2013年 01月 05日
AKBを批判するから日本は衰退し続ける
年末年始にAKBをやたらテレビで目にした。
CDが売れない時代に売れまくっているのはAKBぐらい。
こうした中、時代の変化に対応せず、
今までのやり方に固執している音楽家の中には、
「AKBなんて低俗だ」「所詮、投票権付きで売れてるだけだろう」
とAKBを批判する人もいるが、
そういうのって、ほんと恥さらしというか、
「自分は無能です」って宣言しているようなもの。

で、そんな無能な輩がやることといったら、
自民党と公明党に陳情し、
CDが売れないのは違法ダウンロードのせいだ。
違法ダウンロードには刑事罰もかすべきだと圧力をかけ、
それで民主党案にはなかった刑事罰を法案にくっつけてしまうという、
ろくでもないことをやっているわけだ。
それであんたらのCDが売れるのか。
答えはノー。明らかだ。

私はAKBのファンでもないし、
今ようやく4人ぐらい顔と名前が一致するぐらい。
でも年末年始にテレビを見て思うのは、
ビジュアルや魅せ方もいいし、
曲もキャッチーだし、
そして何よりダンスがうまいことに驚いた。
歌もダンスも下手でただかわいいだけでの、
「アイドル」なんかではないことがよくわかる。

音楽ビジネス的に見ても、
今の音楽業界が盛り上がらない問題の一因となっている、
ライブハウスに依存せずに、
自前で持ってしまうというのは、
非常に素晴らしい目の付け所だ。
ちゃんと今の音楽業界を研究し、
売れるためにはどうしたらいいかを、
必死に考え、しかもはじめはぜんぜん売れなかったのに、
今やこれだけ売れるようになったというのは立派な功績だ。

何かと批判される投票権付きCDだが、
金融を知っていれば何の違和感もない。
株でいえば、株をいっぱい買った人が、
その企業に対して発言権があるわけで、
1人1票より1株1票の方が、
ビジネスとしてはすんなり受け入れられる。

AKBに限った話ではなく、
この国が衰退している一番の原因は、
時代や社会が変わっているのに、
いつまでも過去の成功モデルにしがみつき、
それを変えようとしない人たちが、
変わろうとしている人たちの成功を妬み、
あらゆる手段を使ってその成功を蹴落とそうとすることだ。
政治家に圧力かけて法律で縛ったり、
自分の権威や権力を使って批判したり。
そんなことしているからみんなジリ貧になっているのだろう。

大赤字で家電業界のひどさを見ればよくわかる。
自民・麻生政権時代、景気対策と称して、
家電エコポイントなんてイカサマ制度をでっちあげ、
税金くすねて家電がバカ売れしたわけだけど、
単なる需要の先食いで終わってしまい、
その後は低迷して、今や大赤字。
貴重な税金使ってその税金をくすねたのに、
数年後に大赤字って税金泥棒だろおまえら、
何の経済効果もないのに、
景気対策と称して税金使われた金返せって話だ。

結局、そうやって、
変化に対応したくない人が、
自民党を再選させたように、
政治家にすりより、自分は何の経営努力もせず、
売れないのを政治のせいにして、
景気対策をしろとせがむから、
意味のない税金バラマキが行われ、
結果、本来必要な社会保障費が削られたり、
道路の補修費用が削られたりして、
挙句の果てに借金増やして増税されるという悪循環が繰り返されている。

デフレスパイラルなんかじゃなく、
AKBを批判するような、
売れないことを他人のせいにして、
売れている人の足を引っ張るような、
変わりたくない腐った輩が、
いつまでも延命されてしまう悪循環こそ、
断ち切るべきものだと思う。

最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。

ところがこの国は先の選挙で明らかになったように、
多くの人は変わりたくないんです。
変わりたくない人がよってたかって集まり、
変化するものを叩き潰し、
時代錯誤なやり方を守るために、
莫大なコストを費やしている。
だから借金が2000年に500兆円しかなかったのに、
あっという間に1000兆円になり、
でも未だにその失敗の繰り返し、
借金して税金バラまけば景気がよくなるなんて、
信じられない詐欺話を信じている。

まったくAKBを批判している暇あったら、
少しは売れる工夫をしてみろ。
売れること=いい音楽ではないというなら、
他人の批判をしてないで、
世間の評価や人気なんか気にせず、
売れる売れないなんか気にせず、
黙々と自分の作品を作り続ければいいだけの話。

AKBバッシングってホリエモンバッシングとダブる。
売れないものの負け犬の遠吠え。
成功者の足を引っ張ることばかりに夢中。
そこに「文化」とか「芸術」とか、
もっともらしい言葉を添える。

そういう見苦しい大人にだけではなりたくない。
でもそういう輩が日本をダメにしているということに、
多くの人は気づいていると思うけど、
“声の大きい”人が勝ってしまう情けない世の中だと思う。


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by kasakoblog | 2013-01-05 00:31 | 音楽


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