2008年 11月 12日
globe再ブレイクか?!
小室哲哉逮捕ニュースで、
多くの方が「久々にglobe聴いてみようかな」
と思ったのではないか。

バカなエイベックスは逮捕ニュースを受け、
globe全曲配信停止してしまったが、
新曲発売中止はともかく、
過去の名曲を聴き直したいと思う多くの人が、
レンタルで借りてきたりとかしてるんじゃないか。

私も小室詐欺ニュースで、
久々にglobeを聴いてるんですが、
今、聴いてもまったく古くなく、
やっぱりいい音楽だな!と感慨にふけっています。
というわけで、
今回はglobeの代表的な名曲を紹介します。

■globe
殺伐とした世の中で、
閉塞感を感じながらも、
生きていかなければならない現代人に向けた、
バブル崩壊後の長い不景気の中で、
自信を失い、道を見つけられない日本人に向けた、
悲壮でかつ切ない社会ソングが多い。
まさに時代・社会を見事に反映した音楽といえる。
しかもそこにKEIKOの高音でかつ泣き叫ぶような、
切ない歌声が、まさにこうした曲に見事にマッチした。

多くの曲に答えや救いはなく、
現状の社会の苦しさや、
物悲しさを歌ったものが多いだけに、
残念ながら圧倒的な一時代を築いたものの、
その後はなかなかヒットが出なかったのかもしれない。

そのような意味で、浜崎あゆみと似ている。
同時期に活躍したミスチルのように、
その頃は社会の悲しさや憤りを歌っていても、
時代や社会の変化とともに、
救いや答えを見つけることができ、
社会への怒りだけでなく、
生きていくことの喜びや幸せを見出せたミスチルは、
今も多くのファンを獲得しているのは、
ある意味ではglobeとは非常に対照的だ。

ただ今、聴いてもglobeがまったく古くなく、
聴き直して素晴らしいと感じるのは、
根本的に日本社会が悪い方向に行っていて、
それが変わっていないからなんだと思う。

小室音楽史の中でいえば、
小室の原点ともいえるTMNETWORKを継承・進化させ、
時代に合わせて見事にアレンジし直した、
代表的アーティストだと思う。
そのような意味で、TMとglobeこそが、
小室音楽の完成形といえる。

・FACES PLACES
どこに向かって、
何を信じて歩いていけばよいのかわからず、
迷い、悩み、彷徨い続ける現代人の閉塞感を、
これほどまで見事に歌い上げた曲はない。
「FREEDOM」を進化させ、
さらに壮大な曲に仕上げた、完成度の高い曲。

出だしの部分を聴いただけで、
涙が出てくるような切なさもあり、
そうした中でKEIKOが泣き叫ぶように、
高音で歌っていくのが、
まさに今の社会を象徴しているというか。
現代社会の映し鏡のような見事な曲です。

・Love again
恋の歌なんだけど、
サウンドからはもっと深いテーマを感じさせる、
現代社会曲。

時代の焦燥感の中で、
人恋しいと思う現代人の、
恋や愛を求め、悩み、彷徨い、溺れ、
でもそこに救いを求めようとする、
現代社会の求道的な曲のように聴こえてくるんです。

単に誰かが好きだとかふられたとかではなく、
こんな時代、こんな社会だからこそ、
裏切られても人を求め続けてしまうみたいな、
人間の宿命を歌ったような、実に奥深い曲で、
でも音楽的には聴き心地がよいので、
大好きな曲の1つです。

・DEPARTURES
言うまでなくglobeの代表曲。
これほど切ない曲もまたない。
寒さに凍え、震えながら、
自分の道を孤独に歩いていくみたいな、
そんな悲壮な旅立ちの唄。
恋心の切なさを歌ったサビも、
現代社会の暗喩のようにも聴こえ、
言うなればglobe版「終わりなき旅」
といってもいいかもしれない。

・FREEDOM
時代・社会の閉塞感を、見事に歌い上げた曲。
息詰まる社会の中で、
叫びにも似た自由に生きていきたいという衝動を、
KEIKOの歌声が見事にはまる。

歌詞もすごく意味深なものが多く、
現代の問題を問いかけた、
非常に社会的メッセージソングでもあると私は思います。

・Perfume of love
切なさ、物悲しさが漂う社会の中で、
残香を頼りに、自分が求めるものを、
いつまでもあきらめきれず、
もがき苦しみながら、
都会で生きていく様を歌ったそんな曲。

また逆に自分に香りをふりまいて、
都会の人ごみの中で、
自分の存在に誰か気づいてほしいという、
自己の存在証明を強烈に求める、
心の叫びを歌った曲でもある。

globeについては2枚組みベストアルバム
「CRUISE RECORD 1995-2000」を聴けば、
ほとんどの代表曲が網羅されてます。


by kasakoblog | 2008-11-12 14:06 | 音楽


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