2013年 01月 07日
会社員は収入源が1つだからリスクが高いという大いなる間違い
会社員でも一生安泰ではなくなった時代。
否が応でも独立して生きていかざるを得なくなる人が、
今後増えていくとは思うが、
こうした時代趨勢から、
「会社員は収入源が1つだからリスクが高い」
といってフリーランスや独立起業がさも、
会社員よりリスクが低いと誘導するのは、ミスリードだと常々思う。

確かに会社員の場合、お金が振り込まれてくる先は、
自分が勤めている会社1社しかない。
逆にフリーランスは複数社から、
ギャラが振り込まれることが多いのが一般的だ。
でもよくよく考えてみれば、会社だって、
複数の取引先と仕事をし、複数の会社から振込があり、
それをまとめて整理し、
従業員に給料として振り込んでいるだけの話であって、
「会社員=収入源が1つ=リスクが高い」というのはおかしい。

そもそも大企業で複数の事業部があれば、
自分の事業部がダメでも他の事業部ががんばれば、
給料は最低限保証されているわけで、
こんなにリスク分散の効いたいいシステムはない。
フリーランスでいくら何社とも取引があったところで、
複数事業を手がけることは容易ではないし、
ましてや自分が倒れたら代わりになってくれる人はいない。
会社員なんかよりよっぽどリスクが高いことを認識しないと、
単に会社員がイヤだから独立したけど、
会社員以上に仕事が大変で収入もままならず、
会社を辞めなきゃよかったなんて話になりかねない。

ただ会社であっても危険なのは、
取引先が1社に極端に偏っているところだ。
中小企業にありがちだが、大企業の下請けだったり、
社長が前勤めていた会社から仕事が8~9割占めているような場合、
これはまさに「収入源を1つに頼っている」状態で、
非常にハイリスクな構造だ。
こうなってしまうと完全に下請け奴隷になり、
むちゃくちゃな納期や低価格を要求された挙句、
都合が悪くなったら切られて、一挙に売上を失うべきで、
こういう会社勤めの人は会社員であってもリスクが高い。

フリーランスでも同じで、
いろんな会社と取引している人はいいが、
よくありがちなのは前に勤めていた会社もしくは、
会社員時代に勤めていた時の取引先1社に、
仕事の大半を依存すること。
これは非常に危険。
取引先の分散は、会社員やフリーランスに関係なく、
必要なことだと思う。

また先行き不透明な時代に、
フリーであろうと会社員であろうと、
食い扶持を確保し生き残っていくには、
できれば種類の違った収入源が欲しい。

たとえば下請け仕事ばかりだと、
元請けから切られたらそれで終わり。
自社商品なり自社販売なりがないと、
どんなに複数の取引先に分散しても、
下請けという不安定さは変わりない。

私も会社を辞めてフリーになって、
もうまもなくで1年になるが、
収入の大半は下請け仕事が多い。
仕事はおもしろいし、1社2社に偏ることなく、
かなり幅広くいろんな会社さんと取引しているので、
数の分散は効いているし、
ジャンルは金融・経済・不動産・旅行と分かれているし、
仕事の内容自体も執筆・撮影・編集と分かれているので、
たとえば旅行ライター1本でやってますとか、
企業のインタビューもの撮影が中心です、
みたいなフリーランスよりはリスクは分散されているが、
自分発のビジネスもできないかということで、
フリーになってからいろいろ模索し続けている。

会社員であろうがフリーランスであろうが、
収入源のリスク分散という意味で、
数の分散、事業の分散、収入の性質の分散を心がけ、
失敗してもいいから、
いろんな新しいことにチャレンジすべきだと思う。

とりあえず今は大丈夫だからいい、
といって何もしないのは危険。
会社員であれば、副業になるような基盤作りを始めて、
万が一、会社に何かあっても、
自分で収入源を確保できるよう、
少しずつ活動していくといいと思う。

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by kasakoblog | 2013-01-07 22:49 | 働き方


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