好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

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2012年 07月 30日

世界を席巻する中国人観光客

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中国から日本に帰ってきたのに、
ここは中国かっていうぐらい中国語が飛び交っている・・・。
木曜、撮影のためお台場に行くと、中国人観光客が結構目についた。
ショッピング店には中国語ででかでかと看板が。
中国で普及しているクレジットカード、
銀聯カードが使えることも大きく表示されていた。
翌日金曜、撮影のため箱根に行くと、
そこら中で飛び交う中国語。
団体で大挙して押し寄せているようだ。

先日、北京に13年ぶりに訪れたが、
観光名所はどこにいっても中国人観光客だらけ。
万里の長城しかり、天安門広場しかり、故宮しかり。
これまで北京には3回訪れているが、
昔はこうした観光名所で目につく団体観光客といえば、
日本人が定番だった。
しかし日本人はあまり見ず、
というか中国人があまりにも多すぎて、目立たなくなっている。

7~8年も昔のことだけど、ラスベガスに行った時なんかは、
中国人の長期休暇時期になると、
カジノホテルが中国人観光客仕様に様変わり。
イタリアをテーマにしたヴェネチアンホテルが、
中国風にしてどうするんだと突っ込みを入れたくなるぐらい、
金を使ってくれるお客様である、
中国人様のためにホテル内デザインを大々的に変更していた。

高度成長で所得が急増し、中間層が増える中国。
しかも買い物好き、旅行好き、ギャンブル好きときているから、
長期低迷経済の先進国にとって、
中国人観光客の取り込みは、成長戦略の重要な柱となっている。

ただ、経済が発展しても、中国人気質というべきか、
中国人マナーというべきか、中国人のすさまじさは相変わらずだ。
北京にも真新しい店も家も交通機関もできたものの、
バイタリティあふれる中国人は健在だ。

以下、北京滞在中にあった中国人のすさまじさ。

・地下鉄の乗り降りは降りる人を優先しない。
容赦なく乗り込む。
そのせいか停車の1駅手前になると中国人は、
車内をかきわけ、ドアの先頭に行くようにしていた。
そうしないと降りれなくなるからだろう。
駅の乗り降りはサバイバルである。
降りようとする人と乗ろうとする人と毎回戦闘状態。
誰も得しない非効率なシステムだが、
国民性ともいうべきなのか、
地下鉄が真新しくなってもまったく変わらなかった。
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・列の割り込み
切符売り場やチケット売り場、ファーストフードなど、
中国での列並びは熾烈を極める。
日本みたいに平和ボケしてのんびり並んでいると、
すぐさま割り込まれ、ポジションを奪われる。
こっちも列に割り込み、相手を出し抜くぐらいの勢いで、
列に並ばないと平然と割り込まれる。

ちなみにあまりにしつこく割り込もうとする、
若い中国人女性がいたので、
思わず日本語で「ちゃんと並べよ、どうせ次なんだから」
といったが、ものすごいきょとんとした顔していた。
雰囲気で何を言いたかったか伝わったとは思うのだが、
列に並べと文句を言う中国人なんかいない、
といった顔をしていたのが印象的だった。
昔ほどひどくはないが、今でもかなり熾烈な争いだ。

・他人との距離が近い
地下鉄内でも列でもそうなのだが、
まるで痴漢かスリかと思うぐらい、距離が近い。
すぐそばに顔がある。
それでいて突然大声で話を始める。
何か声を掛けられたのかとぴくっとしてしまうが、
ケータイでしゃべりまくっているか、
近くにいる連れに大声で話しかけていることが多い。

・反対車線で追い越し容赦なし
他のアジア諸国ではほとんど当たり前の話だが、
やはり中国でもまだ昔と変わらず、
1車線の道路でもちんたら走っていると、
絶対事故起こすんじゃないかというぐらい、
前方車を煽らんばかりの車間距離を詰め、
すきあらば反対車線に出てものすごい勢いで抜いていく。
その危なっかしさは半端なかった。

インドみたいにまだまだ前近代的な国家で、
道路もまだちゃんと舗装されてなくて、
車もボロい国ならともかく、
かなりいい車が普及していて、
道路もきちんと舗装されている中国だが、
運転マナーのメンタリティはまったく変わっていないようだ。

