好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

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2009年 04月 02日

高校球児のブログ侮辱を騒ぐ神経

高校球児は純粋無垢な人間であるべきとの、
世間の妄想が横行しているように思う。たかが高校生なのに。

先日、宮城県の利府高校の選手が、
対戦校・静岡の掛川西高校の選手について、
ブログに「変な顔のやつばっか 笑 昭和くさい」
と書き込んだ話題が、大仰にマスコミで取り上げられていた。

ちょっと私はびっくりした。
ブログで侮辱というから、死ねだとか殺すだとか、
そういうことを書いたんだと思った。

しかし書いたのは、
「変な顔のやつばっか・笑」「昭和くさい」程度。
これを全国ニュースで大騒ぎすることのほどなのか、
私にはまったく理解ができない。

好ましいことではない。
しかしこの程度のことで、
いちいち大騒ぎするマスコミは、
どうかしているとしか思いようがない。

こんなことに目くじら立てて、
苦情を言う方も言う方だ。
そんなことで頭にきて、苦情を寄せる神経こそ、
ブログにしょうもない書き込みをした選手と、
同レベルの低脳ということだろう。

別にこんなもん、放っておけばいいじゃないか。
だいたいこの選手のブログなんか、
たいしたアクセス数もないだろうし、
うちわの友人が見る程度のものだろう。
かりにアクセス数がかなりあったところで、
別に監督が発言したわけでもあるまいし、
発言内容も到底、大騒ぎするレベルのものではない。

「勝ったら殺す」とか「ここの選手はみな泥棒だ」みたいな、
脅迫、名誉毀損のような書き込みなら、
放置するのは許されず、
この選手を厳しく罰するべきだろうけど、
変な顔なんて別に言わせておけばいいじゃないか。
なんでこんなことにまで神経尖らせるんだろう。
バカじゃないかと思う。

マスコミ的には国民の注目を集める、
格好のニュースだと思ったのだろうが、
昨今、問題になっているような、悪質なブログコメントや、
学校裏サイトに書き込まれているような、
許しがたい誹謗中傷とは、まったく質が違いすぎる。

こんなしょうもないブログの揚げ足とる暇があったら、
もっとひどいネット中傷問題に目を向けるべきだろう。

しかし立派だったのは掛川西高校の対応。
「掛川西校の生徒として反論したり、
ネットに書き込んだりしないように。
何事もなかったように真しな行動をしてほしい」
「被害者が加害者にならないよう気をつけるように」と、
生徒の動向に注意を促したという。

この程度の文章にいちいち反応し、
騒ぎを大きくすることの方が、
下手をしたら自校の生徒にも悪影響を与えかねない。
だってそもそもマスコミが取り上げなければ、
相手校の選手がこんなこと書き込んでいるなんて、
知らずに済んだ話じゃないのか。

どうも最近の日本は「潔癖」すぎるきらいがある。
許しがたい「悪」は徹底的に排除し罰するべきだが、
人間なんて聖人君主なわけでもないし、
悪口の1つや2つ、言って当たり前であって、
そんなもの無視すれば済む話。

社会に完全無菌を求めるのは、
かえって住みにくい社会になりかねない。
苦情を言ったバカものは、生きていて何一つ、
他人の悪口を言ったことないとでも言うつもりなのだろうか。

「悪口言うのとブログで書くのとは違う」というかもしれないが、
アクセス数の少ないブログで書くのと、
いろんな人に悪口を言いふらすのと、
どちらが社会的に悪影響があるか、考えた方がいい。

なんでもかんでもネットが悪いという、
反ネット主義者の仕業ではないかとも思えてくる。

過敏になり過ぎることはいいことではないと思う。

ちなみに利府VS掛川西は10対4で利府が勝利。
利府はその後も勝ち進み、4強までコマを進めた。


by kasakoblog | 2009-04-02 13:04 | ネット


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