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スマホ時代の働き方~定時しばりの意味のなさ

ケータイは働き方を一変させた。
出社時間、退社時間という観念をなくたことだ。
出社前だろうが退社後だろうが、
休日だろうが時には深夜だろうが、
ケータイでつかまえられたら最後、
仕事をしなければならない。

ケータイ番号を教えないという選択肢もあるが、
待ち合わせで教えてしまったり、
会社からケータイにかかってくれば、
もはやケータイの奴隷から逃れることは不可能に近い。

もはや労働時間という概念は変わり、
タイムカードを押している間だけが、
仕事ではなくなってしまった。

ただむしろ私はそれはいいことだと思っている。
電話とメールとパソコンがあれば、
いつでもどこでも仕事ができるようになるのは、
便利な世の中じゃないか。

ただだからこそ会社員時代に不満だったのが、
定時に行かなければならないこと。
なぜ定時に行かなければならないのか?
例えば共同作業があったり会議があるなら仕方がない。
店があって営業時間内に誰かいないと、
客がきてしまうというなら仕方がないがそうではない。
昔だったら「いや会社に誰かいないと電話番が」
という言い訳が成り立ったが、
今やほとんどの要件はメールでくるし、
会社にいなかったらケータイに電話がかかってくる。
電話番がいなくてはならないからというのはもはや理由にならない。

仕事がイヤだから定時に行くのがイヤなのではなく、
ケータイでいわば24時間365日、仕事ができる状態なのだから、
効率、能率の悪い通勤ラッシュに突っ込み、
定時に行く必要はないんじゃないかという思いが強い。

でも「バカの壁」よろしく、
これまでの働き方の概念を変えられず、
出社退社という概念に縛られる。
それならそれでいいけれど、
実際に「勤務時間」以外に仕事をさせていることは考慮しない。
極端な話をすれば24時間365日、仕事で拘束しておきながら、
休みは認めないようなものだ。

これまでの働き方を変えるツールはあるのに、
頭の固い人間が働き方の実態に合わせたルール変更ができない。
だからそこに無駄やストレスが発生する。

今はフリーになって夜遅く電話がかかってこようが、
休日仕事しようが気にならない。
定時に出社しなければならないという、
意味不明・非効率な縛りがないから。

別にフリーランスにならなくても、会社員であっても、
働く人が気持ちよく働ける環境にした方が、
社員のモチベーションも上がり、
よっぽど業績も上がると思うのだが、
どれだけ道具が進歩しても、変化に対応せず、
柔軟性を持たない硬直した頭の持ち主が、
会社上層部にいると、
四六時中拘束されるは、でも定時にこなければならないのは、
働く意欲を失わせる結果になりかねないと私は思う。

※当たり前の話だが、
決められた時間に来ることが大事という仕事ももちろんあり、
それを否定するものではない。

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by kasakoblog | 2012-07-03 15:58 | 働き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


by kasakoblog