2009年 03月 14日
麻生本が“祭り”で売れるバカさ加減
その国のマスコミと政治家がバカなのは国民がバカだから。

マスコミが政策の本筋ではなく、
失言だの給付金もらうもらわないだの、
どうでもいいことで麻生首相をバッシングし過ぎた。

その反動で、ネットでは、
バッシングを受けた麻生首相の支持率を上げるため、
麻生首相の著書を買おうと、“祭り”が起き、
全国の紀伊国屋書店で1日5冊しか売れなかった麻生本が、
ネットの呼びかけ日に272冊も売れ、
ニュースで騒がれる。

結局、マスコミがバカだといっても、
国民がこの程度だから、マスコミもバカなのではないか。

祭り騒ぎでニュース(マスコミ)に取り上げられることを期待する。
マスコミが麻生をバッシングし過ぎたという義憤で、
出版社(マスコミ)が政治家を過大に持ち上げた政治家本を買う。

バッシングも無批判の購入も、コインの表裏であって、
やっていることはマスゴミと変わらない。
騒ぎを楽しんでいる。それだけじゃないのか。

結局マスコミや政治家のレベルって、
国民のレベルで決まるわけです。
国民がネットの購入キャンペーンに、
いとも簡単に便乗してしまう、その浅はかさこそ、
マスコミの浅はかさと対をなすものではないか。

マスコミの報道の仕方は確かにひどい。
ネットはマスコミの偏向報道に対する対抗手段になり得る。
それが単にネットでわめいているだけでなく、
本の売上げが急増するといったような、
具体的に社会を変える動きにまで発展する力を持っている。
これは確かにすごいことだ。

しかしもはやネットもマスコミ(マスコミュニケーション=大衆伝達)の一種ではないか。
テレビを見て麻生バッシングに「洗脳」されるのと、
ネットを見て麻生本購入キャンペーンに「洗脳」されるのと、
一体、何が違うのか。

マスコミの偏向報道を批判するなら、
どこが偏向しているのかを具体的にネットで書けばいい。
麻生太郎を支持したいなら、
麻生太郎がどんなビジョンを持っているのか、
本の書評でも書けばいい。

本を買ったところで著者に入るのは価格の10%程度なんだから、
(大半は麻生バッシングをするマスコミ出版社に入る)
麻生氏を応援したいなら、
それこそ個人献金でもすればいいんじゃないか。
その方がよっぽど麻生支持につながるんじゃないか。

マスコミもネットもどこかで微妙に、
本筋からズレていく。
定額給付金そのものの問題ではなく、
麻生首相がもらうとかもらわないとか、
そんなことはほんとどうでもいいことなのに、
そればかりを報道して「ブレた」とか騒ぐマスコミは確かにバカだ。

しかし麻生太郎を支持することと、
麻生本購入キャンペーンをして騒ぐことは、
微妙にズレていないか。

だって麻生本の出版社は新潮社ですよ。
麻生本が売れれば、麻生氏に印税が入ってくるだけでなく、
新潮社も潤う。
新潮社はご存知、週刊新潮などの週刊誌を出している。

麻生支持で麻生本を購入した金が、
出版不況であえぐマスコミを潤し、
その資金が週刊新潮の取材費や制作費にまわり、
しょうもない麻生バッシングが繰り返される源泉となるわけです。

本当に麻生太郎を支持するなら、
違ったやり方があるのではないか。
むしろ新潮社(マスコミ)の本なんか買わない方がいいんじゃないのか。

本購入キャンペーンをネットで仕掛けたのは、
実は本が売れなくて困っている出版社の担当者だった、
という可能性だってある。

反マスコミのつもりで呼びかけに応じて本を買ったものの、
偏向報道しているマスコミの巧みな戦略に、
まんまと引っかかってしまったということなら、
これほど教訓めいた話はない。

また麻生本がネットの祭りで売れるというニュースは、
「だから麻生支持派はバカなんだ」と、
かえって反麻生派から思われるだけで、
麻生支持率アップには逆効果じゃないか。

結局、麻生支持という目的よりも、
ネットで騒いで実際に本が売れて、
祭り騒ぎがマスコミで取り上げられたらおもしろいなという、
手段が目的化する愚行そのものになってしまったのではないか。
まるで麻生を叩くために、
揚げ足をとるマスコミのように・・・。

マスコミや政治家は国民の鏡。
国民ひとりひとりが、
マスコミやネットの騒ぎに惑わされているうちは、
日本の政治もよくならないと思う。

※麻生本の新潮社の週刊誌の特集内容(2009年2月26日号)
「奇妙な笑い」「さまよう視線」「不眠」「ツメ噛み」「5キロ減」
麻生さんは「鬱病」!


by kasakoblog | 2009-03-14 23:26 | ネット


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