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前者後者論というあいまいな心屋珍説にモヤモヤしているあなたに論の問題点と正しい新基準を完全解説

前者後者論というあいまいな珍説に
惑わされている人が多すぎるので
前者後者論のいい加減さを指摘するとともに
私たちが考えるべき
真の二元論の提示をしたい。

特に意味不明な前者後者論のせいで
「これがわからないから私は後者なんだ」
とトンデモ珍説にモヤモヤしていたり
信じちゃっているそこのあなた。
後者なんかじゃないから!
前者後者という基準があいまいすぎて
前者なのに後者だと思い込まされて
おかしな認識になっている人が
あまりにも多く
前者後者論は問題が多すぎる。

・・・前者後者論とは・・・
人間は大きく分けて
マルチタイプ(前者)・集中タイプ(後者)の
二つのタイプに分けられる。
それぞれの特性を知ることで
「自分らしさ」に気づき、
努力なく、ムリなく、
豊かで幸せな人生に転換しようという、
心屋の独自理論

・前者・・・
空気が読め、理解、理論、表現、
処理能力が比較的高い マルチタイプ

・後者・・・
天然、癒し系、言葉を
ストレートに受ける 集中タイプ

自分が前者か後者かを判断する基準は1つだけ
●人の話を聞いてて、
頭がシャットダウン(真っ白)になるか?

http://ameblo.jp/kokoro-ya/entry-12147677137.html

・・・・・・・・・・・・

・論点:前者後者論とは
単なる発達障害か否かの話ではないか

前者後者論が出てきた背景には
理論派である前者=心屋さんが
話が通じない直感派を
単なるバカだと思わず
これはもともと持っている
素質の違いなんだと理解することで
いくらがんばってもうまくいかない人や
論理的に行動できない人
空気が読めない人を
「それでいいんだよ。
がんばらなくてもいいんだよ。
努力しなくてもいいんだよ。
もともと持っている性質が
違うだけなんだから」
となぐさめるためのものではないか
と推察される。

仕事柄、様々なトラウマ(心の傷)を
持った人と多く接していて
自分を認められず
がんばっているけど
から回りしてしまう人を
肯定するための論ではないかと。

また前者である空気を読める人が
後者である空気を読めない人を
バカだとか努力が足りないとかと
批判するのではなく
もともと持っている性質が
違うだけなのだから
優劣で判断してはいけないと
諭している論だと思う。

ただ後者の定義を読むと
これってようは
発達障害かどうかでしょ?
としか思えなくなってくる。

・・・発達障害とは・・・
(1)対人的相互反応における
質的障害
(相手の気持ちがつかめない、
場にあった行動がとれない)
(2)コミュニケーションの障害
(言葉の使用の誤り、会話をつなげない)
(3)行動、興味、活動が
限定していて反復・常同的

生物学的要因、主として
遺伝によると考えられていて
小児自閉症、アスペルガー症候群、
レット症候群、 小児期崩壊性障害、
特定不能の広汎性発達障害、
その他が含まれます。

https://medical.yahoo.co.jp/katei/041031000/?disid=041031000

・・・・・・・・・・・・

簡単にいうと、空気が読めずに
協調性のない行動をしてしまう人。
しかもこれが後天的なものではなく
先天的なものであること。

前者後者論は単に
発達障害か否かって
ことなんじゃないかと。
これなら非常にわかりやすい。
診断ができ
どちらか区分ができるからだ。

ところが。
心屋前者後者論は
発達障害かどうかではなく
後天的な環境やトラウマが原因で
パニックになったりする人を
想定している。

・・・心屋定義・・・

自分が前者か後者かを
判断する基準は1つだけ
●人の話を聞いてて、
頭がシャットダウン(真っ白)になるか?
・怒られたり失敗したり、
あせったときにすぐにパニック(混乱)になる
・難しい話や、まくしたてられると
心の中にシャッターが下りて「しまう」
・思考がすぐにどこかに
飛んで行って「しまう」
・説明を受けたり怒られている最中に、
うわの空で他のことを考えて「しまう」
この質問の例にひとつでも
「イエス」があれば、後者。
NO! ならば前者、という判断です。

・・・・・・・・・・・

これだとあいまいなわけですよ。
別に前者だって怒られたら
パニックになることはある。

またこうした性質は
持って生まれたOSなんかじゃなく
後天的に作られた可能性が高い。
たとえば毒親のせいだったり。
ようはトラウマによって作られたもの。
トラウマは解消できるし
折り合いがつけられるし
そもそもトラウマによって
心のシャッターが下りてしまうことと
空気が読める読めないとか
マルチタイプか集中タイプかどうかとか
理論派か直感派にはあてはまらない。

