2016年 01月 31日
売りに出された城を運営する男~広告制作から転身したおもしろい人・藤田勝久さんインタビュー1
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歴史的建築物の城を民間企業が所有し
一般人が運営している城があることを
ご存知だろうか?
大分県中津市にある中津城がそれである。
なんとこの城。
もともと城主の子孫が所有していたのだが
城運営の費用に耐え切れず
2007年に3億円で売りに出したのだ。

とはいえ公的資産としての
色合いが強い城なので
できれば中津市が買ってくれないかと
市に打診したものの値段の折り合いがつかず
なんと中津市は城を買わず!

宙に浮いた大分の城を買い取ったのは
埼玉県の福祉事業を営む千雅。
2010年に城=建物のみ
5000万円で売却されたのだ。
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城の運営・管理は2011年に千雅が設立した
一般社団法人中津城に
任されることになったのだが
そんな城を今、実務上、
運営・管理しているのは
代表理事の藤田勝久さん。
しかしなんとこの方、
今までリクルートをはじめ
広告代理店数社を経験した後
フリーのコピーライターとして
仕事をしていた人物なのだ。

コピーライターが城を運営?!
なんともおもしろすぎる!
大分中津は地方かさこ塾初開催し
その後も度々訪れている場所で
大分中津の塾生からこの話を聞き
これはおもしろすぎると思い
藤田勝久さんにインタビューした。

最も疑問に思うのは
なぜコピーライターの藤田さんが
城を運営することになったかだ。
しかも大分中津出身ではない。
熊本出身で、今までは東京在住。
大分中津市民になったのは2015年だ。

地元に縁もゆかりもなく
城運営とは関係のない職業の人が
なぜ城の代表理事になったのか。

「広告制作の仕事や
企業のブランディングに関わる仕事を
長年していたので
知り合い伝手で中津城の
イベントポスターなどを
手伝ったのがきっかけ。
ただポスターを作るだけでなく
より魅力的な城にするには
こうした方がいいといった
ブランディング的な観点から
アドバイスしていたら
中津城運営の外部コンサルタント的な
立ち位置に。
そんなこんなでやっていたら
中津城自体の運営・管理全般を
任されることになってしまったんです(笑)」

当初は東京在住のまま
現地に指示する形をしていたが
2015年に大分中津に移住し
中津城に「出社」し
直接指示をとることになった。

しかし城運営とは関係のない
広告制作やコピーライターを
している人が城運営に
向いているのだろうか?

「城は入場料収入だけでは
赤字になってしまいます。
外から見て満足する人もいるので
城に来てもお金が入ってこない。
どうやったらこの中津城の
魅力を対外的にアピールできるのか。
その売り出し方やイベントなどを
考えるのはまさに私が今までしてきた
広告制作、PR、ブランディングの仕事
そのものに通じるのです」

中津城をどう魅力的なものにするか。
藤田さんが取り組んだことは
中津城を単なる城として
アピールするのではなく
城主であった奥平家の歴史資料館として
位置づけたことだった。
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「城は模擬天守のため
城だけで価値を訴えるのは難しい。
でもここには奥平家の
貴重な歴史資料があるのです。
ですので中津城を城としてPRするだけでなく
『中津城 奥平家歴史資料館』として
PRするようにしています。
城に入れば奥平家の貴重な展示が
見れることに中津城の価値が
あるのではないかと」

中津城で行われるイベントも見直した。
「県外からお客さんに来てもらうには
そのイベントにふさわしい内容に
フォーカスすることが大事です。
例えばひな祭りのイベントなのに
ひな祭りとは何の関係もない
地元の人のイベントが抱き合わせに
なっていたら県外の人からみたら
不自然に思えるわけです。
このイベントは何のイベントなのか。
目的をはっきりさせ
PRすべきところを明確にして
いらないものは排除していく。
ブランディングというのは
何かにフォーカスし
いらないものを切り捨てていく
作業だからです」

こんな風にしてこれまでの
広告制作、企業のブランディング支援、
コピーライターとしての経験を活かし
中津城運営に関わっている。
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また中津城を運営する中で
「中津の宝を生かしきれていない」と感じ
行政の立場から地域活性化をしようと
2015年には中津市長選に立候補した。
落選してしまったものの
地元ではない外の人間が見る目だからこそ
また今まで広告制作という
政治とはかけ離れたジャンルで
仕事をしてきたからこそ
見えるものがあるのだと思う。

「大分中津市にはいろんな魅力が
まだまだいっぱいある。
どんどんPRしていきたい」

地元の観光名所を活かし
地域活性化を行うには
こうした異業種の外部の人が
必要とされているのかもしれない。

・・・
ちなみに藤田さんは大分県の
ビジネスホテル経営もすることになり
稼働率が悪かったホテルを
再生することにも成功している。
その話はまた後日アップしたいと思います。
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・中津城公式サイト
http://www.nakatsujyo.jp/

・藤田勝久さんフェイスブック
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by kasakoblog | 2016-01-31 19:16 | 生き方


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