2015年 09月 03日
ネットリンチが過剰になるのは無責任体制と刑罰が甘すぎるから~佐野氏騒動に学ぶ
五輪エンブレム使用中止になった、
佐野氏の所業はひどかったが、
問題の本質が見極められないまま、
ネットでは集団暴行=リンチに近い、
誹謗中傷や的外れな批判も多い。

佐野氏を擁護する気はまったくないが、
佐野氏に限らずニュースで話題になった、
批判対象に対して、
あるべき批判を超えた、
犯罪的誹謗中傷やバッシングが、
ネットで行われる背景には、
8月15日に書いたように、
日本はあらゆることにおいて、
無責任体制が罷り通っているからだ。

不正会計を行った東芝が、
上場廃止にもならず、
経営者はブタ箱にも入れられない。
当初予算1300億円だったはずなのに、
2500億円もの費用で、
競技場をゴリ押ししたがために、
批判をあびて白紙撤回になり、
60億円もの無駄な損失が発生させたのに、
誰一人として責任をとらない。

原発事故の危険性を指摘されていながら、
対策を怠った東京電力や、
「事故なんて起きねえから、
対策なんていらねんだよばーか」
的な答弁をかつてしていた、
安倍首相も何の責任もとらず、
安全だから再稼働とかいいつつ、
原発を再稼働しても、
事故が起きた場合の責任は、
みなでなすりつけあいをしている。

一票の格差が2倍あっても、
憲法違反ではないと言い張り、
憲法違反を続ける政治家。

年金の様々な問題。

酒鬼薔薇聖斗という鬼畜が、
厳罰に処されることなく、
本を出して印税で稼げること。

何が悪いかまったくわかっておらず、
挙句の果てに国民が悪いといわんばかりの、
「こんなアホな会見は絶対やっちゃダメ」
と悪い会見の見本例を見せてくれた、
あまりにもアホすぎて愚かな、
幕引きのはずが、さらに炎上するという、
前代未聞の史上最低のクソ会見を行った、
東京オリンピック・パラリンピック
競技大会組織委員会や、
取材拒否をして「逃亡する」
佐野エンブレム審査委員の面々。

こうした様々な悪事やミスや、
問題が起きても、誰も責任を問われない。
刑罰すらかされない。
刑罰があってもあまりにも甘すぎる。
問題が起きたにもかかわらず、
へんちくりんな会見や、
形式上の辞任だけして、
問題の原因や責任の究明を行わず、
再発防止すら適当で、
以前として不透明な意思決定過程が、
残されたままという状態。

こんなおかしな状況だから、
ネットリンチがエスカレートし、
本来あるべき批判の度合いを超えて、
誹謗中傷や犯罪レベルの行為に、
発展してしまうのではないか。

誹謗中傷や悪質な行為をしている、
ネットリンチした人間にも、
重大な厳罰を処すべきだと思うのだが、
でもネットリンチが起きるのは、
悪質行為を行っていて、
国民に損害を与えている腐った輩が、
既得権益とのお仲間というだけで、
責任はとらない、
刑罰はかされない、
不透明な体制のまま、
以前として既得権益は手放さない、
といった悪質行為を続けているからだ。

東芝しかり。
憲法違反の法案を通す政治家しかり。
予算オーバーの建設をゴリ押しした輩しかり。
過去に鬼畜犯罪を行った輩しかり。
内部資料のはずなのに、
写真を公開したがために、
著作権侵害に問われる事態を招いた、
あり得ない組織委員会しかり。
佐野氏を選んだ審査委員しかり。

問題行為を行った腐った輩が、
責任もとらず、刑罰もかされず、
そのままの地位にいられるという、
その責任に対する甘い処遇こそ、
「許せない」
「頭おかしい」
「法律違反なのに」
「なぜホリエモンだけブタ箱に?」
という国民の怒りを増幅させ、
刑罰がかされないなら、
「私刑」をしようとネットリンチが、
エスカレートするのではないか。

日本に蔓延する無責任体制。
ここにメスが入らない限り、
ネットリンチは今後もさらに、
エスカレートしていくだろう。
憲法違反を続けていれば、
デモはテロに変わるだろう。

問題行為に対する制裁が甘い状況では、
ネットリンチが行き過ぎても、
「あの腐った輩なら、
そのぐらいの私刑は当然だよね」
という雰囲気が蔓延し、
ひどい誹謗中傷や制裁行為までも、
容認する社会になってしまう。

いつまで無責任体制を続けるのか。
それにしても佐野氏を足きりして、
自分たちの責任は国民のいいがかりだ、
的な居直りをするおかしな、
組織委員会や審査委員会のメンバーは、
使用中止に対する損害賠償を、
ぜひ個人で弁償していただきたい。

ただ何度もこのブログで書いているけど、
エンブレム自体は盗作ではないと思うし、
問題はデザインのパクリではない。
写真の無断転載と、
内部資料なのにそれを公開した、
バカな委員会の対応と、
一般人が理解できない、
おかしな選考過程の不透明さが問題。

デザインのパクリ疑惑は、
ことの発端であって、
問題の本質ではないし、
エンブレムに限った話でいえば、
パクリが確定したわけではない。

そういえば、今回の騒動の発端となった、
ベルギーの劇場ロゴデザイナーは、
使用中止決定に「私たちの勝利だ」
とかほざいているみたいだけど、
あんたのパクリじゃなかったことが、
証明されたってことわかってんのかな。

原案は別のパクリ疑惑があって、
それを修正したら、
あんたのデザインに似てしまった。
つまりどれもこれも、
平凡でシンプルでありふれたデザインだ、
ということだ。

ちなみに下記サイトの記事は、
佐野氏騒動のどこからが誹謗中傷なのか、
詳しく書いてあるので読んでみるとよいが、
ベルギーの劇場ロゴだって、
そもそも何かのパクリなんじゃねえ?
という指摘もあるので見ておくとよい。

あのね、デザインなんて似るから。
もちろん悪意を持ってパクる可能性も、
十分あるけど、
悪意はなかったけど似てしまうのは、
あり得るし、それをパクリなら、
世の中、何もデザインできなくなるから。

・盗作問題でデザイナー佐野研二郎氏が在日認定&誹謗中傷された件を真相究明
http://blog.ks-product.com/tokyo-olympic2020-logo/

・戦争も東芝も原発も新国立競技場もすべては無責任体制~なぜ日本はバカな過ちを繰り返すのか
http://kasakoblog.exblog.jp/23565430/

・絶望的ポンコツチームの東京オリンピック組織委員会は即刻、解体せよ
http://blogos.com/article/131418/

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by kasakoblog | 2015-09-03 11:41 | ネット


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