2016年 06月 25日
親の虐待により精神科の閉鎖病棟入院から奇跡の復活を遂げたダンサー大瀧冬佳インタビュー
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どんな過酷な家庭環境や過去があっても
好きなことがあれば
それを乗り越えて生きていける。
過去が不幸でも今は幸せに
生きることができる。

セルフマガジン大賞を受賞した
ダンサー大瀧冬佳さんの
インタビュー原稿を全面的に手を入れた
リニューアル版の原稿を全文紹介します。

なおリニューアルした大瀧冬佳マガジンは
本日6/25(土)かさこ塾フェスタ福岡にて
初お披露目、無料配布します。
先着100部のみですので欲しい方はお早めに。
(天神・警固神社の80畳スペースにて
10:30~18:00。入場無料)

<大瀧冬佳インタビュー(執筆かさこ)>

■エピソード1
親からの虐待を受けた家庭環境育ちも
ダンスがあったからこそ生きてこれた

・閉鎖病棟から退院できたのは
ダンスのおかげ

過去には虐待や過酷な家庭環境からの
自己防衛反応として、
解離性障害という多重人格になり、
精神科の閉鎖病棟に入っていたことがあります。
子供の頃から記憶が
たびたび抜けていたのですが、
自分が病気だとはじめて
知ったのは18歳の時でした。

人格を統合することや
過去のトラウマからの脱却は不可能と診断され、
18歳の時には病院に隔離されて
生きるしか選択肢がありませんでした。
でも今は病気も治り、
元気で幸せに暮らしています。

それはたった一つの救いがあったから。
そう、それがダンスです。

自分の過去をここまで晒すのは、
声なき叫びが聴こえてくるから。
いろいろな経験をしてきた
私にしかできないダンスがある。
そんな私の想いを
まず知ってほしいと思います ―冬佳。

・虐待や暴力があるのが
「普通の家庭」だと思っていた

―どのような家庭環境で育ったのですか?
冬佳:母の上に馬乗りになって
殴り続ける父の姿や、
お岩さんのように顔を腫らして泣く母の姿。
「父と母は若いから、
毎晩のように過激なケンカをするんだ」
と思っていました。
親から裸のまま外に出されたり、
ごはんが食べられなかったり、殴られたり。
当時は自分が出来損ないだからだと思い、
優秀な弟たちに追いつくよう
勉強も運動も努力していました。
両親にいつか捨てられてしまうのではないかと
ビクビクして顔色をうかがっていたのです。

そんな家庭がどこも
当たり前だと思っていましたが、
大人になって気づきました。
「私はいわゆるDVの家庭で虐待を受けていたんだ」と。

―過酷な家庭環境の中、
なぜ生きられたのですか?

冬佳:私にはダンスという生きがいがあったから。
5歳頃からクラシックバレエを習い始めました。
こんな家庭でしたが、父は外面がよく、
見栄っ張りだったので、通うことができたのです。

どんなに家庭で辛いことがあっても、
自分を全身全霊で表現する
ダンスの魅力に取りつかれました。
生きるために踊る。
踊るために生きるといっても過言ではありません。
バレエで結果を残せば、
父もやめろとは言わなかったので、
必死で稽古に励みました。

―冬佳さんにとってのダンスとは?

12歳の時からプロのバレエダンサーへの
道を歩みだし、一流のプリマドンナになると
信じて疑いませんでした。
寝食を忘れてしまうほど
バレエが好きでたまらず、
登下校も家の廊下も踊りながら移動していました。
無心で踊っている時に
生きていると実感できたのです。
ダンスをしている時こそが
唯一自分の自由な世界でした。
ダンスが上達すれば、家から抜け出し、
自立して生きていけるのではないかと
思っていました。

■エピソード2
過去を理由にいつまで被害者ぶってるの?
今を全力で楽しめば必ず幸せになれる

・「幸せになれない」
という思い込みを捨てろ

虐待を受けた。親の愛を受けずに育った。
虐められた。病気をした。
大切な人を亡くした。障害をもっている。
孤独だ。惨めだ――。

生きていればたくさんの問題に直面する。
だからなんなの。
だからこそあなたはあなたらしく生きていい。
楽しんでいい。あなたは自由。
「あんたに私の何がわかるの。
私はね、なんとかかんとか……」
と逆ギレする人がいる。

「それで??だから何?」断言する。
どれだけ心に深い傷を負っても必ず癒える。
どれだけ奪われ続けても必ず満たされる。
きっと、自分は幸せになれない。
なぜなら◯◯があったからと
理由付けしているだけ。
単純に幸せになりたくて
なれないからスネているんだよ。
幸せな人生を送っているイメージを持てばいい。
ただそれだけで人生は変えられる―冬佳。

