2016年 07月 18日
「値上げしたら?」とアドバイスしたら「ママが気軽に申し込めなくなる」とある人は言った
売上をアップし、利益を増やすには
1円でも高く売ることだ。
だから世の中にあふれる
ビジネスセミナーや自己啓発セミナーは
商品やサービスそのものの価値以上に
個人や会社のブランド力を高めて
いわばブランド力という実態のないものに
付加価値をつけることで
1円でも高く売れと教えている。

でも。
だから仕事がうまくいかないのではないか。
だから幸せになれないのではないか。

もし心の底からお客さんのために
役に立ちたいと思っている人なら
「1円でも高く売る」ことではなく
「1円でも安く売る」ことを
考えるのではないか。

だってそうでしょ?
みなさんが買う側だったらどうか?
同じ品質のものなら
できるだけ安い方がいいと思うでしょ。
でも自分が売る側に回った途端
消費者の心を忘れて
とにかく高く売ろう高く売ろうと
考えてしまう。

ローカルテレビにも何度も出演し
個人ブランド力も申し分ない
輝く女性のプロデューサーの
橋本恵子さんという方がいる。
恵子さんがかさこ塾に通っていた時に
私はこんなアドバイスをした。

「ブランド力から考えれば
セッションの料金を
もっと値上げしてもよいのでは」と。

そうしたら恵子さんから
こんな返事が返ってきたのだ。
「お客様はママさん起業家さんが多いので
ママさんでも気軽に申し込みできる
今の価格にしているのです」

その時、はっとさせられた。
これだけブランド力もあり
メディアにも取り上げられ
様々なことを精力的に学び
人気となっている恵子さんは
いくら値上げしても
お客さんは来るにもかかわらず
お客さんのことを思って
できるだけ低価格に設定しているとは。

この人はホンモノ。
心の底からお客さんのことを
考えている人なんだなと
はっとさせられた思いだった。

しかも恵子さんは自己犠牲の精神で
無理して低価格にしているわけではなく
ちゃんと事業が継続できることを
考えながら、でもできるだけ高くしたくはないと
考えているあたりが素晴らしいと思ったのだ。

自己犠牲やボランティア精神で
ただ安くしすぎて
自分が苦しくなってはダメだ。
きちんと事業として継続するためにも
自分が生活していくためにも
自分のモチベーションを保つためにも
きちんと利益を確保できる
値段設定にする必要はある。

でも適正利益をはるかに超えるような
法外な値段設定をする人が多い。
なぜなら自分が儲かればいいとしか
考えていないからだ。

しかも法外な値段とわからないよう
たとえば40万円×→35万円みたいな
せこい手を使って安く見せるなど
そうまでしても金儲けしたいのかと。

多くのビジネスセミナーや
自己啓発セミナーはセミナー自体が
数十万円、数百万円といった
私からしたらあり得ない
「法外な値段」をつけているが
受講生にも「1円でも高く売れ」と教える。

こうしたセミナーもセミナー講師も
そこに来る人も
自分の欲望しか考えていない。
だから「1円でも高く売る」ことしか
考えない。

ブランドというのは実体のないものだから
いくらでも高く値段を設定できる。
1時間私と話して1000円だと言おうが
10万円と言おうが100万円と言おうが
どうとでもできる。
そこにブランド力や人気があれば
いくらでも「ぼったくる」ことができるだろう。

でもそれって自分の金儲けしか考えていない。
お客さんのことを考えていない。
もしその人がビジネスとは何かを
よくわかっているなら
1円でも高く売ろうとするのではなく
いかに安く売ろうか考えるはずだ。

人気のアイスで有名な「ガリガリ君」は
25年ぶりに60円から70円に10円値上げした。
原材料費の高騰のためだ。
その際、全社員が謝罪するCMを公開した。

巧みな広報戦略かもしれないが
25年ぶりに10円値上げすることすら
できればしたくなかったという企業姿勢。
これぞお客様のことを
第一に考えた企業ではないか。

それに引きかえどうだ。
ちまたにあふれるセミナーや
セミナー講師やそこに群がる
セミナー受講生は。

1円でも高く売りたいって
自分が儲けることしか考えてない。
それってビジネスとして
根本的に間違ってるんじゃないの?
適正利益は確保すべきで
低価格にする必要はないけど
自分が儲かることしか考えていない人に
ビジネスは続けられない。

ただ唯一、そんな儲けの姿勢でも
成り立つ商売がある。高額セミナーだ。
1円でも高く売りたいという
金儲けしか考えていない情弱な人を
対象にしたセミナーなら
数十万円、数百万円の高額でも
欲望にまみれた見栄っ張りの人や
金銭感覚マヒした人や
すでに何かでボロ儲けした人がくるので
十分儲けることができるだろう。

でもね。
本来、ビジネスってお客さんのために
いかに役立つかってことなんだから
お客さんのために役立ちたいと思うのなら
1円でも安くしたい。
できれば値上げしたくない。
値上げするにしても最小限にしたい。
そのために企業努力をする。
それが本来のビジネス姿勢ではないのか。

「1円でも高く売りたい」という姿勢ではなく
「1円でも安く売るには
どうしたらいいのか」と考える人が
長期的にみてビジネスが
うまくいくのではないか。

もともと価格が低すぎる人は
値上げしてもいいと思うけど
ただとにかく高く売りたいだけ
自分が儲けたいだけ
高額ならいいものだと思い込む
情弱な人を騙せばいいと思うような
商売の仕方をしていると、
理念がしっかりあり、それを有言実行し
1円でも安くしたいと考えている
ホンモノの事業者に
仕事を奪われることになるだろう。

あなたはまだ1円でも高く
売ることしか考えてないんですか?
だからあなたの仕事は
うまくいかないんです。

1円でも安くしたい。
そんな姿勢でいれば
商売繁盛し、仕事のやりがいも感じ
楽しく幸せに暮らしていけるはず。

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by kasakoblog | 2016-07-18 21:08 | 働き方


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