好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

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2009年 02月 21日

ブログ炎上の種類

日本人はブログ好きというが、著名人ブログでなくても、
ブログ炎上がたびたび起こっている。炎上のタイプを類型化してみた。

<内容別・炎上するブログ>
■A:不謹慎発言・反社会的行為の自慢日記
・ミクシィで飲酒運転自慢

・「短いスカートをはいているときに、
オジサンに足を見られただけでチカンと思う」とラジオで発言し、
炎上した「AKB48」大島麻衣ブログ

・飯島愛さんの死を惜しむ日記に、
☆などの絵文字を使ったため不謹慎だと炎上した、
タレントの松島明子ブログ

・社員が遅刻した罰として、駅で一人で反省文を読み上げ、
その様子をyoutubeに上げるように指示した会社の社長のブログ

■B:多数世論の反対意見
・亀田興毅の世界戦を見て「本当に感動した」と書いて炎上した、
女子モーグルの上村愛子選手のブログ

・盗撮容疑で逮捕された植草一秀氏を擁護するブログが、
植草氏が今度は痴漢の現行犯で逮捕されたことから、
非難殺到し炎上

・民主党がホリエモンのニセメール問題で劣勢になっているなか、
「この勝負絶対勝てる。今日初めてそう確信した」と書いた、
民主党の長島昭久衆議院議員がブログ炎上

■C:極論による議論過熱
・「美少女アダルトアニメ雑誌や
ゲームやっている人間は人間性を失っている」と書いて炎上した
民主党・円より子議員ブログ

・ある評論家が、トヨタの期間工は漢字を書けない。
そんな輩に300万円払っているトヨタはえらいと書き、
期間工をバカにしていると炎上

・紀子さま出産に際し、乙武洋匡さんがブログで、
「世間は昨日から『めでたい、めでたい』と騒いでるけど……
ひとつの命が誕生したことがめでたいの?」
と書いたことに「素直に喜べないのか」など、
批判コメントが集中し炎上

■D:ファンが多いものを批判
・毎日新聞が2ちゃんねるにやや偏った批判記事を載せたため、
毎日新聞のミクシィニュース記事がある度に炎上

・J-CASTニュースが、
松本人志が硫化水素自殺で「放言」、
「アホが死んだら別に俺はええねん」
というニュース記事を掲載したが、
発言を一部だけ取り出して過大に批判していると、
ニュース記事に非難が殺到

■E:タブー問題を取り上げる
天皇論など

■F:読者の勘違い
・お笑い芸人スマイリーキクチさんが、
殺人事件に関係していると思い込んだ読者が、
事実無根の書き込みや脅迫書き込みし炎上も、
書き込んだ読者18名が書類送検

■G:やらせブログ
企業担当者が自社製品PRのため第三者を装う

・・・・・・
こうして炎上したブログ実例をもとに類型化してみると、
その多くが炎上するべくして炎上したと言える。
つまり「ブログを書いた人の方が悪いよね」
というのが大半なのだ。

類型化から見えてくることは、
「KY(空気を読めない)は許せない」という集団心理だ。
Aの不謹慎・反社会行為自慢は論外だが、
Bの多数世論の反対意見、Cの極論、
Dのファンが多いもの批判、Eのタブー問題などは、
表現方法に問題があるにせよ、
一つの意見として参考になる部分もあるし、
多分、そう思っている人も多いはず。

しかし日本人の集団心理は排他的なところがあり、
ちょっとでも違ったことを言う奴はゆるさねえみたいなものが、
わっと爆発し、1人の批判コメントをきっかけに、
それにならえでどっと批判が殺到し、
あっという間に炎上するという仕組みになっている。

実際、B~Eのパターンで炎上した内容であっても、
それを応援するコメントもあり、
コメントは書かない(批判コメントが殺到し書けない)までも、
「よく言ってくれた」「そういう部分もあるよね」
という共感も少なからずあると思う。

<批判コメントの種類と対処法>
■A:感情論による反対意見
「大好きな○○を批判するなんてひどい」など、
これに反論すると火に油を注ぐ結果になる。
好き嫌いの問題はどうしようもないので、
反論はしない方がいいかも。

■B:価値観の相違による反対意見
→考え方の違いであって、
正しいものはないので、反論はせず、
反対意見として素直に聞き入れる

■C:知識不足や事実関係の誤認指摘
→貴重な指摘なので指摘してくれたことに感謝し、
素直に謝り、修正すべき点は修正する

■D:嫌がらせ
→スマイリーキクチさんの件で明らかになったように、
ひどい場合は名誉毀損・脅迫容疑で訴えることも。
法的措置に出ることをちらつかせよう。
ひとまずは削除するしかないが、
削除するとそれに頭にきて、
倍書き込んでくるなど、
嫌がらせがエスカレートする場合があるので、
やむなくスルーするのも手。

<炎上した場合の対処>
・自分に謝るべきところがあれば謝る
・お詫び記事で言い訳が多いとさらに炎上する可能性も。
お詫びはお詫びとしてあまり反論はしない方がよいかも。
・無視してブログを更新し続ける
・コメント書き込みを禁止する
・炎上した記事を削除する
・ひどい場合は警察に訴える
(ブログは記録なので証拠になる)
・ブログを閉鎖する

たかがブログ、たかがコメントじゃないかと思うかもしれないが、
炎上した場合、かなりの精神的ダメージを被る場合もある。
それだけ言葉の力はすごいということだろう。
炎上の加害者・被害者になることには、
十分注意しながらネットを楽しく利用していきたい。

ただあまり炎上を怖がって、萎縮してしまうと、
つまらなくなってしまう可能性もある。
嫌がらせコメントは論外としても、
反対意見による批判コメント殺到は、
むしろ貴重な意見として大事にしながら、
炎上しても謝るべきところは謝り、
その必要性を感じなければスルーし、
ブログを続けていくのがいいのでは、
と私は思っている。

「ブログ炎上~Web2.0時代のリスクとチャンス」
(伊地知晋一著、アスキー) には、
「炎上に耐えられるかは、
書き手のネットリテラシーによる」
「時にはスルーする力も必要」
「クレイマーはロイヤルカスタマーを生むチャンス」
といったことが書かれていて、
単にブログ炎上を避けたいと思うだけでなく、
ブログ炎上を真っ向から受け止める力も、
必要なのかなと思った次第。

嫌がらせの場合は、
書き込んだ輩を逮捕させることもできるわけなので、
それ以外の貴重な批判コメントを吸い上げつつ、
ブログとともに文章力や知識をスキルアップしていけば、
いいのではないかと思った。

・おすすめ本
「ブログ炎上~Web2.0時代のリスクとチャンス」 (伊地知晋一著、アスキー)


by kasakoblog | 2009-02-21 21:53 | ネット


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