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日本政府は小室哲哉と同じ

この不景気で収入が減りました。
みなさんはまず何をしますか?

1:無駄遣いを減らして支出を抑える
2:今の生活を維持するため借金して収入を補う

多くの人が1と答えるのではないか。
2と答えた人は多重債務者になり、いずれ破綻するだろう。

このあり得ない2という選択肢を、
小室哲哉は選んだから詐欺をしてしまったわけです。
自分の高収入が減ってしまったけど、贅沢な生活はやめたくない。
だから借金しようと。

今の日本政府も2を選択している。
税収が大幅に減りました。
さてどうしますか?というところで、
借金を増やすことにするようだ。
つまり赤字国債増発である。

税収が減ったのなら、
無駄な政治家や役人を減らしたり、
国と地方で同じことやっているような、
無駄な支出を削減したりして、
真っ当な一般家庭と同じように、
無駄な支出を減らすことが先なのに、
それは選ばず、小室哲哉や多重債務者と同じ選択をした。

借金してこの急場を逃れればいいや。
いつかどうにかなるだろう。
その結果が、たまりにたまった莫大な借金である。
借金を返すために借金ができるうちは、
自転車操業できるから破綻はしないが、
借金ができなくなった時、破綻する。
多重債務者と同じように。

いや、かさこさん、1、2以外に、
もう1つ、収入が減った時に、
対処する方法がありますよという人もいるかもしれない。

3:他の仕事を増やして収入を増やす

平日仕事を終えた後、夜のバイトをする。
土日も別のアルバイトをするなど。
国でいえば、収入を増やす方法は簡単。
増税だ。

確かに借金するよりいいかもしれないし、
収入不足を簡単に補えることは確かだ。
しかし多くの場合、これも長続きしない。
なぜなら負担が重過ぎるからだ。

平日毎日仕事をしながら、夜も仕事をすれば、
収入は増えるが、体に与える負担は大きくなる。
短期間ならどうにかなるかもしれないが、
それが何年も続ければ、いつか体を壊してしまう。

実際、借金まみれの多重債務者が、
仕事を増やして体を壊し、
夜の仕事だけでなく、平日の仕事もできなくなってしまい、
元も子もなくなってしまう場合もある。

これを国に置き換えるとどうなるか。
増税すれば確かに収入は増える。
しかし増税すれば国民の生活は痛むわけだ。

多少の増税ならいいが、
収入源を増税に頼りすぎれば、
国民の負担が大きくなり、
国民がそれに耐えられなくなってしまったら、
国民経済がおかしくなり、
増税不況によりかえって税収が減ってしまい、
元も子もなくなってしまう。

国家も個人も収入が減った時、やることは1つ。
無駄を省くことだ。

ところが日本政府は、無駄なものは温存し、
医療とか社会福祉とか、
生きていくために必要なものを、
削減しようとするおかしなことをしている。

無駄を省くというのは、
生きていくために必要なものを省くことじゃない。
今の日本政府がやっていることは、すべて逆。

1:無駄を省かず、必要なものを省こうとし、
2:借金に借金を重ねて収入を取りつくろおうとして、
3:増税して国民負担を重くする

これではいつか破綻することは目に見えている。
国籍法改正で「誰でも日本人になれてしまう」
と危惧する声があったが、
破綻国家の国籍を持ちたいと思う人は、
この先、どんどん減るだろう。
金持ちなんかは真剣に考えてると思うよ。
日本国籍やめて、どっか別の国籍とろうとか。

金銭感覚がおかしい政治家や官僚が、
国民を不幸にしようとしている。

一般家庭や個人と同じように、
節約することからはじめてほしい。
それはそんなに難しいことじゃない。

by kasakoblog | 2008-12-07 13:48 | 消費税

好きを仕事にするセルフブランディング&ブログ術を教えるかさこ塾主宰。撮影と執筆をこなすカメラマン&ライター。個人活動紹介冊子=セルフマガジン編集者。心に残るメッセージソングライター。


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