュースがあったけど、
なぜこれを批判するのが意味がわからない。

もし郵政が民営化されていないなら、
公営企業のぶんざいで多額の広告費をかけ、
正月過ぎても年賀状売るなんて何事かという批判は、
正当なものだろう。

しかしもう民営化した。
郵政は競争で生き残るために、
一民間企業としてない知恵を絞って
あの手この手とやっているわけで、
別にそれがよかろうが悪かろうが、
法律に違反しない限り、
民間企業なんだから勝手にやらせておけばいいのだ。

なぜそれをわざわざニュースで取り上げ批判するのか。

どうも日本人の国民性の歪みというか、
民営化した郵政を目の敵にする一部の人間が、
メディアを使って異様に煽っているだけに過ぎないと思うのは、
私だけだろうか。

by kasakoblog | 2008-01-15 10:44 | マスコミ

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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