2017年 03月 06日
「熊本から福岡に逃げるのか!」自主避難者をバッシングする無意味~東日本震災の教訓を学べぬニッポン
地震が起きた時に人災を誘発するのが
自主避難者を「逃げた」といって
バッシングすることだ。

これは2011年の東日本大震災でも
起きたが2016年の熊本地震でも
同様のことが起こっていた。

熊本市内で被災した家族。
家は無事だが電気、ガス、水道は
ストップし、揺れも続いているので
家族4人で避難所には行かずに
車中泊を続けていた。
しかし何日も過ぎると
だんだんとしんどくなってくる。

そこでお母さんのみ一度
福岡の知り合いのところに
身を寄せ、自身の気分転換と
必要な物資の調達をしてこようと
思ったところ、こう言われたという。

「みんながんばってるのに
熊本から逃げるのか?」

この話を先日熊本で聞いた時
がっくりきた。
東日本大震災の教訓が
まったく活かされていない。
東日本大震災の時とまるで同じ。
自主避難者を逃げたといって
避難する風潮は九州でも起こっていた。

自主避難者をバッシングするのは
まったくの無意味だ。
逃げれる人は逃げた方がいい。
なぜならその方が
自主避難できない人のためになるからだ。

災害直後は物資も少なく
避難所にも十分なスペースがない。
そんな時、無理に避難所や
被災地にとどまるより
逃げられる人は逃げたらいい。

被災地で物資がなくても
少し遠くにいけば
そこには何不自由なく
普通の生活ができる場所がある。
自主避難するには金銭的負担が
かかるが
逃げられる人は逃げてもらえれば
その分、自主避難できない被災者に
物資も行き渡るし
十分な避難所スペースも確保できる。

自主避難した人が
被災地と被災地外との橋渡しとなり
被災地支援に回った方がいい。

ところがだ。
地方に行くとそうはいかない。
玉砕ニッポンよろしく
苦しいところから
逃げるのは悪とされ
合理的な行動ではなく
みんなと同じ
沈む船に残ることが求められる
風潮が根強くある。

東日本大震災でも
自主避難者が「逃げた」といって
バッシングされる話を
いやというほど何人からも聞いた。
自主避難者が被災地に残れば
あんたたちの物資は減るし
場所も減るけどいいんですか?
逃げられる人は逃げてもらえば
いいじゃないですか。
そしたらその分、
逃げられず被災地に
とどまっている人に
支援がいきやすくなる。

というか被災地に避難所を作って
支援するより
被災者を一時的に安全な場所に
全部移してそこで支援した方が
よっぽどよいのではないか。

すぐ復旧できる災害ならともかく
長い時間かかるのであれば
被災者ごと移動させてしまえばいい。
たとえば熊本の被災者を福岡にとか。

そしたら支援ボランティアも
わざわざ危険をおかして
大量の物資を持って
ずたずたな道路の中
物資を配り歩くといった
非効率的なことをしなくていい。

たとえば東日本大震災では
絶対に起こらないとウソをつき
でもとんでもない事故が起き
放射能汚染によって死の町と化した
福島の町は埼玉に町ごと移動し
埼玉の避難所ぐらしをしていた。
原発事故のせいで
二度と住めない死の町になったから
こうした措置がとられたわけだけど
何も原発事故ではなくても
帰還見込みのある被災地でも
復旧に時間がかかるなら
県外避難所に住民を移す方法は
もっとポピュラーになっても
いいのではないか。

その間、被災地は自衛隊が仕切り
一般人は立入禁止にし
プロのみ復旧作業に没頭すればいい。

とはいえなかなかそこまでの判断は
原発事故で死の町になったところで
ない限りは難しいとは思うので
だからこそ被災地外に
自主避難できる人を「逃げるな」
といって批判するんじゃなく
どんどん逃げてもらえばいい。

そしたら被災地の負担が軽くなる。
自主避難者も心休まる。
自主避難者が被災地支援の
窓口になれる。

でも。
そんな東日本大震災の教訓は
活かされることなく
2016年の熊本地震でも
自主避難者をバッシングしていた。

次なる未来の被災地では
ぜひこのような無意味な
バッシングはやめた方がいい。
危ないところから
逃げられるのであれば
逃げるべきだ。
逃げられるのにとどまられたら
逆に多くの人に迷惑になる
ぐらいの感覚が
当たり前になってほしい。

そして自主避難できない人たちの
ために手厚い支援がなされれば
支援もうまくいくのではと思う。

・東日本被災地レポート
「感情的判断が合理的判断を
抹殺する日本のあやうい全体主義」
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・東日本大震災被災地レポ
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・美談ではない震災後に起きる
被災地の歪みや妬みを取材した
拙著「検証・新ボランティア元年」

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by kasakoblog | 2017-03-06 23:27 | 東日本大震災・原発


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