だからおかしなことになるんです。
前者なのに私後者かもという人が
続出する結果になる。

私の周囲には前者後者論の定義でいえば
あきらかに前者の人が
「私、前者かと思ったんですけど
後者みたいなんですよー」とか
「この話聞いてもわからないから
後者になっちゃうんですけど
でも違うと思うんですけど
後者ってことみたいです」
というおかしなことになる。
つまり定義がいい加減なんです。

・前者・・・
空気が読め、理解、理論、表現、
処理能力が比較的高い マルチタイプ

・後者・・・
天然、癒し系、言葉を
ストレートに受ける 集中タイプ

といいながら
空気も読めるし
理論派だし、マルチタイプなのに
後天的な環境の原因や
過去のトラウマのせいで
心のシャッターを下ろす人が
全部後者に分類されてしまう。

えっ?この人、後者じゃないよね?
でも後者なの?おかしくねみたいな。

つまり定義がいい加減。
判断基準があいまい。
前者と定義している人でも
怒られたり失敗したり、
あせったときに
パニック(混乱)になる人はいる。

しかもその原因は先天的な
発達障害ではなく
後天的なトラウマによるもの。
つまり後者と定義されていても
前者になれるんです。
なぜなら後天的だから。

つまり前者か後者の2つしかない
というのはデタラメで
後者といいながら
トラウマを解消すれば
前者になっちゃうわけです。
つまりもともと持っている
OSなんかではない。

我々が考えるべき問題は
後天的なトラウマがあるだけで
後者と定義されちゃうけど
前者=空気が読める人に
なれる人じゃなく
先天的な発達障害のために
努力しようが
空気が読めない人と
どう付き合うかってこと。
そして発達障害かどうかは
基準があり二分論ができる。
それがほんとの前者後者論では
ないのか。

発達障害の人は空気が読めない。
悪気があるわけじゃなく
持って生まれた性質なんです。
だから周囲とのコミュニケーションが
うまくいかない。

でも発達障害は一点集中できるので
時に常人にはないとてつもない能力を
発揮できる可能性がある。

こうした発達障害の人を
優劣で判断するのではなく
個性と判断して
どううまく付き合っていくかが
社会的に重大な課題なわけです。
発達障害かどうかなら
あいまいな心屋前者後者ではなく
きちんと二分することができる。

発達障害を後者と定義するなら
後者は前者にはなれない。
でも心屋定義の後者は
後天的な環境や
トラウマが原因の人も含むから
後者が前者になれちゃう。
というか前者の人を
間違って後者と定義している。
というか定義が矛盾している。

もっというと
心屋前者後者論って
何ら新しいものではなく
単なる右脳派か左脳派かとか
理論派か直感派かとか
空気が読めるか読めないかか
視野が広いか狭いか
という区分でしかない。

そこに無理やり
トラウマによる心の問題を
くっつけて前者後者に
区分しちゃったもんだから
後者でない人が後者にされて
おかしなことになっている。

しかも右脳派か左脳派かとか
理論派か直感派かとか
空気が読めるか読めないかか
視野が広いか狭いか
という区分に過ぎないのであれば
どっちかしかないっていう
二分論は成り立たない。

理論派だけど時には直感で
考える人もいる。
直感派だけど時には理論で
考える人もいる。
それは二分論して
人を決めつけられるものではなく
人によって割合が違うだけで
そこにはグラデーションのように
様々な人がいる。

それをあんたは後者だ
あんたは前者だと
無数にあるグラデーションを
白黒でわけるから
トンデモ珍説になっちゃっていて
しかもこの何度読んでも意味不明、
わけのわからない前者後者を
真に受けてしまい
「私、後者なんだ」と
思い込んでいる人が多いのが問題。

いやいや違うでしょ。
持っている性質の違いじゃなく
トラウマの解消が論点でしょ。
だから前者だけど後者ってことが
あり得るわけです。

ただこの前者後者という
単純な二分論のおかげで
2つのメリットはあった。
1つはトラウマを持っている人が
私はがんばらなくていい
他人に気を使わなくてもいい
自分は自分のままでいいと思える
きっかけになったこと。
でもこれは前者後者という
二分論の話ではなく
過去にDVや毒親のせいで
後天的に行動規範を塗り替えられ
自分の心を塗り替えられた人
という問題に過ぎず
前者後者で語るべき問題ではない。

そうした人は
「嫌われる勇気」を読んだ方が
はるかにいい。
過去のトラウマなんてなんも
関係ねいよばーか。
他人は他人なんだよ
親だろうが子供だろうが。
だから自分の思いのまま
生きていいというあの本を
読めばそれで済む話。
前者後者といった
人を二分する話ではない。

