2015年 05月 18日
ブログ文章を生き返らせる!ブログ文章添削講座:余計な情報はバッサリ切れ!
ブログを書いているけど、どうもうまく書けない。
いまいち反応が少ない。
どうやったらうまく書けるのか。
かさこ塾卒業生に無料に実施しているブログ文章添削講座。
今回は、ヒキダシストの石崎公子さんのブログ文章をもとに解説します。
※あくまで私の主観です。

元記事をこれから紹介しますが、非常にもったいない!
なぜってすごくいいこと書いてあるのに!
記事の主題とずれた情報が前半にあるため、
読者の気持ちを逃してしまうのです。

まずは元記事をお読みください。

(タイトル)
難しい年頃っていつ? ・・・いつだって微妙なお年頃です。

(本文)
しばしば年齢について書くのは、
私自身が「気にしない。気にしない。」と言いながら、
結構気にしている証しなのかもしれない。
いろいろ見てると自然に目に留まるのだから。

村上さんのところというサイトがある。
村上春樹さんが読者からの質問を受け付け、
それに回答するというサイトだ。
すでに質問の受付を終了しているばかりか、
サイトの更新自体も4月30日をもって終了している。
このサイト、実は新潮社(の人)が運営している。

私は村上作品と言えば「ノルウェイの森」しか読んでいないし、
ハルキストではないけれど、
「1Q84」は社会現象になり、
新潮社はこれでずいぶん儲けたと話題にはなったよね。。。
だからこのサイト、ハルキストのファンクラブみたいなものなのでしょうが、
そろそろ次の新刊本が出てくるのかな?!

さて、そのサイトに寄せられた読者からの質問で、
どうも気になる記事を見つけたのだ。

女性、36歳、
わたしは女にとってなかなか難しい年頃なのですが、
これから先、素敵な歳の重ね方をして
楽しくきれいに生きていきたいと思っています。

なんじゃ?!
36歳でなかなか難しい年頃だって?!
若者が何を言ってるんだよ~?と言いたくなるけど、
私も36歳の頃は、当時の自分の年を
微妙な年頃だと思っていたような気がする・・・・

でも、50代になった今、私は50代を微妙な年頃だと思う。
きっと80歳になれば80歳を微妙な年頃だと思うんだろう。
そう、いつだって微妙なお年頃。
後から思えば、なんじゃ~!って感じであったとしても。

だから、いつだって今が大事なの!
いつだって「今」は「取り返しがつかない」時間。
そういうこと、日々の忙しさにまみれていたり、
なんとなくふわ?って生きていると、すぐに忘れちゃうんですよね。
人生とは、生まれてから死ぬまでの時間。
その間に「今」があるわけだけど、
「今」が積み重なっていくのが人生とも言えるわけです。

可愛い盛りの子どもを見て
「今だけよね~、こういうのって・・・」と言う言葉、
よく聞かれるけれどいやいや、子どもだけじゃないよ。

子どもだって大人だって、
30代だって、50代だって、80代だって、「今」は「今だけ」。

そんな風に思うと、何やってるのよ、私!って思う。
自分に喝を入れられる。
人生を考えることは、「今」を大事にできるのだ。

補足)
このサイトの質問者の趣旨は、素敵な中年女性に共通するところを知りたいことで、
たまたま私がその質問のなかの「難しい年頃」というフレーズに食いついただけです。

・・・・・
うわ!もったいない!
いいこと書いてあるのに!
でも読んでいてすっと入ってこない。
なぜか。
余計な情報が多いからなんです。

文章で失敗している多くの場合、書きすぎていること。
あれもこれも書きたいと思い、いろんなことを詰め込んでしまった結果、
何を言いたい記事かわからなくなってしまう。

今回のこの記事の主題は年齢について。
なので村上春樹作品うんぬんについての下記記述は全カットした方がよいでしょう。

私は村上作品と言えば「ノルウェイの森」しか読んでいないし、
ハルキストではないけれど、
「1Q84」は社会現象になり、新潮社はこれでずいぶん儲けたと話題にはなったよね。。。
だからこのサイト、ハルキストのファンクラブみたいなものなのでしょうが、
そろそろ次の新刊本が出てくるのかな?!


この記事が村上春樹作品について語ることなら、
この記述は必要ですが、今回はあくまで年齢の話。
まずここをバッサリカット。

もう1つ、バッサリ切りたいのが自分事。
読み手にとって筆者の自分事から文章を始められてしまうと、
文章に感情移入しにくくなってしまいます。

なので冒頭にある、

しばしば年齢について書くのは、
私自身が「気にしない。気にしない。」と言いながら、
結構気にしている証しなのかもしれない。
いろいろ見てると自然に目に留まるのだから。


というのもカットしましょう。
筆者が年齢について気になるのは、筆者を知らない読者にとって不要な情報。
この記事で大事なのは自分も年齢を気にしているけど、
多くの人も年齢を気にしているはずだから、
読者に「年齢のこと、気になりませんか?」みたいな形で、
読者の想いを代弁する形で文章を始めると、共感を得られやすくなります。
その後で「私もすごく年齢のことが気になるんです」と書けば、
読み手が興味を持って読んでもらえます。

その他、できるだけ元の文章を活かす形で、
下記のように私の方で文章を変えてみました。

・・・改良記事・・・

(タイトル)
「自分はもう歳だ」と思っているあなたへ

(本文)
わたしは女にとってなかなか難しい年頃なのですが、
これから先、素敵な歳の重ね方をして
楽しくきれいに生きていきたいと思っています。
女性、36歳

「村上さんのところ」より

人気作家・村上春樹さんが読者からの質問を受け付け、
それに回答する「村上さんのところ」というサイトで見つけたこの質問。
私はこの質問を見てぶっとんだ!