・英国ロイヤルバレエ団合格も
母の死と閉鎖病棟入院

―その後、どんな人生を
歩んでいたのでしょうか。

冬佳:13歳の時に千葉シティジュニアバレエ団に入団。
15歳の時にNBAバレエコンクールに出場するなど、
数々の舞台を経験し、プロのダンサーに向け、
着々とキャリアを積んでいました。
17歳の時には世界最高峰のバレエ団、
英国ロイヤルバレエ団のスカラーシップの
オーディションに合格しましたが、
入団できませんでした。
なぜなら母が末期がんにより
余命1ヶ月と宣告されたからです。

英国に行くことより、母と一緒にいることに決め、
バレリーナへの道をあきらめました。
またその頃、両親が離婚し、
弟たちも養っていかなくては
ならないこともありました。
その選択を後悔はしていません。
私は母や弟たちを選んだのですから。
母は私が19歳の時に亡くなりました。
まだ39歳でした。

そんな最中に、私に「解離性障害」が発覚し、
精神科の閉鎖病棟に
強制入院させられることになりました。
解離性障害とは許容範囲を越えた
現実から自分を守るため、
別の人格を作る、多重人格のこと。
父からの虐待から身を守るため、
意識を失わせて、
別の人格を作って防御していたのです。
私は意識のない中、自殺未遂をしたそうです。
そのため閉鎖病棟に入れられてしまったのです。

人格の統合も、過去からの脱却も不可能と
診断されましたが、
治療過程の中でわかってきたことは
母親との共依存。
入院中、母からの自立を支えてくれた
看護師さんなどのおかげで、
人格の乖離や意識を失うことが少なくなりました。
そして何よりも早くダンスをしたいという想い。
入院中も毎朝、廊下の手すりにつかまり、
一人、ダンスの練習をしていました。
ダンスへの熱い想いから
病気を克服することができ、
再び世に出ることができたのです。

■エピソード3
子育てや生活を言い訳に逃げていた私
でも私にはダンスしかないと気づいた

・シングルマザーなら
夢を捨てなきゃいけない?

「子供を優先されては困ります。
あなたはクビです」。
この悔しい思いが今の私を
突き動かしています。
精神病棟退院後、20歳で結婚。
20歳で第一子を、
21歳で第二子を出産しました。
23歳の時に離婚。
ダンスをしていきたいけど、
まず何よりも二人の子供をきちんと育てたい。
そこで造園師の仕事に就きましたが
この一言でクビに。

悔しくてファミレスで泣き続けました。
私ができる仕事は
この世にはないのではないかと。
シングルマザーじゃダメなの?
子育て優先で何が悪いの?
でもクビになったおかげで気づいたのです。
私にはダンスしかないということを。
この手で夢をつかんでみせる。
子育てもしながら自分の夢も実現させる。
そう決意したのが25歳の時でした―冬佳。

・仕事をクビになって
ダンスの道を再び歩む

―退院、結婚、出産、離婚後、
どんな生活をしているのですか?

冬佳:造園師の仕事をクビになり、
途方に暮れていた私は、
仕事がないなら自分で
作るしかないと思い直しました。
私の強みは何なのか。
ファミレスでノートをとり出し、
一心不乱に自分のできることを
書きなぐっていきました。
そこで気づいたのです。
そうだ。私にできることはダンスしかない。
どんなことがあってもくじけず
情熱を持って続けられることはダンスしかないと。

25歳の時にダンス講師として独立し、
「はじめてのバレエ」を開講しました。
ダンス初心者向けで、
何年も運動していない人が
「白鳥の湖」を踊れるようになるレッスンです。
体を動かすことで、体で表現することで、
生きている実感や
自分でも気づかなかった別の自分に
気づくきっかけになってほしい。
そんな想いで始めました。

ダンス講師だけでは食べていけないので、
スーパーでアルバイトをしていましたが、
「二足のわらじをはくなら、
どっちも好きな仕事をしたらいい!」
と今、お付き合いしている彼から
アドバイスをもらいました。
そこで前々から興味があった阿波踊りの中で、
ものすごいエネルギーで
一線を画す団体「寶船」に
何らかの形で関われたらと思い、
すぐさまアポイントをとり、
私のことを話したところ、
運営に携わることが決まり、
「寶船」の一員として
働くことになりました。

今までの人生いろいろありましたが、
今は好きなダンスを仕事にしながら、
二人の子供を育てながら
幸せに暮らすことができています。
過酷な家庭環境でしたが、
すべて乗り越えられたのはダンスのおかげ。
だからこそ多くの人に
生きる喜びを感じてもらうために、
ダンスを伝えていきたいと思っています。
・・・・・・・
・大瀧冬佳さんのブログ
「視力と眼力〜かさこさんの
編集を受けての感想〜」
http://fuyukaohtaki.com/fuyuka/fuyukaohtaki-dance-93/

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by kasakoblog | 2016-06-25 00:51 | 生き方


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