そしてもう1つのメリットは
発達障害である人への
理解の入り口になったこと。
世の中にはなぜか悪気がないのに
先天的遺伝的性質のために
空気が読めず
おかしな行動をとってしまう人がいる。
前者後者の後者の特徴は
まさに発達障害そのものだ。

そうした発達障害を
人の優劣で判断するんじゃなく
持っている性質がもともと違い
それは個性なんだから
それで人を批判したり
努力が足りないとか
言ってはダメなんだ
っていう理解の一助に
前者後者論はなっているので
それは評価されるべき点だ。

ただ問題は発達障害でない人も
含まれる定義になっているので
混乱のもとになっているとの
多分心屋論では
発達障害かどうかということが
考えられていないフシがあり
発達障害の理解の入り口にはなるけど
真の理解にはならないという点が問題。

かさこ塾1期生には
発達障害の1つ
アスペルガー症候群のアズ直子さん
という方がいる。

まさに心屋後者論にあるような
特徴が著書に書かれていて
私ははじめて発達障害という
言葉を知った。

アズ直子さんは今まで
なぜか周囲と違い
浮いてしまったり
言動がおかしいと思われ
生きづらい原因が
まったくわからなかったのだが
後になってアスペルガーと診断され
それですべてが納得できたという。

あーだから私は人と違うんだ。
先天的なものだから
そうなってしまうんだと。

彼女はアスペルガーと
診断されたことで
逆に生きやすくなった。
原因不明で周囲から
浮いていたわけではなく
発達障害だから人と違うんだと。

でもそれは悪いことばかりじゃなく
集中力がハンパないなど
いい点もいっぱいある。

だから彼女は診断されたことにより
自分を理解することができ
気をつけるべき点もわかり
生きづらさを抱えながらも
今までより生きやすくなった。

何が言いたいかというと
発達障害であると本人や
周囲がわかれば
対処のしようがあるということ。
だから前者後者論が
あいまいな定義なんかじゃなく
発達障害か否かということなら
後者であるとか前者である
といった二分論は
社会に役立つ論になる。

世の中には発達障害と
診断されていないけど
多分そうだろうなという人が
意外に多い。
ただそういう人は自分が
発達障害だと知らないから
なぜ空気がよめないのか
なぜいつもトラブルを起こすのか
なぜやらかしてしまうのかが
まったく理解できない。

でもそうした人が
真の前者後者論=
すなわち発達障害かどうか
ということがわかれば
アズさんのように
生きやすくなる可能性が
見いだせる。
それなら二分論で人を
分ける意味が出てくる。

ただ残念ながら心屋前者後者論は
二分論ではないものを
無理やり二分しているから
混乱を招いている。

だからこの意味不明で
あいまいな定義で
いい加減な珍説に惑わされて
後者かもしれない
私は後者なんだと
思い込まされている人は
気にしなくていいから。
前者後者論なんていい加減すぎて
あいまいすぎてわかんないですよ。
それが普通。

そんなことより考えるべきは
先天的な問題なのかどうか。
発達障害なのかどうか。
発達障害ではない後者なら
なんとでもなるから
後者だから仕方がないという
免罪符は捨てて
努力なり工夫をすればいい。

ただ発達障害なのであれば
普通の努力ではどうしようもなく
前者のふりすらできない
深刻な問題なので
いつもやらかしてしまう人
空気を読めない人は
発達障害なのかどうか
白黒はっきりつけることで
逆に割り切れる意味は大きい。

私たちが今考えるべき
真の前者後者とは発達障害という
先天的な性質を持った人と
どううまく付き合っていくか。

トラウマによって
心の問題が生じている人は
前者後者とかいう
おかしな二分論とは
また別の話だから。

前者後者に惑わされず
それぞれがしかるべき問題を見据え
本当に今考えなくてはならない
発達障害問題に目を向ける
きっかけとなれば幸いです。

※注1
発達障害についての
知識や理解について
私が誤解している点が
多々あるかもしれませんので
ご了承ください。

※注2
心屋さんは素晴らしい人だと思うし
言っていることも素晴らしい。
心屋さんを批判したいわけではなく
ただ前者後者論があまりに
いい加減すぎてわからなすぎて
それによって混乱している人が
多いので前者後者論の
問題点を書いただけですので
ご了承ください。

・ぜひ読んでほしい本
「アスペルガーですが、 妻で母で社長です」
アズ直子

「嫌われる勇気」

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by kasakoblog | 2017-03-28 10:42 | 生き方

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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