2014年 11月 01日
書評「裸でも生きる」山口絵里子著
アジア最貧国バングラディシュに2年間住み、23歳で起業を決意し、
バングラデシュのジュート(麻)を使ったバック販売を手掛けるまでの、
すさまじい壮絶な物語。

世の中にはすごい人がいるけど、ここまですごいと、
「マネできない」と思ってしまう人が多いので、あまり勧められる本ではない。

すごすぎておもしろいんだけど、
なぜここまでとてつもない苦難がありながら、
何の縁もゆかりもないバングラディシュのためにするのかが、
正直理解ができなかった。

ただ高校時代に女子柔道部じゃなくわざわざ男子柔道部に入り、
鍛え上げられるといったエピソードを読むと、
こういっては大変申し訳ないのだが、
わざわざ苦しい境遇に身を置き、そこを突破することに快感を感じる、
ある種の「病気」ではないかとも思ってしまう。

この本を読んで率直に思うのは、
こんな腐った国のためになぜ日本人の若い女性が苦労しなければならないのかということ。
ひどい騙しが多いのに、この国のために外国人が自分の人生をかけてまで、
ビジネスをしようとするモチベーションが正直わからなかった。

ただ本書で共感できるのは、
かわいそうな貧しい国の人たちだから買ってねという、
同情を売りにしたものではビジネスにはならないとの考えに至る点や、
貧困支援をしている国際機関が机上の空論ばかりで現地を知らず、
ろくでもないことを知ったことなどは非常に共感を覚える。

「国際貢献を仕事にしたい!」なんて思っている人は、
ぜひ読むと現実の過酷さがわかってよいと思う。

「裸でも生きる」山口絵里子著

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by kasakoblog | 2014-11-01 18:16 | 書評・映画評


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