2013年 05月 13日
夫急死を契機にブログに力を入れて今は楽しく暮らす女性音楽家
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2008年、夫が突如入院することになり、1カ月で急死した。
52歳の若さだった。
これから教育費のかかる中学生と高校生の娘2人がいた。
住宅ローンも残っている。
吉井江里さんは主婦を務めるかたわら、
音楽指導の仕事などをしていたが、
月7万円程度の収入しかなかった。

突然の急死に頭が真っ白になった。
どうしよう。これからの人生。
お金は?生活は?子供たちは?

とにかくいろんな人に会って、
アドバイスを聞いてみようと情報収集をした。
1つの結論はホームページとブログの情報発信に力を入れることだった。

これまでブログをやっていたが、
別に仕事のためにやっていたわけではなく、
なんとく周囲に誘われるまま、
「どこどこに行ってきました」程度の日記を上げるだけだった。
それに、吉井さんの受講生の多くは、
60~80歳ぐらいの高齢者のために、
ネットで情報発信をしても効果はないとも思っていた。

ところがホームページを立ち上げると、
ネット経由の問い合わせが格段に増えた。
しかも若い人だけでなく高齢の方も圧倒的に多い。
高齢の人はネットを使えないなんて思い込んでいたが、
実際にはそんなことはなかったということを思い知った。
そしてネットのすごさを知った。
岡山という地方でなんか、音楽の仕事には限界があると思っていたが、
そんなことはなかったのだ。
営業努力、宣伝努力が足りなかったことと、
その方法が間違っていただけだった。

同じ音楽家仲間には自らネットなどで宣伝することを、
「恥ずかしい」と感じる人も多かったという。
でもそんなことはない。
歌をならいたい人がネットで検索し、
そこにヒットして興味を持ってくれる。
当たり前の話がネットにはあった。

夫がなくなってネットでの情報発信を強化し、
音楽の仕事を軌道に乗せようとしていたところ、
私のブログ「つぶやきかさこ」をたまたま発見し、
「毎日ブログで情報発信せよ!」という話に勇気をもらったという。

以降、ブログの情報発信にも力を入れた。
単なる日記だけでなく、
受講生が興味を持ってくれるような音楽の話や、
日々の活動内容などを中心に更新を続けた。

「受講生が結構読んでくれているんです」と吉井さんはいう。
ブログの情報発信も加わり、
受講生とのコミュニケーションも深くなり、
いい循環が生まれ始めた。

今、娘は2人とも都内の大学生。
でも自分の仕事で教育費もなんとかやれている。
「でも必死でアップアップで仕事をしている感じはなく、
むしろ毎日が充実していて楽しい」という。
ここにもホームページやブログがきっかけで、
人生を変えた人がいた。

この吉井さんの素晴らしいところは、
謙虚に人のアドバイスを聞ける姿勢があることだ。
若い頃、ホテルのラウンジでピアノを弾く仕事の打診があり、
オーディションを受けたが「君はぜんぜんダメだ!」とダメ出しされた。
「歌謡曲1000曲収録された本と外国の曲1000曲収録された本を買い、
それを繰り返し弾くぐらいのことをしなければダメだ」と言われた。
なにくそという気持ちもあったが、
当時1冊5000円もしたので買うのを躊躇したが、
これができなければ前に進めないと考え、購入し、毎日のように練習した。
「若い頃に苦労し、自分に投資した分が、
今、私の技術や貯金となって生きている」と話す。

ピアノの伴奏の仕事をしていた時のこと。
渡された楽譜をすべて覚えていっても、
本番でやるのはすべてではない。
「だったらやる曲だけ練習すればいいのに。無駄だな」
と思っていたところ、ある人からこうアドバイスされた。

「無駄だなんて思っちゃいけない!
このおかげであなたのレパートリーがどんどん増えるんじゃないか。
ありがたくいろんな曲を練習すべき」
そう言われて考え方を変えることができた。

こうして時に厳しいアドバイスも素直に聞き、
自分のこれまでの考え方を変え、貪欲に吸収してきた。
「いくらネットで発信がうまくても、
技術がなければお客さんはついてこない。
今も日々新しいことを勉強し続けています」という。

夫のまさかの急死。将来の生活不安。
でも今はとても楽しく暮らしている吉井さん。

「育児も家事も看病もいろいろ大変だったけど、
でもずっと好きな音楽を続けてこれたからこそ、
がんばれてこれたんだと思う。
私は好きなことが仕事になっているけど、
別にそうじゃなくてもいい。
好きなことがあれば人はがんばれる。
それにどんなに絶望的な状況でも、
やり方を工夫すればどうにかなるもんだと実感した」

「岡山に2泊します」とつぶやいたところ、
吉井さんからメールをいただき、お会いすることに。
はじめてお会いするので、私はどんな方なのか、詳細には知らなかったが、
まさかこんな話があったとは。
※全国各地、世界各地方々出歩いてますので、
タイミングあえばぜひお会いしましょう。

本当の今の時代、人生を切り開くには、
ネットでの情報発信に尽きると思う。
そしてお金になるならないに関係なく、
好きなことを続けることだと思う。
そんな幸せで楽しく暮らせる人を増やしたい。

・吉井さんホームページ&ブログ
http://sotto-voce.petit.cc/

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by kasakoblog | 2013-05-13 23:37 | 働き方


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