・英語はほとんど通じない。
中国人を相手にするということは中国語が必須。
英語はほとんど役立たず。
英語が通じるのは香港人ぐらいなもの。

・化粧はあまりしない
北京にいて驚いたのは若い女性のファッションは、
随分と昔に比べるとおしゃれになった感じ。
後姿からは一見すると中国人とわからないような人もいるが、
でも前から顔を見るとすぐわかる。
服はおしゃれなのにほとんど化粧はせず、すっぴんなのだ。
そのせいか、地下鉄の車内広告は、
やたら化粧品の広告が目立った。
今がチャンスとばかりに世界の化粧品メーカーが、
中国市場を狙っているが、
まだまだごく一部の人に限られていると感じた。

・上半身裸で歩く男性
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中国人スタイルともいうべき、
夏、暑くなると、男性が上着の半分だけあげて、
腹だけ出しているスタイルや、
もしくは上半身完全裸の姿を北京で随分と見た。
中国の田舎ならまだまだ当たり前だろうが、
首都でもまだまだこの姿を見かけた。
あれって涼しいのかな?

・撮影禁止、立入禁止も無視
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世界遺産にもなっている故宮で、
一般観光客が立ち入ってはいけないエリアにも、
平然と次々と観光客が入って記念撮影。

チベット寺院や雑技劇場など、撮影禁止と書かれていて、
特にフラッシュはやめてくださいと書いてあってもなんのその。
堂々とバチバチ撮影している。係員が注意しないことも多い。

・・・・・・
もちろん様変わりした風景もある。
月曜日の朝、通勤時間帯に地下鉄に乗って驚いたのだが、
もちろん日本人のようにくそ暑い最中、
スーツを着て通勤するバカはほとんどいなかったのだが、
座席に座っている7人中6人がスマホを広げて見ていたことだ。
スマホはかなり普及しているようだった。

またあちこちにきれいな無料の公衆トイレができていたこと。
中国のトイレは汚いとは有名な話だが、
10年ぐらい前からもうそれほど汚いトイレは、
あまり見かけなくなっていたが、
でもそんなにきれいじゃないのに、
だいたいどこも金をとられた有料トイレが多かったような気がする。
(といっても10円とかだけど)
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しかし観光名所地には整然ときれいなトイレが整備され無料。
これには驚いた。
国内観光客が急増していることに対応した措置なのだろう。

変わった部分はともかく、相変わらずの中国人気質と、
これから日本国内にいても接する機会が増えるかもしれない。
観光名所や電器店などに行けば遭遇率はかなり高まる。

覇気のない日本人とは違い、
元気に動き回り、金遣いの荒い中国人は、
ビジネスの上では大きなチャンス。
金のなる木だ。
ただ付き合うのなら日本人の遠慮文化とはまったく違う、
強引、せっかち、自分のことが最優先を徹底し、
日本のマナー感覚なんかとはだいぶかけ離れた、
気質というか国民性を理解しないと、
思わぬ落とし穴があるかもしれない。

日本の常識や価値観など通じない相手。
でもそんな相手と否が応でも、
付き合う頻度は増えてくるだろう。

でも現代化してスポイルされてしまった日本人に比べると、
これだけ経済発展を遂げていても、
まだまだパワーあふれる傍若無人な中国人の方々は、
私なんかはうらやましく思える。
これからますます厳しい時代、グローバルな時代になった時、
他者を押しのけてでも、
自分が生きるために食べ物をつかむみたいな、
サバイバル精神みたいなものがないと、
どんどん取り残されていくと思う。

人間だって所詮は動物。弱肉強食の世界。
自衛しなければ、自分に力をつけないと、
食われてしまう時代になっていくのではないかと思っている。

【動画】北京王府井・ゲテモノ市場
http://www.youtube.com/watch?v=63wyEw-LrJ0

【動画】北京胡同
http://www.youtube.com/watch?v=zetfNnFJcAY

【動画】北京王府井
http://www.youtube.com/watch?v=qa9E3C5mYyI

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by kasakoblog | 2012-07-30 22:26 | 一般


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