2015年 12月 13日
第一回セルフマガジン大賞全作品講評16~30
受賞作品の発表はこちら
http://kasakoblog.exblog.jp/23955734/

■エントリー16
貼り箱屋
清水八子
『ドキドキとヨロコビ』
6ページ・100部・2015年11月
http:ameblo.jp/kitsunenikki/
冊子
http://ameblo.jp/kitsunenikki/entry-12102290381.html

・良い点
紙1枚で簡単に作れる手書きマガジンを進化させ
サイズをA4からB4にしたことで判型が大きくなり
かつ手書きではなく、文字はデータで入力されていて
カラー写真も入っているので
手書き手作り風よりワンランクアップさせているのがすごい。

・改善点
構成がやや甘いため、ページの流れがやや感じにくい。
きちんとした構成案をもとに
読者にどのページに何が書いているか
わかりやすく柱を立てて紹介していくとわかりやすい
伝わるマガジンになれるはず。

■エントリー17
ことばコーディネーター
北村朱里
『ことばコーディネーター北村朱里の10のこと』
8ページ・100部・2015年11月
http://nib.sagafan.jp/
冊子
http://nib.sagafan.jp/e778196.html

・良い点
ブログで大々的に紹介した、
衝撃のA4・1枚で手書きで簡単に作れる冊子。
立派なマガジンを作るのは
労力的にも金銭的にも大変だが
この方法なら誰でも簡単に作れるという意味で
このアイデア自体が大変素晴らしい。

・改善点
ただあくまで手書きA4・1枚冊子は
急場しのぎの対応。
対企業などを相手に仕事をとろうと思ったら
手書きのマガジンでは厳しいかも。
このラフともいえる手書き冊子をベースに
きちんとした冊子を作れば
かなり仕事を獲得できるはず。

■エントリー18
なごや印のWebデザイナー&イラストレーター
Rie
『なごや印のWebデザイナー&イラストレーター Rie』
6ページ・1部・2015年11月
http://ririwadesign.com/blog/
冊子
http://ririwadesign.com/blog/2015/12/01/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%A7%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%92%E5%8D%B0%E5%88%B7/
※かさこ塾生

・良い点
黄色という自分カラーを使って打ち出した冊子で
ぱっと見、目立つことは非常によい。
ブログの黄色のイメージと連動していることもよい。
それでいて作品を見せるところは
ちゃんと白地になっているので
冊子全体にメリハリがきいていて非常に見やすい。

・改善点
このページ数のままでもよいので
もう少し全体的に文章も作品も多めにした方が
よいかなという気がします。
少し情報が物足らない印象。
もし可能なら料金体系を目安でもよいので載せれば
仕事獲得には結びつきやすいはず。

■エントリー19
iPhone写真家
めめんと
『めめんと の世界』
36ページ・30部・2015年11月
http://s.ameblo.jp/sasuraino-southpaw/
冊子
http://ameblo.jp/sasuraino-southpaw/entry-12099306047.html

・良い点
判型が小さいとはいえ36ページあるので見応えはある。

・改善点
仕事につなげるためのセルフマガジンというよりは、写真集になっているので、
写真集は写真集としてよいとしても
最後の1~2ページぐらいはプロフィールを載せたり
撮影依頼や仕事内容などを載せておくと仕事に直結しやすい。

■エントリー20
インタビューライター/ブックライター
丘村奈央子
『丘村マガジン』
12ページ・400部・2015年11月(増補版)
http://edi-labo.com/blog/
冊子
http://edi-labo.com/mag/okamag201407.pdf

・良い点
なぜライターが必要なのか。
ライターにどうやって発注したらよいのかが
実にわかりやすく書かれている。
料金体系も明瞭なので仕事に直結しやすい。
文字をつめこみすぎず、内容も見出しの本文の大きさに
めりはりがついているので
すっきりしていて読みやすい。
ライター以外の活動もわかりやすく紹介している。

・改善点
顔写真や丘村さん自身のプライベートな内容がもう少し入っていると
人柄や個性が伝わり、仕事につながりやすいかも。
あとはデザイン。
見出しは1行どりか2行どりのどちらかでそろえるとか
色使い、書体、行間など細かいところを
プロのデザイナーに依頼すれば、
見え方がかなりよくなると思います。

