2015年 09月 16日
フリーターからアナウンサーに転身。自腹の投資経験を武器に活躍する大橋ひろこさんインタビュー
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30歳まで自分の存在意義を見いだせず、
さらには31歳の時に突如、婚約破棄され、
死にたいぐらいの絶望を感じていた
フリーアナウンサーの大橋ひろこさんだったが、
心臓病でいつ死んでもおかしくない
現在の旦那さんに出会って結婚したことで、
プライベートも仕事も180度転換し、充実するようになった。

今では金融・投資関連に詳しいアナウンサーとして、
NIKKEI「マーケット・トレンド」や
「北野誠のFXやったるで!」などに出演中するなど、
ひっぱりだこの活躍ぶり。
やさくれていた人生からどのように人生が好転したのか、
その軌跡をたどる。(取材日:2015年9月10日)

1:フリーターからフリーアナウンサーに転身
両親共働きの一般家庭に生まれた大橋さんだったが、
小さい頃から自分の居場所がどこにもないという
息苦しさを感じる日々だった。
学校へ行けば暴力教師が多い時代。
家庭では看護婦をしていた母親のストレスを
真正面から受け止める日々に息がつまり、家出したい欲求との戦い。
生徒手帳に挟んだたった1枚の聖徳太子(当時の1万円札)がお守りだった。
これさえあれば、いつでも家でできると。
そんな風にずっと生きづらさをずっと感じていた。

これといった目標もないまま、
高校を卒業後、福島の親元から離れ、
東京都内のマスコミ関連の専門学校に入学。
卒業後は、金融関連の企業の宣伝部で3年仕事をした。

宣伝部の仕事をしていた時に、
イベントのMC(司会進行役)を見てふと思いついてしまった。
「仕事するならMCの仕事がしたい」
あまり深く考えることなく、24歳で会社を辞め、
MCめざして2年間フリーター生活をしていた。

そんな時にたまたま広告代理店に勤める知り合いから、
「MCの仕事したいっていってたよね?
暇ならラジオ番組のMCして」と頼まれ、
26歳にして念願かない、MCの仕事ができるようになった。

ただ番組の内容は商品先物取引。
まったく商品先物については知らない。
そもそもアナウンサーとして、体系的にきちんと学んだこともない。
「へたくそなアナウンサー」とののしられががらも
必死に番組の仕事をしていた。

そこで声の勉強をしようと、声優にも興味があったので、
声優のスクールに通うことに。
声優事務所にも所属し、
人気テレビアニメ「ポケットモンスター(ポケモン)の
CD「めざせポケモンマスター」のナレーションを担当するなど、
おもしろい仕事も舞い込んできた。

ただ声優となったものの、仕事明け遊園地にまで繰り出しての接待など
当時の声優業界のヒエラルキーとキャスティングの実態がイヤになり、
仕事自体は楽しかったが、居心地の悪さにモチベーションも低下。
所属していた声優事務所を辞め、
フリーランスで投資関連のラジオ番組などの仕事に専念することになった。

2:婚約破棄の絶望と難病を患う夫との出会い
人生の大きな転機となったのは31歳~32歳の時。
これまでつきあっていた彼氏と婚約していたのに、
突如、婚約を破棄されてしまったのだ。
死にたいくらいの絶望。
なぜ私が婚約破棄されなくてはならないのか。
そんな絶望感にさいなまれていた時に出会ったのが、
現在の旦那さんだった。

旦那さんは5年以内に25%の人が死ぬ、心臓病を患わっていた。
にもかかわらず、死を恐れることもなく、
自分の病気を恨むこともなく、毎日、凛として生きていた。

その姿に感動。
何より今までの自分が恥ずかしくなった。
何かうまくいかないことがあったら、
親のせいにしたり、環境のせいにしたり、
社会のせいにしたりしていて、
他の人から見ればそれほど悪い環境なわけではないのに、
自分以外のせいにしてやさぐれた人生を歩んでいたことに、
彼との出会いで気づかされたのだ。

生き方を変えよう。
この人についていこう。
この人が死ぬ時まで、私が看病し、ちゃんと見届けよう。

5年以内に死んでしまうかもしれない男性と、
結婚することにためらいがなかったわけではないが、
生き方に惹かれて、親の猛反対も無視し、結婚することになった。

3:10年間の闘病の末、心臓移植に成功
心臓病の夫を支えるという生きる目標ができたことで、
不思議にも大橋さんのアナウンサー仕事も好転しはじめて、
いろんなことがうまくいくようになっていた。

とはいえ夫の闘病生活のサポートは大変だった。
入退院を繰り返し、1年の大半を病院で入院していたこともあった。
2010年には死にかける寸前までいった。
もうこのままでは生きられないかもしれないという状況だったが、
2011年3月に人工補助心臓の埋め込み手術に成功。
家ではコンセントにつながれた生活だが、
電源バッテリーさえ持っていけば、外出もできるようになったのだ。

