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男女のプレゼント意識の違い

クリスマスに恋人にプレゼントを贈る方もいるかと思いますが、
男女のプレゼントに対する意識って、
微妙に違うから気をつけたいところ。
そこで男女のプレゼントに対する深層心理を、
分析してみたいと思います。

※下記は私のものすごく勝手な大まかな推論ですので、
すべての人にあてはまるわけではもちろんなく、
私の感じた一傾向として、
あまり気にせず、気楽に読み流していただければと思います。

<プレゼント意識に対する基礎>
男性は“手作り”に弱い。
女性は“ブランド”に弱い。

<男性>
男性は“手作り”に弱い。

男性はある意味アホです。
女性に対する幻想意識がものすごく強い。
だから、金がかかったものより、
手作り感のあるものを渡した方が、
いい意味でだましやすく、効果てきめんなはずです。

例えば手作りのマフラーとかセーター。
こういうものをプレゼントされたら、
男性の多くは勝手に、
「すごく家庭的な人」「すごく献身的な人」
という思い込みをします。

昔ならともかく、今時、手作りって珍しい。
だから余計に効果がある。

独身男性って心のどこかで、
付き合う女の子を2つに分けている。
「結婚してもいい子」「結婚はしたくない子」。
もっと本音的な言い方をすると「本命」と「遊び」。

結婚はしたくないけど、遊んでいて楽しいから、
ひとまず付き合っておこう。
もしそういうカテゴライズを避けたいと思うなら、
手作りプレゼントはかなり効果が期待できます。

手料理とか手作りケーキ、
バレンタインデーの手作りチョコなども同じ原理。
男性は料理ができる女の子は、
同じく「家庭的」「献身的」というイメージを抱きます。
そういう女の子を「本命」「結婚したい」と思う確率が、
かなり高い。

「私、料理得意じゃないの」と、
謙遜でも男性の前で言わない方がいいです。
料理が得意じゃない=結婚相手にふさわしくない=本命から外す、
と思う男性も中にはいます。
まあ男性の偏見というか幻想なのですが。

ただ手作りプレゼントで注意したいのは2つ。
1つは最低限のクオリティは必要ということ。
男性は女性ほど物や食に対して厳しくはないので、
ものすごくうまい必要はないんですけど、
あまりにプレゼントした手作りのものが下手だと、
はっきりいって逆効果です。

もし手作りプレゼントするなら、
ある程度、練習しておいた方がいいです。
ただし多少の失敗は愛嬌として、
好感度がアップする可能性もあります。

もう1つは、手作りを押し付けがましくすると、
「重い女」と受け止められてしまいます。
「私がわざわざ時間をかけて作ってあげたんだから、
必ず着てほしい」みたいな、
恩着せがましいことをするとかえって逆効果。
「そんなもん頼んでないし」とか、
「面倒なら作るなよ」とか、
逆に反感を買う可能性があります。

手作りマフラーとか手作り料理とかにしても、
さらっとやってあげて、
あまり厚かましさを出さないのがコツです。

ただし手作りの頻度が多いと、
「便利な女」「貧乏ったい女」みたいな、
変な思われ方もされかねないので、
ここぞという時だけに限るようにしましょう。

<女性>
女性は“ブランド”に弱い。

“ブランド”というのはブランド品という意味ではないです。
第三者的な太鼓判がついた評価されたものという意味での、
“ブランド”に弱いという意味です。
“イメージ”と言い換えてもいいかもしれない。

たとえばクリスマスに「インド料理店を予約した」、
と言われた女の子は、多分不信感を覚えます。
逆に「フランス料理店を予約した」と言われると、
それだけでなんとなくいい気持ちになります。

ような「ブランド」「イメージ」的なものを気にするということ。
まずいフランス料理店と、
ものすごくおいしいインド料理店であっても、
「フランス」と「インド」というイメージで、
大方の評価がされてしまう。

男性の実利的な視点でプレゼントとか食事の店を選ぶと、
たいてい失敗します。

プレゼントにしても男性とは逆で手作りはやめた方がいい。
たとえばプロのミュージシャンでもないのに、
「クリスマスプレゼントにおまえのために作った曲を聴いてくれ」
なんて、男性は自分のやっていることに、
すごくうっとりして自己満足を覚えるかもしれないけど、
多くの女性にとっては、それはそれでうれしいけど、
でもそれでクリスマスプレゼントは終わり?
って気持ちになると思います。

お金があんまりないのに、
今回はがんばってお金をためて、
きっとそこそこ値が張るであろう物を買いましたって方が、
女性に喜ばれる可能性は高い。

女性はその点、男性とは違ってシビアに見てるんで、
「ブランド」的なイメージを大切にする必要があります。

いい意味で夢を見させてあげるとか、
普段とは違うワンランク上のものとか。
それは別に「金のかかる女」とか、
「ブランド物が好きな女」でなくても、
クリスマスプレゼントぐらい、
ケチらず夢を見させてほしいと思う女の子は多いはず。
演出してあげることが大事です。


ちなみにこうした男女の意識の差を見事に表して、
すごく感心したのが、
ミスチルの「NOT FOUND」の歌詞。

僕はつい見えもしないものに頼って逃げる
君はすぐ形で示してほしいとごねる

僕を男性、君を女性と読みかえることができ、
いや~そうだよな!と思いました。

何はともあれ、プレゼントというのは、
相手を喜ばすものであって、
自分を喜ばすものではない。

自分が喜ぶためではなく、
相手が喜ぶものを考えてプレゼントすれば、
きっと二人の仲も良くなるのではないかと思います。

by kasakoblog | 2008-12-24 01:08

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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