2014年 03月 27日
会社を辞めて独立したいのなら営業職を経験すべし~クリエイターがなぜ仕事がとれないのか
能力があるのに仕事が少ないクリエイターが多い。
その原因はネットリテラシーがなく、ホームページもブログもSNSもやっていないから、
というのが1つの理由だが(特にライター、カメラマン、デザイナー)、
もう1つの原因は営業経験がないからだ。

営業職を嫌う人が多い。
就職活動している学生なんかでも営業職に対するイメージは悪い。
クリエイターの多くは営業経験がない。
でもそれでは独立してフリーランスになっても成功する可能性は低い。
クリエイターに限った話ではなく、
いつか会社を辞めて独立したいと思うのなら、営業職はぜひ経験しておきたい。

未だに営業職で勘違いされているのは、
話がうまくなくてはならないとか、しゃべり好きでなくてはならないとかだ。
話がうまくて、しゃべり好きの営業職なんて、
詐欺師か低能な人間を騙して物を売るイカサマ営業マンぐらいだと思う。
できる営業マンは自分から話さない。
とにかく相手に話させる。
聞き役に徹する。
それができる営業マンだと思う。
客に話をさせずに必死に売り込み、ベラベラ話しまくる営業マンなんて最悪だ。
誰がそんなうさんくさい、うざったい奴から物を買うのか。
逆の立場になってみればわかる。

相手のニーズを探る。
相手の困っていることを聞き出す。
その中で自分ができることを提示する。
すると仕事になる。
売り込むんじゃなく、そんな悩みがあるんだったら、
私はこんなことできますよとさりげなく言う。
これが営業の極意だ。

クリエイターが営業にいって、自分の作品を見せびらかしても、
相手はかえってひいてしまう。
いや、興味を持って見てくれるかもしれないけれど、
仕事につながるかどうかは微妙だ。
相手が欲しているものと違う可能性があるからだ。

先日、ホームページ経由で旅行記事執筆の依頼があった。
メールのやりとりだけでも仕事はできるが、
このような場合、私はほぼ必ずアポをとって挨拶に行く。
今後の仕事のやりとりをスムーズに行うためでもあり、
相手が信頼できる取引先なのかを見極めるためでもあり、
他の仕事がもらえるかもしれないからだ。
こうしたフットワークの軽い人が意外と少ない。
せっかくチャンスが舞い込んでいるのに、メールだけで終わらせてしまうから、
そこから仕事が広がらないのだ。

旅行記事での問い合わせだったので、
旅行関連ではこんなことしてますよと案内する。
相手も執筆してほしい旅行記事の媒体の説明をする。
でももしこれで終わってしまったら仕事は広がらない。

そこで他にどんな仕事をしているのかとか、
事務所を見ながら「これも御社で制作しているんですか?」と聞いてみるとか、
昨今の仕事状況を聞いた上で困っていることがないか聞き出す。

「実は旅行以外でビジネス書関連のものも多いんですよ」といわれたら、
リュックの中からその関連の作品を出す。
「おお!それならビジネス書関連でも頼めるかもしれないですね!」
という話になる。

最近は制作費が減っていて大変だという話を聞いたら、
「私なら撮影と執筆両方かねられるので、
ライターとカメラマン2人手配するよりお得ですよ」とアピールする。
「それならうちも助かる!」という展開になる。

はじめに「私は執筆も撮影もできるんです」とアピールするのも悪くはないが、
相手からしたら売り込まれた感がある。
だから先に相手の困ったことを聞き出した上で、
「私ならこんなことできます」といえば、相手は話にのってくる。
これが営業だ。

また営業にはツールが必要だ。
言葉だけだと相手は信用しずらい。
そこで相手の話に合わせた過去の作品を持参したり、
自分がどんなことができるかが一目でわかるセルフマガジンを持参したりする。
物を見れば相手は安心する。
話でたぶらかそうなんて相手は警戒心を抱くだけ。
だからちゃんとツールを作って持参すべきなのだ。

こうしたことはすべてサラ金会社に勤めていた時の営業職で学んだ。
私の場合、サラ金会社といえども、法律で認められた媒介業者を訪問し、
客を紹介してもらう営業だったので、
1:自社をいきなり売り込まない
2:相手の困ったことを聞く
3:ツール類を持参し、相手に応じて出すものを変える
といったことをそこで学んだ。

そこでの営業経験が、クリエイターとしてフリーランスになった時にすべて役立っている。

営業職を嫌うなんてもったいない。
すべての仕事に営業スキルはつきもの。
なぜなら仕事とは相手の役に立つことだから。
自分がいいと思うものを押しつけるのはビジネスじゃない。
マスターベーションだ。
そこを勘違いしているクリエイターが意外と多い。
いやいやあなたが作りたいものを見せてほしいんじゃなく、
私たちが作りたいものを手伝ってくれる能力があるかを客は見ている。
そこを勘違いして一方的に自分の作品を売り込んでしまうから失敗する。

クリエイターに限った話ではなく、いつか独立して仕事をしたいと考えるのなら、
ぜひ営業職は経験しておいた方がいいと思う。
特に就職活動生は営業職と聞いただけで毛嫌いするのはもったいない。
営業はすべての仕事に通ずる重要なスキル。
金を払ってでも経験したい職種だと思う。

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by kasakoblog | 2014-03-27 02:00 | 働き方


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