なんじゃ?!
36歳でなかなか難しい年頃だって?!
若者が何を言ってるんだよ~?

でも。ふと思ったんです。
私も36歳の頃は、当時の自分の年を
微妙な年頃だと思っていたような気がする・・・・

50代になった今、私は50代を微妙な年頃だと思う。
きっと80歳になれば80歳を微妙な年頃だと思うんだろう。
そう、いつだって微妙なお年頃。
後から思えば、なんじゃ~!って感じであったとしても。

だから、いつだって今が大事なの!
いつだって「今」は「取り返しがつかない」時間。
そういうこと、日々の忙しさにまみれていたり、
なんとなくふわ?って生きていると、すぐに忘れちゃうんですよね。

人生とは、生まれてから死ぬまでの時間。
その間に「今」があるわけだけど、
「今」が積み重なっていくのが人生とも言えるわけです。

可愛い盛りの子どもを見て
「今だけよね~、こういうのって・・・」と言う言葉、
よく聞かれるけれどいやいや、子どもだけじゃないよ。

子どもだって大人だって、
30代だって、50代だって、80代だって、「今」は「今だけ」。

そんな風に思うと、何やってるのよ、私!って思う。
自分に喝を入れられる。
人生を考えることは、「今」を大事にできるのだ。

だから微妙なお年頃なんて、今の年齢を気にし過ぎないこと。
なぜならどんな年齢だろうと微妙なお年頃なのだから。
年齢を気に過ぎず、今を大切に生きていけば、
どんな年齢だろうと素敵に生きていける。

・・・・・・・・・・・・
どうでしょうか?
バッサリ余計な情報を切ることで、
何をテーマにした記事なのかが明確になります。
冒頭に今回記事を書くきっかけとなった引用を持ってくることで、話の流れがスッキリします。

一方、文章の最後の部分の結論が少し弱いので、下記を私の方で追記しました。

だから微妙なお年頃なんて、今の年齢を気にし過ぎないこと。
なぜならどんな年齢だろうと微妙なお年頃なのだから。
年齢を気に過ぎず、今を大切に生きていけば、
どんな年齢だろうと素敵に生きていける。


結論を明確にすることで読んだ後のもやもや感が消えます。
「補足」もいらないのでカット。

それと何より大切な記事タイトルを、
難しい年頃っていつ? ・・・いつだって微妙なお年頃です。
から
「自分はもう歳だ」と思っているあなたへ
に変えました。

元記事のタイトルは結論いいきりタイトルになっています。
「難しい年頃っていつ? 」という疑問形のみのタイトルなら、
もしかしたら読者は食いついて読みにいくかもしれませんが、
「いつだって微妙なお年頃です。」という当たり前の結論を、
タイトルに書いてしまっているので「そりゃそうだよね」と思われてしまい、
本文まで読もうと思われない可能性があります。

なので、読者に興味を持ってもらえるタイトルとして、
「自分はもう歳だ」と思っているあなたへ
という読者目線を意識したタイトルに変えました。

もっと尖ったタイトルにするのであれば、
「36歳は微妙な年頃なのか?」
みたいなものでもよいかもしれないが、
そうすると36歳付近以外の人はどうでもいい話になってしまうので、
記事の趣旨に沿い、どんな年齢でも歳だと感じてしまう人に役立つ記事として、
ふさわしいタイトルなら、これがいいかなと思います。

・・・・
いろんな人のブログを読んでいて思うのは、
いいこと書いてあるから紹介したいのに、
余計なことや自分事の部分が多いため、
読者の共感が得られにくくもったいない!ということ。

記事のテーマに沿って主題以外の部分はバッサリ切ること。
書いた文章を切るのはもったいないと思わず、
切った文章は別記事にして使えばいいのです。

というわけで、今回のブログ文章の秘訣は、
記事のテーマに沿わない余計な文章はバッサリ切れ!でした。

今回のブログ文章添削講座の記事を提供していただいたのは、
ヒキダシストの石崎公子さん。
http://kimikoishizaki.blogspot.jp/

人のいいところを引き出す人ということでヒキダシストという、
おもしろい肩書きを名乗っている人なのですが、
いつも写真がぶっきらぼうになってしまう私を、
うまいこと引き出して笑顔で写真の撮ってくれたすごい人!
http://kimikoishizaki.blogspot.jp/2015/04/blog-post_41.html

またプロフィール写真については私と同じく、
変に盛ったり作りこんだりすると、かえって逆効果と考えている方!
すごく共感。ぜひ読んでみてください!

今の時代のプロフィール写真、その撮り方とは
http://kimikoishizaki.blogspot.jp/2014/08/blog-post_19.html

<お知らせ>
・6/2より「かさこ塾」7期生募集。定員20名、申込17名。
http://www.sanctuarybooks.jp/eventblog/index.php?e=960

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by kasakoblog | 2015-05-18 23:54 | ブログ術


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