2014年 10月 30日
数年前からギャラ未払いを放置するバカなクリエイターにならないために~元サラ金社員が語る債権回収法
数年間も原稿料の未払いを放置し続け、
なぜか今になって「払え!」「払え!」とネットでやりとりを公表し、
出版社にプレッシャーをかけるという、
前代未聞の恥さらし作家が非常に憐れに見える今日この頃。

まあここまで憐れな出来事は稀だとしても、
契約観念やギャラ支払いがずさんなマスコミ業界で、
フリーランスとして働いている私としても他人事ではなく、
しかも「個人事業主は消費税を請求するな」という、
税制のことをまったく理解していない、
大手出版社のバカリーマンが未だに横行する時代。
かつ「個人なのに消費税請求してもいいんですか?」
という無知なフリーランスも多い中、
ネットで代金未払いを公表するといったような、
恥ずかしい債権回収を行わず、ギャラをとりっぱぐれない方法を、
取り立ても少ししたことがある元サラ金社員の私から、お伝えしたい。

1:ギャラをとりっぱぐれない方法1
支払い期日を1日でも過ぎたらすぐ連絡!

これが債権回収における鉄則中の鉄則。
借金の取り立てなら、例えば10日が返済日で、
10日に入金がなかったら翌日すぐ電話をかけ問い詰める。

ギャラの取り立てなら、例えば月末が振込予定日で、
振り込まれていなかったのなら、翌月すぐに電話をかけて確認する。

これをすれば相手がよほどの極悪人でない限り、
まずきちんと代金回収することができるだろう。

相手は悪意があったわけではなく、
単純に支払いを忘れていただけなのかもしれない。
そこにフォローの連絡を入れれば、大概は払ってくれる。
そうした連絡をせず、長期間放置すれば、相手は「払わなくていい」と思うだろう。

代金回収の鉄則はうるさいぐらいに催促すること。
特に金のない相手の場合、いろんなところから、
代金回収の取り立てが行われているわけだ。
そんな時、何も連絡してこない人と、
頻繁に金払えと連絡してくる人のどちらに金を優先して払うかは自明。

ちゃんと支払期日に入金確認をして、支払いがなかったらすぐに連絡する。
これがギャラをとりっぱぐれない原則である。

2:金の支払いについて契約を交わす
マスコミ業界がずさんなのはこの部分。
仕事の発注に際して契約書や書面やメールすらなく、
口約束のところが未だに非常に多い。

しかも驚くべきことに、仕事を頼む際、
ギャラについての条件をきちんと提示する会社はまれ。
だから仕事を受ける際は、
・この仕事はいくらもらえるのか金額合意
・いつ支払われるのか振込期日
の2点だけは仕事を受ける前にちゃんと確認し、
電話や打ち合わせの口約束でなく、
メールなどの書面にして証拠に残させておくべきだ。

これがないといくら仕事の発注側がずさんでも、
フリーランスの側が「金払え!」とわめいても、
条件提示の証拠がないため、いくら支払わせるかが、
極めて困難になることが予想される。
言った言わないの話になりかねないし、
後から交渉となるとギャラを値下げされたりしかねない。
だからちゃんと契約書なり書面なりで、ギャラの条件を確認しておくべきだ。

3:金計算ができないなら秘書なり経理担当なり税理士に頼め
とはいえ今回の某作家のように、
「私は原稿を書くのが仕事。代金回収なんかしたくない」
というか「できない」という人が非常に多い。
クリエイターや技能職に多いのだが、
まともなビジネス経験やなく、社会人としてのバランス感覚に欠けるため、
技術はすごいかもしれないが、ビジネス感覚がない人が多い。
こういう人は腕がよくても仕事としては失敗する。

だから自分が金計算や事務作業が不得意なら、
秘書なり経理なり税理士を雇って、
入金確認なんかは全部任せちゃえばいいのだ。
その分、自分は本業に集中する。

できないことは人に頼めばいい。
そんな当たり前のことすらできず、
金計算もできないのに一人でやろうとするから、
未払いが何年も放置されてしまうといった、とんでもない事態になってしまう。

払わない出版社も悪いが、長年放置した方も悪い。
プロとして誇りを持って仕事をするなら、ギャラを回収するまでが仕事だ。
くれぐれもギャラ未払いを放置するといった、
アホなことにならないよう、早め早めの催促をしたい。

そしてもし早め早めの催促をしているのにもかかわらず、
相手が支払わない場合こそ、ネットでさらして訴えるという方法をとればいい。

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by kasakoblog | 2014-10-30 01:08 | 働き方


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