■エントリー21
ニットデザイナー、刺繍作家、手芸作家育成アドバイザー
沼里良枝
『みっつのりんごの「手芸作家になりたい人のための講座」』
12ページ・300部・2015年11月
http://mittunori.exblog.jp
冊子
http://mittunori.exblog.jp/23934177/
※かさこ塾生

・良い点
デザインがごちゃごちゃしておらず
シンプルなデザインで読みやすい、みやすいこと。
講座内容の案内冊子に特化している点。

・改善点
掲載書籍の見開きページはどれも同じように
見えてしまうのでここは削除し
実績として文字情報だけで十分かも。
ここの2ページを削った分
講座の案内や説明ページに入る前の
一番はじめの見開きに
なぜこの講座が必要なのかとか
今、手芸作家がどんな問題を抱えているのかとか
自分自身の想いなどを入れたページがあった方がよい。
場合によってはブログで書かれている
実用的な情報も少し載せると
「この講座、役に立ちそう!」と
思う人が増えるはず。

■エントリー22
フォトデザイナー
RECO
『タネまきWORKS 自己紹介ブック』
12ページ・200部・2015年11月
http://www.tanemaki.net/
冊子
http://www.tanemaki.net/magazine_apply

・良い点
写真が素敵。デザインもすごくよい。
「デザイン」「書く」「撮る」という
3つのカテゴリーにわけて紹介しているのも
わかりやすい。

・改善点
「タネまきWORKS」というタイトルが
一瞬「タマネギ」に思えてしまい
デザイン仕事をしている人と連想しにくい。
「デザイン」「書く」「撮る」それぞれに
具体的にどんなことができるか
文字でもう少し説明してあった方が仕事につながりやすい。
ご自身の家族と思われる写真が多いため
仕事として、しているというより
趣味の延長線として見られかねないので
家族写真はなるべく控えて
純粋に作品として撮影したものがよいかと思います。

■エントリー23
異界絵師/あかり玉作家
緋呂(ひろ)
『ころんとまるい癒しの灯り あかり玉』
8ページ・200部・2015年12月
http://art-hiro-b.hatenablog.jp/
冊子
http://art-hiro-b.hatenablog.jp/entry/2015/11/25/215923
※かさこ塾生

・良い点
1商品に絞った紹介冊子というおもしろい試み。
商品の写真がとてもよいので見ていて楽しい。

・改善点
あかり玉という商品についてのストーリーや
制作過程、想い、用途など、
文字でもっと詳しく説明した方がよいかと思います。
ただなんとなくきれいい。
でもわざわざ買うほどのことでもない
といった感じになってしまいかねない可能性があるため。
特にスペックで売る商品ではないと思うので
物語が必要かなと思います。
文字の大きさにもう少しメリハリをつけたい。

■エントリー24
エレガンスアーティスト
マダムかよこ
『マダムかよこのしごと「時をつむぐ、いのちを愛でる。人生はステキ」』
12ページ・100部・2015年11月
http://atelierofmadam.jp/diary/

・良い点
自身の作品であるイラストや絵画をうまく冊子にレイアウトし
4-5Pや6-7Pでは見開きを使って
迫力ある風に見せながら
他のページでは様々な作品を載せて
うまく自身の作品紹介集にしているのが素晴らしい。
一方、2-3Pは文字量を増やして
自分の想いやツールをしっかり紹介していること。
8-9Pのブログ文章抜粋ページも
イラストをうまく入れながらも
自身の想いをうまく文章に託していて構成も見事。

・改善点
仕事に直結すべき11Pの部分が
デザイン的にも要素的にももうひと頑張り。
もう少し文字にめりはりをつけ
デザイン処理などして何ができるか
目に飛び込んでくるような
デザインにした方がいいと思います。

■エントリー25
おうちパーティーコーディネーター
大橋りさ
「『簡単・オシャレ・絶対ウケる』
おうちパーティーコーディネート・京都」
12ページ・100部・2015年12月
http://ameblo.jp/2014risa/

・良い点
掲載されているパーティー写真が
とてもきれいでビジュアル映えする。
宣伝だけでなく、レシピや愛用品など
読み物として読者に役立つ内容も
含まれているのがよいです。

