2013年 06月 25日
ブログ炎上の岩手県議死亡で考える「ネット選挙は沈黙が金」
こういう出来事が起こると、ますますネットで発言する政治家が少なくなりそうだ。
病院受診の際に番号で呼ばれたことに腹をたて「刑務所に来たんじゃない」と批判し、
会計を払わず帰宅したことをブログで書いた岩手県議員が死亡されたのが発見された。
自殺の可能性が高いという。

ネット選挙解禁なんて浮かれているけど、
賢い政治家はネットでなんか発言しないですよ。
どう考えてもリスクの方が大きい。
仮に99%素晴らしいことを言っていたとしても、
たった一言、不用意な発言をすれば、ネットで炎上し、
それを絶好のネタだとテレビが報道し、
そのテレビを見てまたネット・リアル両面で炎上するという事態になりかねないからだ。

だいたいネットで活動アピールしたところでそれによる票獲得なんてしれている。
むしろネット活動を行ったことで票を大幅に減らしかねない。
リスクに見合ったリターンがない。
だから政治家がネットなんかやらずに辻立ちと握手だけで十分。
暑かろうが寒かろうが、「私も通勤苦で苦しむみなさんと同じように、
朝早くからつらい環境の中で努力しています!」と同情をアピールし、
地元のイベントに出て、笑顔で握手をしまくれば、それで十分。
害悪なだけの金がかかるだけの選挙カーで、
かわいい若い女性に手を振らせて、名前を連呼させればそれで十分。
何のリスクもない。

それに政治家本人の資質だの政策だのなんてほとんど関係ない。
どこの党から出るかでほぼ当選か落選は決まる。
だからリスクがありすぎるネットで発言なんか、
当選射程圏内に入っている政治家はしない。
落選確実の候補者が一発逆転のためにネットに注力するというのはあるだろうが、
ネット投票ができるわけではないので、よほど奇異なことをやらねば目立たないだろう。

「やっぱり沈黙は金。ネットは見ているのが一番。発言しない方が賢い」
なんてそんな風潮になるんじゃないか。

本来なら政治家ってメッセージを発信し、
それを国民に訴え、そして実行していくのが仕事なわけだから、
駅前で立っているだけでサラリーマンに媚びうるだけの行動して、
何話しているかわからなくてもいいとか、
名前さえ覚えてもらえればそれでいいという選挙カーとか、
握手すれば票がとれるとかそんなことじゃなく、
多くの人が見れるネットというツールを使って、
自分の政策なり信念なりを書くべきだ。
むしろ選挙カーとかの迷惑活動を禁止にして、
候補者は必ずネットで自らの政策や信念について発表を義務付けるとか、
そうした方が政治家の資質や本音がかいま見えていいんじゃないか。
またこの選挙前の候補者のネットで書き込んだ訴えを削除されないようにしておけば、
選挙後、政治家が嘘をついていないかチェックできるし。

岩手県議死亡事件をきっかけに、政治家は選挙に当選するまでは、
国民に本性を悟られぬよう、できるだけネットで発言しないようにしようなんて、
ことになりかねないと危惧している。

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by kasakoblog | 2013-06-25 13:25 | ネット


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