好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

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2012年 04月 07日

いいね!集め狂騒曲とSNS疲れ。mixiの凋落。フェイスブックの今後

「いいね!」が300集まりました!
「いいね!」がまだ10しかついていない。
「いいね!」をすみませんが押してください!

最近急速に普及しつつあるのがフェイスブック。
実名・顔出しが基本のネット上のつながりサイト(SNS)だ。
出身校、生年月日、実名、勤務先、これまでの経歴など、
個人情報はすべて丸出しが大きな特徴だが、
もう1つの特徴は「いいね!」にある。

人が書いた記事に「いいね!」を押す。
この子供だましとも思える単純機能が大いに受け、
今や個人も企業も「いいね!」集めに必死だ。

先日フェイスブックに取り組む先進企業のセミナーに行ってきた。
1つはJAL。
経営破綻したマイナスイメージを払拭し、
ファン離れを防ぐために、
担当社員が実名で記事をアップするという取り組みをしている。

そんなことしたら炎上するんじゃないか?
と社内では大いにもめたそうだが、
主に旅記事などを紹介し、
「いいね!」が300も集まる時もあるという。

企業のブランドイメージアップの効果を図る指標として、
「いいね!」が何個ついたかが重要になる。
「いいね!」が多い少ないかは、
極端な話、企業社員の業績評価にもかかわってくるまで、
フェイスブックは社会に根を張りだしている。

もう1つはローソン。
主にキャンペーン情報を流しているせいか、
「JALさんほどいいね!は集まってないんですよ」
というが、フェイスブックページ内には、
新卒採用の案内ページもある。
今は単純にそこから外部の採用ページに飛ぶだけだが、
近い将来、各企業がフェイスブック内で、
エントリーを受け付け、採用をするという時代がくるかもしれない。
なぜならフェイスブックが履歴書になるから。

逆にいえばフェイスブックで、
この学生が何を考えているのか丸裸にできる。
いくら面接などで上っ面でいいことを言っていても、
フェイスブックの過去の発言を見れば、
本心で何を考えているかが明らかにされてしまう。

企業だけでなく一部の個人は「いいね!」集めに必死だ。
実名主義ゆえある意味では馴れ合いにもなりやすい。
別にたいしてよくもないけど、
リアルな関係があるから「いいね!」を押さざるを得ないとか、
実名ゆえ表だって批判はできないとか、
ましてやプライベートと仕事がごっちゃになり、
上司や同僚、部下や取引先も見ている可能性もあるので、
差しさわりのないことしか書けず、
「いいね!」合戦に陥った挙句、SNS疲れする、
といったこともあり得る。

SNSといえば日本ではミクシィが圧倒的な存在感を持っていた。
しかし先日ある人にお会いした時、
「ミクシィをいつ辞めようか考えてるんですよ」
と話を聞いて「いや、まさに私も同じこと考えてたんですよ!」
と意気投合したことがあった。

ミクシィは今は匿名が当たり前になっている。
匿名の心地よさもある反面、
ネット上の遊びになってしまい、
実益的につながりにくい面も出てきてしまう。

いや初期の頃はそんなことはなかった。
私はミクシィのおかげで、
どれだけ多くのいい出会いがあり、
しかも仕事に結びついたケースも何件もある。

しかし最近フェイスブックの実名制に押されているのと、
多くの人は日記なんて書くのは面倒だけど、
短いつぶやきだけで十分じゃんという人が、
ツイッターに流れていることもあり、
しかもミクシィだからこそ素晴らしかった、
足あと機能を廃止してしまうなど、
ユーザーが望むこととは逆行したことをし続けてきたために、
登録人数は何千万人かもしれないが、
もはやかつての熱気はなく、
前とは違って活気がなくなったなと感じていた。

ミクシィの辞め時を考えているという方も私も、
マイミクが1000人いてこれまでミクシィをフル活用し、
ビジネスにもつなげてきたが、最近の落ち目ぶりをみて、
いくつもSNSサイトを更新したり管理したりするのが大変だから、
「いつ辞めようかと考えている」という発言になった。
かつてヘビーユーザーだった人が辞めていくと、
どんどんサイトは落ちぶれていく。

