2014年 11月 30日
世界の絶景写真の作り方、教えます~現実より写真の方がすごいのはなぜ?
最近いろんなサイトで出回ってくる世界の絶景。
「こんなすごいところがあるなんてすごい!」
と素直に写真を見て騙される人が多いのだが、
「かなり補正して現実世界よりよく見せてんじゃないの?」
と思うような不自然な写真が多いのも事実。

実際に絶景と紹介されている場所に行ったことある方なら、
「こんなにすごかったっけ?」と首をかしげる人も多いのではないか。

そこでどんな風に世界の絶景なる写真が作りだせるのか、
私の写真を使って補正前、補正後の写真を比べてみよう。

<写真1:竹富島補正前>
e0171573_22244651.jpg

<写真2:竹富島補正後>
e0171573_22245495.jpg


どうですか。補正前と補正後のこの違い。
瞬く間に「世界の絶景」のできあがり。

補正前は現実よりややみすぼらしく映ってしまっているので、
現実の見た目に近づけるための補正は必要とはいえ、
<写真2>ぐらいまで補正しちゃうと、
さすがに実際の景色より2割・3割増しにしているかなという感じはする。

<写真3:ドバイ補正前>
e0171573_2225946.jpg

<写真4:ドバイ補正後>
e0171573_22251653.jpg


ドバイの街並みですが補正前はちょっともやがかった感じ。
実際に見るとこんなもんですが、補正をすれば、
近未来都市ドバイのできあがり。
撮影条件がよければもしかしたら補正後みたいに、
見れることもあるのかもしれないけれど、
こんなにくっきり見れる日は何日あるんだろう?と、
ちょっと疑問には思ってしまう。

補正をすれば、まったく違う写真にすることもできる例を1つ。

<写真5:葉っぱ補正前>
e0171573_22253081.jpg

<写真6:葉っぱ補正後>
e0171573_22253910.jpg


補正後の葉っぱの写真は、私が画像補正をして遊んでいてできて、
なんかとっても不思議なおもしろい「絵」になったので、
ブログやSNSで写真をアップしたところ、
「自然にこんなすごい葉っぱがあるんですね!」
と真に受けてしまった人がいて、
あわてて「これは補正したものです」と返信した。

私の中では「ここまでわざとやれば画像補正して遊んだ写真」
ということが誰もがわかると思っていたのだが、
中には光る葉っぱがあると思った方もいたみたい。

こんな風にして写真は補正すると様変わりする。
絶景と言い難いところを世界の絶景に仕立て上げることもできる。
補正自体を否定するつもりはまったくないし、私も補正をすることはあるし、
撮ったままではむしろ現実と違う場合には、
現実に近づけるための補正というのはあってもいい。

また「現実を映した写真」ということではなく、
補正しまくり絵画のような「自分の作品」に仕上げる写真というのも、
当然あってもいいし、素晴らしいと思う。

ただ写真にそんなに詳しくない人が見ると、
絵画やイラストと違って、「写真はすべて現実を忠実に写したものだ」
と無条件で思い込んでしまう人もいるので、
こんな風に同じ写真でも補正によって大きく変わることを、
知っておいてもらいたい。

ちなみに今回紹介したのは、単に写真のコントラストを変えただけ。
写真補正を使えば、太った人を細く見せたり、
荒れた肌の人をつるつるのきれいな肌に変えることもできるし、
いかようにでも変えることができる。

ただ私が思うのは、写真をバーチャルで楽しむ分には、
補正したきれいな写真は癒されるからいいけど、
補正しすぎた写真の風景なり人物なりをリアルで見てしまうと大変なことになる。
一言でいうなら「がっかり」「幻滅」「こんなイカサマしてたのか」。
風景にせよ人物にせよ補正してきれいに仕上げすぎた写真だと、
あとでリアルでがっかりさせることになるので注意したい。

カメラマン的な視点でいうとね、あまり美しくないものを美しく撮れると、
「俺ってすげえ。天才」とか思うわけです。
また撮られる側にしても「現実よりきれいに撮ってくれる写真家ってすごい!」と思いがち。
でもそこは冷静になって考えた方がよい。
写真家としてはブサイクなものを美しく撮ってあげた時の、
「俺ってすごいだろ」というのは自慢になるし、腕の証明にはなると思うけど、
被写体当人からすると、写真がよければよいほど、
現実に会った時に「あら~やっちゃった~こんな人だったのね!」
と心の中でがっかり感を味あわせていることを覚えておいた方がいい。
バーチャルのグラビアアイドルならそれでもいいかもしれないけど。

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by kasakoblog | 2014-11-30 22:25 | 【写真】国内


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