2012年 09月 07日
見積もりと企画ばかり出させる会社は要注意~サラリーマンは自営・下請けの気持ちがわからない
時間やお金のコスト意識のない発注元のサラリーマンの中には、
フリーランスや下請け企業に、やたら見積もりや企画を出させる輩がいる。
はっきりいって、こういう輩は相手にしない方がいい。
まず仕事にならない。
なっても、ああだこうだと要求ばかり多く、わりにあわない。
企画だけぱくってる可能性も高い。
仕事の発注先はすでに決まっているが、
そこを安くさせるための材料として使われている可能性もある。

そういう下請けいじめを平然とするようなサラリーマンは、
たいてい社内で人望がないタイプが多く、
だからこそ部下に頼めないので、
企画を外出しして利用するわけだが、
そういう人とつきあっても、まずいいことはない。

企画料などきちんとした対価が支払われるなら話は別だが、
ことあるごとに無料で何度も何種類も、
見積もりや企画ばかり出させて、
ほとんど仕事を発注しないクライアントは付き合わない方がいい。
きっぱり断るべきだ。

非常にフリーランスには参考になる本「フリーで働く! と決めたら読む本」中山マコト著
なんかは見積もりも有料にすべきとも言っている。
さすがに見積もり有料はいくらなんでもナンセンスかな、
という気もするが、
多分、何度も見積もりばかり出して、
一向に仕事を出さない発注元がいたのだろう。

もちろんフリーランスなり下請け企業が、
仕事をとるためにクライアントに、
無料で自ら企画提案し、見積もり提案するのは、
営業手法の1つだと思うし、それはアリだと思う。
でもろくに仕事のつきあいもないのに、
まるでタダで使える部下だと勘違いしている、
発注元のサラリーマンが、
フリーや下請けにあれも出せこれも出せと、
さんざん下調べや企画を考えさせた挙句、
「今回は社内で通らなかった」といいつつ、
また何度も出させる。

当たり前の話だが、フリーランスや下請け企業は、
社内の部下でもなんでもないわけで、
いろんな作業をさせられれば、
そこには時間もお金もかかるわけだ。
たとえ実費で支払うお金が出なかったとしても、
見積もり何種類も作ったり、
企画を考えて提出したりするには、
時間がかかっているわけだ。

人を使う時間=人件費。これはコストだ。
フリーや下請け企業が時間をそこに費やし、
仕事にならなければ、その分、赤字になる。
他の仕事ができなくなるからだ。

しかしこうした驕ったサラリーマンには、
フリーランスや下請け企業の時間コストがまるでわかっていない。
というか自分自身の時間コストもわかっていないのだろう。
単に仕事ごっこをしているだけなのだ。

実際に私もそのような事例をいくつも見てきた。
ある知り合いの印刷会社は、
今までまったく仕事をしていない会社から、
2~3万円の仕事の見積もりのために、
ファックスじゃなくて来て説明しろ、
もう何種類か別のパターンを作ってくれ、
そしたらまた説明に来てくれ、
といったようなことを半年続けて、
1つも仕事を発注しなかったという。

そんなバカな会社なんかとっとと切ればいいのに、
「もしかしたら仕事をくれるかもしれない」
「ファックスより直に会う回数が増えれば、
仕事がもらえる可能性が高くなるかもしれない」
と下請け根性丸出しで、何でもいうこと聞いて、
何度も何度も見積もりを出したが、
結局、一度も仕事の発注はなかったそうだ。

そしてこういうアホな発注元の決め台詞はこうだ。
「もうちょっとで社内稟議通りそうだったのに!
きっと今度は仕事頼めるかもしれませんから」
仕事が欲しいフリーランスや下請け企業としては、
この言葉を真に受けてしまうわけだが、
2~3度、見積もりや企画出させて、
仕事にならない会社はさっさと見切りをつけた方がいい。

また仕事ができない担当者ほど、
見積もりの種類を何種類も作らせる。
見積もりが多いということは、
ようは社内でどんな仕事になるか、ツメきれていないのだ。
ツメきれていないから、
このパターンだったらこう、あのパターンだったらこう、
といろいろ出させた挙句、
結局ツメの甘い仕事の仕方しているから、
社内で企画が通らずボツになるケースが多い。

ただこういうアホなサラリーマンを生み出しているのは、
あまりにも下請け根性丸出しで、
お仕事くれるなら何でも無料でしますみたいな、
プロ意識のないフリーランスや下請け企業が多いからだ。

「そうはいっても、かさこさん。
やっぱりクライアントのいうこと聞かなきゃ、
仕事なくなっちゃいますよ」
というかもしれないが、
その程度のことでしか他社と差をつけられない技術しかないなら、
多分、そのクライアントはより安い価格を提示する下請けがいたら、
あっさりのりかえるだろう。
そこで争っている限り、
際限のない価格競争に巻き込まれ、
際限のない無料サービスを続け、
体力消耗して、新規の優良顧客を獲得するチャンスを逃し、
売上も利益も減る最悪のパターンにはまりこんでいるだろう。

時間やお金にコスト意識のない、
横柄な発注元サラリーマンを減らすためにも、
何度も見積もりや企画ばかり無料で出させる相手先は、
きっぱり切るように心掛けたい。

・サラリーマンは自営の気持ちがわからない
http://kasakoblog.exblog.jp/15108812/

・ギャラを言わずに仕事を頼む会社は要注意
http://kasakoblog.exblog.jp/15191248/

・脱・下請け意識~発注元を増長させるな
http://kasakoblog.exblog.jp/15215593/

かさこツイッター(お気軽にフォローどうぞ。基本フォロー返しします)
http://twitter.com/kasakoworld


Amazonで買い物する際、下記よりお願いできればありがたいです。
Amazon
(有料メルマガに頼らない私の方法 http://kasakoblog.exblog.jp/18718552/


by kasakoblog | 2012-09-07 21:18 | 働き方


<< 鶴見おいしいラーメン      バンドイベントの新しいあり方~... >>