だったら自分でやる!と豪語し、572人収容のホールを自腹で借りてきた~1/25に映画上映会決定!
2013年 10月 30日
2014/1/25(土)の夜はぜひ日程あけておいてください。
横浜の鶴見(川崎駅の隣りの駅)で映画上映会を自分で開催することになりました!
初監督作品となるドキュメンタリー映画「シロウオ~原発立地を断念させた町」。
1月のロケハンにはじまり数度のロケを経て、
やっと作品としての完成が見えてきたところで、今度は肝心要の問題が浮上。
映画できたはいいけど、見てもらう場がない。
という話だ。
製作サイドで上映してもらえるよう、いろんなところに働きかけるつもりも、
基本はどこかの団体や個人が自主上映してくれること頼み。
自主上映といってもお金はかかるし手間はかかる。
後ほど自主上映についての詳しい条件を載せておきますが、
貸出条件は映画出資者の意向で、
基本料5万円+席数×500円(上限10万円)となった。
いろんな映画の自主上映条件を見てみたけど、
むちゃくちゃ高いわけではないと思う。
でも開催するとなったら結構ハードルは高い。
入場料収入を得られるものの、上記基本料と場所代にお金を払ったら、
かなりの集客をしないと赤字になってしまう可能性がある。
ビジネスとして捉えるのではなく、
予算としてお金をとってもらって、その団体なり組織なり仲間内なりで、
無料で見てもらうみたいなスタンスの上映会ならいいかもしれないし、
ある程度のキャパがある場所を無料で借りれる術がある人はいいが、
まともにやろうとしたら持ち出しが出てしまう可能性がある。
私としてはできるだけ多くの人に映画を見てもらいたい。
でも私が映画の製作費を出しているわけではないから、
条件をもっと安くしろとは言いにくい。
でもハードルが高いと上映する場が少なくなり、
映画ができた!と喜んでいるのに、
ほとんどの人が見れないでは何の意味もない。
1つか2つ、上映会が決まりそうなものがあったのだが、
上映の仕方でちょっともめた。
そんなやりとりをしているうちに、つい筆がすべって、
こう書いてしまったのだ。
「だったら自分で会場借りて、自主上映します」
売り言葉に買い言葉みたいな形で、ついつい自分でやるなんて言ったのが3日前のこと。
岩手・廃墟ツアーに出かける前の晩だ。
映画の自主上映なんかしたことがない私は、
まずは会場探しと思ったのだが、都内でスペース借りようと思ったら、
結構なお金がかかってしまう。これだとかなりの赤字になる。
そこで自分が住んでいる自治体の施設なら、
安く借りれるんじゃないかと思ったところ、
地元のJR鶴見駅前の西友の上にホールが借りられるではないか!
値段は会場費や設備費含めて3万円以内に収まる。
貸出基本料が5万円+100人×500円としたら、出費は合わせて13万円。
入場料1500円で100人集めれば収入が15万円で、
手伝いにきてくれる方の交通費ぐらいは残りのお金でなんとかなりそうだと思った。
ただ収支の問題より頭を悩ませる問題があった。
キャパシティだ。
なんと最大572人も入るという。
私の今の集客力ではどんなにがんばっても100人ぐらいが限度じゃないかと思う。
最大572人入るスペースに100人しかいないとなると、
かなりガラガラな印象になってしまう。
別にガラガラでもいいんだけど、
でもこんだけのキャパがあって、そんなに席数を余らせるのもどうかと思い、
急に怖気づき始めた。
別に私が何も自主上映なんかしなくてもいいんじゃないか。
そんな大それた収容スペースのところ借りず、
どこか30~40人ぐらいの会議室でも借りるのが、
今の私の身の丈にあってるんじゃないかとか。
そもそも自主上映なんかやったことがない。
要領もよくわからないし、いろいろ段取りもしないといけないし、
大変なことだらけ。
だったら自分でやるといったものの、
そんな言葉、撤回した方がはるかにいいんじゃないかと・・・。
でもそんな時、自分が普段ブログで書いていることを思い出した。
やりたいことをやればいいとか、
100の言い訳より1の行動だとか、
失敗してもいいからやるべきだとか、
他人まかせにせず、自分から何事もやるべきだとか。
自分は偉そうな文章書いて他人にアドバイスしているくせに、
自分の時は怖気づいてやめてしまうのか?と思ったら、
逆に自分のブログに励ましてもらい、
失敗してもいいじゃないか、とにかくやってみろ!
というのがこの場合は正解だ!と思って、
今日、勢いで鶴見公会堂に行き、1/25(夜)を抑えて、
会場費を現金で払ってきてしまいました。
それに何よりも、やっぱり見てもらいたいんです、映画を。
誰かがやってくれる自主上映をあてにする前に、
自分がやれば読者のみなさんに見てもらうことができるじゃないかと。
テーマは原発問題だし、原発問題を再度考えてほしいという思いではあるけれど、
この映画には単に原発うんぬんではなく、
みなさんが今後厳しい社会をどう生きていくかという、
生き方に関わるテーマも含まれていると私は思っている。
だから多くの人に見てもらいたい。
ならば自分がまず自分が見てもらう場を読者に作るべきだ。
500人入ろうが10人だけだろうが関係ない。
たった1人でも多くの人に見てもらえればそれでいい。
それにみなさんに自主上映のお願いをしていながら、
自分がやらないというのもおかしな話。
別に監督自ら自腹で会場代払って、上映会やったっていいわけだ。
そんなわけで1/25(土)に映画の上映会を開催します。
詳細はまたお知らせしますが、今のところ、こんな感じ。
17:40 開場
18:10~20:00 上映(約105分)
20:00~20:10 休憩・アンケート記入
20:10~20:50 監督トーク
入場料:1500円
場所:京浜東北線JR鶴見駅前の鶴見公会堂
※横浜というと遠い印象があるかもしれませんが、
川崎の隣の駅で、都内からそんなに遠くはないです!
映画はできたものの、この先、どこでどのぐらいやれるかは、
かなり不透明な状況ですので、ぜひ予定があえば、
1/25(土)の上映会に来ていただけたらうれしく思います。
またせっかく500人以上ものスペースがあるので、
ぜひいろんなお友達を誘っていただいたり、情報をシェアしていただき、
多くの方に、映画を見ていただく数少ないチャンスにしていただけたらうれしく思います。
・チケット前売り開始!前売りは当日より500円OFF!
http://atnd.org/event/E0021290
・自主上映を検討されている方へ
詳しい条件が決まりましたので、下記PDFをご参照ください。
ぜひ全国各地で上映ができたらなと思っています。
http://www.kasako.com/sirouo.files/sirouo01.pdf
http://www.kasako.com/sirouo.files/sirouo02.pdf
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