・改善点
どのページに何の情報が入っているのか
わかりにくくなっているので
各ページに同じ位置、同じ文字の大きさで
そのページのコンテンツ名を入れるなどの工夫が必要。
また見出しと本文の文字の大きさのメリハリが
やや足りないため、文字がべたっとして
やや読みにくい印象になっているので
文字の大きさ、字間、行間、書体などを
全体で見直すと同じコンテンツでも
かなりスッキリ見えると思います。

■エントリー26
動物イラストレーター&絵本作家
さささとこ
「SASASA MAGAZINE」
20ページ・200部・2015年12月
http://ameblo.jp/sasasa-tk/

・良い点
文句なしの素晴らしい作品。
表紙を見ただけでもワクワク感。
まるで絵本を手に取っているかのよう。
ページ見開き2ページを使った迫力のあるレイアウト。
自身の作品を「笑い」「感動」「癒し」のカテゴリー別に
わけて紹介しているので読者が見やすい。
年表式になって図解してある見やすいプロフィール。
作品集にならずに、どんな仕事ができるかを
4つのカテゴリーにわけて紹介し
しかも最後に詳細な料金表があるという
実に見事な仕事獲得&作品紹介のセルフマガジン。
文句なしの大賞作品です。

・改善点
紙が厚いため、絵ははえるものの
ややページがめくりにくいので
もう少し薄い紙にしてもよいかもしれません。

■エントリー27
おしゃれな女の子と哲学的メッセージを残すイラストレーター
Megumi Kiyama
『Illustrator & Graphic Designer Megumi Kiyama』
8ページ・100部・2015年7月
http://ameblo.jp/megumi-spiritual/
※かさこ塾生

・良い点
紙が立派。いろんなタッチのイラストが描ける
ということがよくわかること。
表紙がとても印象的。

・改善点
作品集的要素が強いため
仕事に結びつけるためには
それぞれのページに文字で
どんなことができるのか補足説明が必要。
サイズはB5でなくてもよいかもしれません。
(A5ぐらいの方が読みやすい)

■エントリー28
トゥルーライフナビゲーター・MMS公認ヒーラー
北村佳代
『アドベンチャーゲームブック「北村佳代」クエスト』
8ページ・30分・2015年11月
http://newparadigmkayo.hatenablog.com/
※かさこ塾生

・良い点
ゲームブック風のとい仕掛けが実におもしろい。
さりげなくそれぞれのページで
自身のサービスメニューを紹介しているのがおもしろい。

・改善点
これをたたき台にしてデザインを
作り込めばかなりおもしろいものになるはず。
最後にあらためてサービス一覧を紹介するとよい。

■エントリー29
家族の思い出ライター
鯰美紀
『鯰美紀セルフマガジン「言葉を力に。」』
12ページ・1200部・2015年11月
http://ameblo.jp/miki-um
冊子
http://ameblo.jp/miki-um/entry-12099365372.html
※かさこ塾生

・良い点
構成がわかりやすくてよい。
実績、メニュー、理念、よくある質問という順で
どこに何が書かれているのかが明確。

・改善点
表紙がどこかの国の国旗風に見えてしまうので
デザインを変えた方がよいかもしれません。
キャッチも少し弱いかなという印象。
デザインはプロに頼んだ方が
同じコンテンツでも見違えるようによくなるはず。
いきなり実績ページがきているので
広告的押しつけかんがあるので
理念や想いやお客様の悩みやニーズに
どう答えているかみたいな導入部分がほしい。

■エントリー30
ダンサー/バレエ・ヨガ講師
大瀧冬佳
『Fuyuka Ohataki Dance Life』
8ページ・100部・2015年11月
http://fuyukaohtaki.com/
冊子
http://fuyukaohtaki.com/ballet/fuyukaohtaki-dancelife-22/
※かさこ塾生

・良い点
写真をうまく使ってレイアウトしているので
とても見やすい冊子になっている。
自身の壮絶な過去や、なぜダンスなのかといった
思いが描かれているのもよい。

・改善点
現状ではデザインができていない
ラフ段階の冊子になってしまっているので
これを土台にプロに頼んで
文字が多いページは削り
要素が少ないページは増やすなど
全体的に分量のバランスを整えると
とてもよい冊子に。

第一回セルフマガジン大賞全作品講評1~15
http://kasakoblog.exblog.jp/23955760/

受賞作品の発表はこちら
http://kasakoblog.exblog.jp/23955734/


by kasakoblog | 2015-12-13 19:04 | セルフマガジン


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