好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

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2014年 07月 13日

悲惨な写真をSNSに平然とシェアする人間に戦争を語る資格はない

フェイスブックを開くと、いきなり子供の死体の写真が・・・。
それも一度や二度ではない。
何度も開く度に出てくる。

なぜこの写真が何度となくタイムラインに現れるかというと、
イスラエル軍のガザ侵攻による悲惨さを訴えるのが目的らしい。
いやしかしね、いきなり何の前触れもなく、
死体の写真を見せられたら、ぎょっとするから。
中には気分を著しく害する人もいる。
心の傷を負ってしまう人もいるだろう。

戦争の悲惨さを訴えるために、悲惨な写真が必要であることは、
カメラマンのはしくれでもある私にもよくわかるが、
いきなりタイムライン上に閲覧できるような状況で投稿するなよ。
リンク先の画像を表示しない設定にし「閲覧注意」と書けばいい。

なぜその程度の配慮や気遣いができないのだろうか?
戦争の悲惨さという正義を訴えるため?
正義を訴えるためなら何をしてもいいのか。
見ている人のことを考えなくてもいいのか。
こういう気遣いのない投稿こそ、
自国の正義を振りかざしてそのためには戦争しても、
人殺ししても構わないという、戦争する人間と変わらないじゃないか。
そんな他者への気遣いができない人間に戦争を語る資格はない。

ちょっと前にフェイスブックで出回ったのは、
ゾウの顔が残虐になくなってしまった写真。
動物愛護を訴えたい気持ちはわかるけど、
いきなりフェイスブック開いてタイムライン上にこの画像現れたら、
マジで気持ち悪くなる。

動物への虐待を訴えたい気持ちはわかるが、
上記のように画像を表示させずに、閲覧注意と書き、
リンク先に飛んで悲惨な写真を見るかどうかは、
見る側に委ねさせるべきだ。
いきなり残虐写真を見せるって、
虐待画像や映像を投稿して喜ぶクソみたいな人間と、
結果的にやっていることは変わらない。

悲惨な現実から目をそむけるなといっているわけではない。
見るには覚悟なり心構えが必要な人もいるということだ。
むしろタイムライン上に現れた悲惨な写真を見れるような人が、
何の悲惨さも感じず、戦争を起こしたり、人殺しに加担したりするのだろう。

そもそもこうした「絶対的な正義」の場合、
安易にシェアする人が多いのも困る。
見出しや写真だけ見て安易にシェアしていないか?
この情報はどこのニュース元なのか。
それなりに信頼できるニュース元なのか。
見出しと写真がセンセーショナルでも、
中に書いてある記事の内容が微妙に違っている場合もあるが、
ちゃんと記事の内容を確認してからシェアしているのか。

他者への気遣いなく自分の正義を振りかざすから戦争が起きるように、
正義を振りかざしてSNSに悲惨な写真をすぐさま閲覧できるような、
その気遣いのなさから直していかないと、
この世から戦争や動物虐待なんかなくなりはしない。

悲惨な写真をシェアする際にはぜひ気を付けてほしい。

※私も気をつけます。

※悲惨な写真自体を否定しているわけではありません。
むしろ記録としてきちんと残すべきだと思います。
ただそうした写真を見ようと思っていない人に、
いきなりネット上で何の前触れもなく見せつけるのが横暴だという話です。

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by kasakoblog | 2014-07-13 22:58 | ネット


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