2013年 05月 23日
失言メディアのツイッター。まとまった意見ならブログを書くべき
「ツイッターをやめるべきだ。
言いたいことがあれば論文にまとめればいいのではないか」
とは、石原慎太郎氏が橋下氏に言った言葉。
何かと物議を醸す発言が政党イメージにとって、
マイナスになりかねないとの危惧からアドバイスしたのかもしれないが、
(まあ「暴言」だらけの石原氏が言うなという突っ込みはさておき)
100万人ものフォロワーを抱える橋下氏は、
ツイッターを続けると言っている。

ネット選挙解禁なんて浮かれていて、
政治家もネットを使う人が増えるかもしれないが、
建設的な政策議論なんて活用の仕方は程遠く、
むしろ政治家の失言が増えるだけじゃないかと思っている。

多くの政治家はメディアの前では、注意深く発言するだろう。
でもツイッターって気軽に入力して、
ぽろっとつぶやけちゃうから、
「信じがたい」暴言や失言をしてしまう可能性が高い。

政治家ではないが今回の乙武騒動でも宋文洲氏が、
障碍者擁護を気取りながら逆差別と思える発言を、
平然とつぶやいてしまっている。
軽い気持ちで言ったのだろうけど、
とんでもない発言はあわてて削除したとしても、
それが遅ければ記録として残る。

でも逆に言えば、いくらメディアや国民の前で、
いいこぶりっこして取り繕ったところで、
ツイッターはその人の本性ともいうべき一端が、
出やすいという意味では一般人にとっていいのかもしれないが。
障碍者擁護を気取りながら、
本性は単なる差別主義者だったんだなとか、
発言によってわかるからいいといえばいいんだけど。

ただ橋下氏がツイッターの意義について、
ものすごく重要な指摘をしていた。
「ツイッターも僕は情報発信の自分の考え方を伝える重要な手段。
僕には何か自分で抱えている媒体・メディアは何もない」

政治家の発言ってマスコミに勝手に意図的に、
切ったり張ったりされてしまう。
本意ではない部分をいいように使われてしまう。
テレビはもちろん新聞なんかでもそう。
その発言だけを見れば「暴言」「失言」に見えるが、
ちゃんとその真意を読み解けば、
ぜんぜん失言じゃないのに、
政治家本人に「メディア」がないし、
記者会見したところで特定のメディアの記者しか聞けないとすると、
国民に届く頃にはぜんぜん違った意味に改変されかねない。

つまり橋下氏のような地位にある人でさえも、
第三者のフィルターが入らない、
人に直接語りかけるツールが、
ネット以外にはないということだ。

いかに大メディアが力を持っているか。
だからこそ電力会社は我々の電気代を使って、
大メディアに大金ばらまき広告出稿し、
「金払ってんだから反原発の記事なんか書くんじゃねえ」
と脅してきたからこそ、事故が起きる前は、
原発に反対するような記事が少なかった、
もしくは書けなかったんだと思う。
結果、今でも原発カルト教団の洗脳が抜けない人が多い。

だからこそネットは革命的ツールなんです。
無料で多くの人に情報を発信できる。
何の検閲もなしに。
これはすごいこと。
橋下氏がツイッターを自分の重要な媒体と位置づけるのはよくわかる。

ただこの検閲がないというのがくせもんで、
別に政治家や有名人に限った話ではなく、
どんなにフォロワーが少ない個人でもそうだけど、
ぽろっとつぶやいてしまったことが、
なぜかどこかで発見されて、想像以上に拡散し、
大変な騒ぎになることがあるわけです。

もちろん悪いことだけが拡散するわけではなく、
重要な訴えが拡散することもあるわけで、
デメリットだけではないんだけど、
やっぱりツイッターって気軽につぶやけちゃうから怖い。

私は2000年からずっと毎日ネットで記事を更新してきた。
今もブログは毎日更新している。
ブログはブログでそれなりに書き方を考えるし、
(それは別に上品に書くという意味ではないが)
このテーマを取り上げるのはどうだろうとか結構考える。
中には書いたけど、ちょっとどうかなと思って、
記事にするのをやめたものもある。

「えっ、かさこさん、そんなこと気にしてるんですか。
まったく気にせず無節操に思いつくまま、
書いているように見えますが」
と思う人もいるかもしれないが、そんなことはない。

でもそんな私でもというか、
むしろブログをやっているせいか、
ツイッターってブログに比べてものすごく気楽なんです。

ブログはパソコンでテキストファイルに一度下書きを書いて、
それからブログにアップしている。
でもツイッターは外出中、何気なくガラケーからつぶやくことも多い。
だから気が緩んでいて変なことを言ってしまう可能性が高くなる。

そうでなくても字数が制限されているので、
誤解を招く恐れもある。
そういう意味で書いたんじゃないのに、
このつぶやきだけ見るとそう見えるよなみたいな。

だからぜひ政治家も有名人も一般人も、
自分のまとまった意見なり主張なり考えなりがあるなら、
ツイッターじゃなくブログを使った方がいい。
そのブログのURLを紹介する場所としてツイッターを利用すればいい。

特にまとまった意見なり主張なり考えなりがないなら、
別にツイッターを利用すればいいと思うが、
どうしてもツールの性格上、
書く、アップするハードルが低いために「失言」しやすい。

今回の乙武騒動でもそうだけど、
人に批判のリプライを執拗に何十回となくつぶやく人がいて、
いやそんだけ自分の確固とした意見があるなら、
ツイッターじゃなく、それ自分のブログにまとめて、
意見発表すればいいじゃないかと思うわけです。

でもそれをしないのは、
自分の意見を批判されるのが怖いからだ。
自分の意見が正しいと思うのなら、
ブログで書いてそのURLをツイッターに張って、
それでリプライで飛ばせばいい。

ツイッターって簡単につぶやけちゃうから、
あんまり考えずに即座に反応しちゃう。
でもブログのようにある程度まとまった文章を書くとなれば、
ツイッターでつぶやくよりは、
はるかにいろいろ考えることになる。

ツイッターは便利だけど、
気軽すぎて失言だらけになってしまうのではもったいない。
もしそれなりの意見があるのならブログで書くことをおすすめしたい。

「ブログなんか書いても誰にも読まれないんじゃないか」
と思うかもしれないがそんなことはない。
かつてと違い、ツイッターやフェイスブックなど、
SNSという拡散ツールがあるからだ。
だから今こそブログを書くべきだと思う。

私もツイッターでのつぶやきについては、
今回あらためて気をつけたいなと思った。
みなさんもお気をつけて。

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by kasakoblog | 2013-05-23 21:05 | ネット


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