私もネットツールが増えるにつれ、
ミクシィもツイッターもフェイスブックもやっているが、
すべてをいちいちチェックするのは面倒だし、
ミクシィはブログのコピペ作業があるので大変面倒だ。
それでもかつてはその面倒をかける意味があったが、
今はログインする人も随分と減ったし、
前よりも活気がなくなったし、
何より匿名性ゆえ荒れやすいというのもあって、
あんまりメリットを感じられなくなった。

とはいえフェイスブックがいいかというとそうでもない。
実名制によるいいね!の馴れ合いとか見ると、
なんかうざったいし、
会社とプライベートがぐちゃぐちゃになるからやらない、
という人も結構多いし、
何よりインターフェイスが悪いというか使いにくい。

そのためみなさんにあやまらなくてはならないのだが、
まだフェイスブックをやっていない人で、
私のメアドに登録されている人に、
フェイスブックの招待メールが一斉送信されるという、
とんでもない誤動作をしてしまったのだが、
私はフェイスブックをぜひ使ってください、
とはあまり思っていない。

でもミクシィの落ち目ぶりや、
一部のユーザーがフェイスブックを120%活用しているし、
そして何よりミクシィ全盛期のように、
フェイスブックにはこれから伸びそうだという活気があるので、
私も致し方なく、最低限だがフェイスブックをしている。

もはやネットはバーチャルなどではなく、
リアルの一部であり、
ミクシィやフェイスブックなどを通じて、
リアルにビジネスでもプライベートでもつながっていく時代だとは思うが、
なんとなくまだ過渡期のような気もして、
特にミクシィの機能の使い勝手の良さに比べると、
日本人にはフェイスブックはなじみにくいのかなとも思ったりもする。

馴れ合いいいね!もちょっとうざい感じがして、
かつてミクシィで「読み飛ばし」が問題になったように、
実名、リアルな関係があると、
いいね!をしないでスルーするのは許されないみたいな、
そういうのもなんかやだなとも思っている。

だからこそ私が期待しているのは「いいね!」の課金化。
「いいね!」を押したら相手に10円あげることになる、
みたいにすれば、馴れ合いいいね!はなくなるだろうし、
本当にいい記事だと思ったものにだけ「いいね!」がつくようになるだろう。

それと似たようなサービスも出始めていて、
たとえばGrowボタンを押すと、
1ドル分のポイントが贈られるというものもあり、
http://growbutton.com/
私なんか無料で記事を公開しているブロガーにとっては、
お世辞馴れ合い「いいね!」より、
お金を払ってもいいと思えるぐらいの記事だったから、
「いいね!」を押しましたみたいになると、
それが貴重な収入源にもなるのでいいのだが。

いずれにせよネットツールはまだまだ問題は多く、
過渡期的な状況にあるものの、未知の可能性も秘めている。
SNSにお金のやり取りが導入されれば、
まさにネットとリアルが融合し、
馴れ合いも減りつつビジネスにも役立つみたいなことになれば、
いいんじゃないかなと期待している。

ただ日本ではネットは既得権益を壊す革命ツールだから、
SNSに課金制度とかいったら、
いろんな法的制約により実現が難しいとか、
既得権益を守るための規制のせいで、
なかなか認めないといった動きもあるだろう。

SNSが単なるネット上の遊びだけでなく、
リアルにビジネスやプライベートな可能性を広げるツールとして、
発展できる土壌が日本でも作られれば、
若者の閉塞感や社会の矛盾を解決できたりするのではないかと期待はしている。

そんなわけで現状、ミクシィをいつ辞めるか悩みつつ、
フェイスブックは仕方なくやりつつ、
ツイッターが一番おもしろいという状況で、
毎日ブログを更新しています。

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by kasakoblog | 2012-04-07 02:04 | ネット


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