さらに2013年6月に心臓移植に成功。
バッテリーで動く人工補助心臓生活から脱し、
薬さえ定期的に飲んでいれば、
何不自由なく生活できるところまでになったのだ。

4:自腹で自ら投資することで誰にも負けない金融・投資アナウンサーに
アナウンサー仕事は人気商売で、
次から次へと若いアナウンサーが入ってくる、
競争が激しい職種にもかかわらず、
大橋さんは経験を経るごとに仕事も増えていった。

なぜ大橋さんに金融・投資関連の仕事が舞い込んでくるのか。
それは自ら自腹で投資している経験があるからだ。
FXは2004年から自ら投資を行い、株式投資も実践。
2006年には商品先物取引も始めた。

「自分で投資しているので投資家目線で、
番組やセミナー時に金融の専門家に質問ができるんです」と大橋さん。
自分で投資しているからこそ
マーケットの動きにもわがことのように敏感になれる。

また仕事として、2007年から平日はほぼ毎日、
FXについてブログを更新していることも、
他のアナウンサーにはない圧倒的な知識と経験になっている。

「毎日書かなければならないからこそ、
なぜこの取引をしたのか、なぜこの結果になったのか、
なぜマーケットがこんな風に動いたのかを、
しっかり調べて勉強するようになりました」

2015年に商品先物取引業者より商品先物のブログを書いてほしいと、
依頼がきた時も「自ら投資しなくてはおもしろくない」と考え、
それまで、FXトレードに注力していたが、
商品トレードの本格トレードも開始。
すべて自己資金での投資だ。

また仕事としてブログをやるからには、
ちゃんと多くの人が見てくれて、
仕事として成果が出るブログにしたいと考え、
依頼主が求めていたわけではないにもかかわらず、
平日はほぼ毎日更新することにした。

「金融の専門家なら週1回のブログ更新でも、
多くの人が見てくれるかもしれません。
でも私は専門家ではなく一投資家のアナウンサーに過ぎない。
そんな人間のブログを見てもらうためには、
自腹で投資している実体験をもとに、
更新頻度を上げて毎日更新すれば、
見てくれる人も増えるし、楽しんでもらえるのではと思い、
平日は毎日更新しています」と話す。

こうして単なる添え物としてのアナウンサーではなく、
自ら投資することで投資家目線の質問ができるため、
金融・投資関連の番組やセミナーで、
ひっぱりだこの活躍ぶりとなっている。

5:仕事がなくなったら営業すればいいだけ
とはいえ2008年の金融危機が起きた時には仕事が激減した。
金融・投資関連の仕事が多いと、マーケットの不調によって、
大きく仕事に影響が出る。
常にこうした不安はついてまわるが、
その辺はまったく心配していない様子だ。

「仕事がなくなったって死にはしない。
なくなったらなくなったで、
金融や投資関連以外で営業をすればいいだけ」

金融危機時には仕事が減って時間ができたので、
ナレーションのスクールに通った。
ナレーション=声だけの仕事なら、
この先、歳をとってもチャンスがないわけではない。
生放送やライブでのアナウンスメントの世界から 
作品作りとしてのナレーションの世界も魅力だと感じた。
また、ゆくゆくは葬式のセレモニーでのMCもやってみたいという。

もともと大橋さんは声の仕事はしたかったが、
表舞台に映像で出て、目立ちたという欲求はないという。
今までの仕事もラジオが多かったので、
服装やメイクにそれほど気を使う必要もなかった。

しかし最近では動画番組など見られる仕事も増えているため、
服装も変えたという。
「どちらかというと家でずっと引きこもって、
パソコン見ているのが苦にならないタイプ。
普段出かける時も黒ばかりで華やかなファッションに
興味はありませんでした。
でも仕事として映像が出る以上、そういうわけにはいきません。
ですので仕事は仕事とわりきって、
映像が出る仕事の際は、明るめの服装をきたり、
髪型やメイクにも気を使っています」

自分の役割をきちんと認識し、
仕事は仕事としてきちんとやる、
その徹底した姿勢があるからこそ、
フリーターからフリーアナウンサーに転身しても、
仕事が途切れず、いろんな仕事が舞い込んでいるのだろう。

「30歳までのやさぐれていた人生が、
夫との出会いをきっかけにこんなに好転するとは
思ってもみませんでした。
今になってわかるのは、何かのせいにして生きている限り、
何をやっても人生うまくいかない。
生きていることに感謝し、
目の前のことを一生懸命にやっていけば、
これまでのダメな人生が信じられないぐらい、
何をやってもうまくいく状態になるのではないでしょうか」

いつ死んでもおかしくないという夫を通じて、
人生の時間の有限性を知り、
誰かのせいにして生きてきた自分と決別したからこそ、
仕事もプライベートも充実しているのではないか。

※大橋さんには映画「シロウオ~原発立地を断念させた町」
のナレーションを担当していただきました。

・大橋ひろこさんのツイッター
https://twitter.com/hirokoFR

・大橋ひろこさんのFXブログ
http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/

・大橋ひろこさんのコモディティブログ
http://www.shouhinsakimono.com/expert/category/blog/ohashi/

・セルフブランディング11か条を解説した
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by kasakoblog | 2015-09-16 17:59 | 生き方


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